アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」観てますか?
今回は炭治郎と堕姫との戦いだけでなく、人間ばなれした伊之助の活躍、そして天元と三人の嫁達に注目です。
「水の呼吸」より「日の呼吸」
ヒノカミ神楽を受け継ぐ竈門家の長男・炭治郎……実は「水の呼吸」との相性はそれほど良くなかったようですね。
幼少の日に見た父の舞う「ヒノカミ神楽」は炭治郎自身が想像している以上に体に染み付いていたようで、「水の呼吸」で鱗滝や義勇ほどの境地に至るのはほぼ不可能とうっすら自覚してたんですね。
とはいえ、炭治郎が「日の呼吸」を使いだしてからまだ日が浅く、過去の戦いで技を繰り出した後は体力をごっそりと持っていかれ、ほぼ戦闘不可能な状態に陥ってしまう。
ただ、改善策として体温を上げることにより「日の呼吸」の扱いが楽になることはわかってる。
蝶屋敷で38度の高温を出した際には女の子に心配されるも炭治郎のコンディションは極めて好調……「日の呼吸」と高体温は今後も重要な鍵になりそうですね。
実際、堕姫との戦いにおいても「日の呼吸」を駆使したほうが明らかに「水の呼吸」よりも効果的だったし、何よりも煉獄からの遺言である「心を燃やせ」は炭治郎の「日の呼吸」とひどく相性がいいように思えるんですよね。
何より見てるこちらのテンションも上がる。
やっぱり煉獄の背中はぐっとくるものがありますね。
だからといって決して「水の呼吸」をないがしろにするわけではありません。
様々な経験を力に変えて、炭治郎には今後とも心を燃やし続けて、多くの人々を守り続けて欲しいものです。
伊之助 vs 堕姫(帯)
伊之助と堕姫(帯)との戦いが見ものでしたね。
堕姫(帯)が地中にいることを突き止めた伊之助は得意の関節外しでモグラのごとく追跡開始。
もしも穴の最中で遭遇したら確実に伊之助殺られて……という心配をよそに堕姫(帯)の美女貯蔵庫に無事到達して個人的にはちょっとほっとした。
十二鬼月ともなると、その場で人間を食すのではなく、ある程度溜め込む修正があるのだろうか。
下弦の壱・魘夢も無限列車に大量に溜め込んでましたからね……結局一人も食すことは叶わなかったけど。
今回、伊之助はこの人質達を気にしながらの戦いを強いられた。
さらには帯なので本体は別にいるという……さすがの伊之助もこの状況には難易度の高さを痛感してた。
ただ、途中で斬り裂いた帯の中から思いがけぬ援軍が現れたのは行幸だった。
天元の囚われていた嫁二人、まきをと須磨。
まきをは戦闘できるんだけど、須磨は戦闘は不得手とのこと……その割には避ける家庭で帯を縦に裂いたりするなど、本人の思惑とは裏腹に結果ついてきてちょっと草。
そして形成の巻き返しに大きな役割を果たしたのが眠ったままの善逸こと善子ちゃん。
女装から放たれる霹靂一閃・六連は少々シュールながらもやっぱり格好良かったです。
おそらく守りながらの戦いでなければ、堕姫(帯)は伊之助一人でもどうにかなったようには思う。
ただ、今回のように少しずつ増援されるパターンは王道ながらもやっぱりテンション上がりますね。
天元と三人の嫁さんたち
気になっていた天元の嫁三人、今回の放送で全員登場を果たしましたね。
シリアスモードに突入した天元は嫁の命第一に行動開始……堕姫(帯)に囚われていた一人目の嫁・雛鶴を早くも救出していましたね。
雛鶴は蕨姫が鬼であることを突き止めたまでは良かったものの、逆に蕨姫からもしっかりと目をつけられていた。
毒を煽って足抜けしようとしたところ、蕨姫から渡された帯により囚われの身になってしまってたんですね。
そして二人目、三人目の嫁である、まきを、須磨は伊之助の野生の勘のおかげで帯の牢獄から解放された。
なんとも皮肉なものですよね……伊之助は作戦開始前に「嫁、死んでんじゃね?」と極めて無関心な様子を見せてたのに、結果的には同時に二人救出してしまったのですから。
そして善逸の霹靂一閃で盛り返したところに、最後は畳み掛けるように登場した天元の早業が一気にかっさらっていってしまった。
旦那様の到着に須磨はうるうる、まきをの過去の回想が始まる。
天元の命の優先順位は嫁、パンピー、そして俺(=天元)。
忍びの命はとても軽く、ましてや男に力の劣るくのいちにとって、命をかけることは最低限の義務でもある。
そんな暗黙の掟の中において、当時からド派手な天元は、嫁達に任務よりも自身の命を優先せよと厳命する。
忍びにあるまじき言葉……けれどもまきをを含む三人の嫁達にはこれが効いた。
ヤンキー丸出しのいかにも気の強そうなまきをがこの回想をしたことに個人的には強く刺さった。
少々カッコつけな部分が目立つ天元だけど……この嫁に対するスタンスは文句なく尊敬できる。
そんな天元様、ド派手に行くのはまだこれからだそうですよ。
次回が楽しみで仕方がない。
以上、アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第5話「ド派手に行くぜ‼」を視聴した感想でした!
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- 第1話『残酷』
- 第2話『育手 鱗滝左近次』
- 第3話『錆兎と真菰』
- 第4話『最終選別』
- 第5話『己の鋼』
- 第6話『鬼を連れた剣士』
- 第7話『鬼舞辻無惨』
- 第8話『幻惑の血の香り』
- 第9話『手毬鬼と矢印鬼』
- 第10話『ずっと一緒にいる』
- 第11話『鼓の屋敷』
- 第12話『猪は牙を剥き 善逸は眠る』
- 第13話『命より大事なもの』
- 第14話『藤の花の家紋の家』
- 第15話『那田蜘蛛山』
- 第16話『自分ではない誰かを前へ』
- 第17話『ひとつのことを極め抜け』
- 第18話『偽物の絆』
- 第19話『ヒノカミ』
- 第20話『寄せ集めの家族』
- 第21話『隊律違反』
- 第22話『お館様』
- 第23話『柱合会議』
- 第24話『機能回復訓練』
- 第25話『継子・栗花落カナヲ』
- 第26話『新たなる任務』
- 劇場版 無限列車編
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