アニメ「鬼滅の刃 無限列車編」7話感想!さらば煉獄杏寿郎

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アニメ「鬼滅の刃 無限列車編」観てますか?

 

第二話 深い眠り

 

今回でいよいよ「無限列車編」最終回。

 

煉獄の最後の勇姿を目に焼き付ける……涙を蒸発させるくらいに。

 

 

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究極の不屈の闘志

 

 

致命傷を負いながらも絶対に折れない……そんな煉獄の不屈の闘志にただただ心が震えました。

 

首を斬られないかぎり無尽蔵に回復する猗窩座に対し、煉獄の負った傷はもう取り返しのつかない状態にまで陥っていた。

 

戦いを見守る炭治郎でさえ絶望的な気持ちになる中、煉獄は驚くべき闘志を燃え上がらせるんですね。

 

その煉獄の背中のあまりの凛々しさに鳥肌が止まらない。

 

煉獄の放つ裂帛の闘志は内なる炎として全身を駆け巡る……その時の煉獄の構えがもう言葉には表現できないくらいに圧倒的。

 

そして放たれる奥義、玖ノ型【煉獄】……自身の家名を冠するその奥義はそれはもうとんでもなかった。

 

原作で初めて見たときも非常に興奮した記憶があるのですが……アニメのそれは別次元。

 

思いつく限りのイマジネーションを詰め込んだかのような凄まじい描写に思わず呼吸を忘れ、瞬きも忘れ、現実も忘れそうになるくらい、ただただひたすら無我夢中。

 

今だにそのシーンのBGMを聞くだけで鳥肌が立ってくる。

 

煉獄はまさに炎柱……その熱量は見てるこちらも不可避ですよ。

 

 

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母の教え

 

 

煉獄のこの生き様の根底には母、瑠火(るか)の教えがあったんですね。

 

「選ばれし強き者」……猗窩座が思わず口走ったこの言葉が、煉獄の母の記憶を呼び起こす。

 

記憶の中の母・瑠火は毅然とした美しさを持つ一方で、病で余命わずかな状態だった。

 

そして杏寿郎はまだ幼く、弟の千寿郎はもっと幼い。

 

弟が昼寝する横で、煉獄は母から問いを受ける……強き者の責務について。

 

「わかりません」と答えると、母は優しく責務を説く。

 

その力は弱き者を助けるためにある。

 

その力で私腹を肥やしてはならない。

 

猗窩座の言う「強き者」と、母の言う「強き者」は、その根底がまったく違う。

 

そしてその母の教えは今まさに全うすべき時にある。

 

腹を貫かれ、敗れたかに見えた煉獄に、再び力が蘇る。

 

もう、たまりませんよ本当に。

 

どこまで心揺さぶれば気が済むのか。

 

 

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絶対に逃さない! 離さない!

 

 

 

猗窩座に腹を貫かれながらも、驚くべき力を発揮する煉獄の姿に、何度観ても感極まって涙が溢れてしまいますね。

 

映画を見て涙を流す場面って、だいたいテンプレ的なお涙頂戴の場面が多いと思うのですが、こと「鬼滅の刃」に関しては、こういう極限の戦いの中で泣かされてしまう時がありますよね。

 

第1期で言えば、19話での戦い。

 

正直なところもう19話を超える場面なんて今後見られないんじゃないか。

 

そう思ってた時期が私にもありました。

 

間違いでした。

 

煉獄と猗窩座との戦いは、これまでのどの戦いをも凌駕する圧倒的な迫力と熱量があり、劇場で何度も何度も感極まって泣かされました。

 

もちろん今回の放送も同様。

 

母の教えで再度心を燃やしてからの、猗窩座の首への斬撃からの、猗窩座の攻撃防御……さらには貫かれた胴体をしての猗窩座の拘束。

 

もうこの時点になってくると、煉獄の放つ一言一句が心を揺さぶってくるんですよね。

 

『逃さない!』

 

『離さない!』

 

もう涙しか流せない。

 

 

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炭治郎、魂の叫び

 

 

敗走する猗窩座に対する炭治郎の魂の叫び、そして悔し涙にもらい泣きどころじゃなかったです。

 

結局猗窩座は夜明けの太陽が昇るのを恐れて、自ら腕を捨てて敗走するわけですが……ここからの炭治郎の怒りっぷりがそれはもう凄まじかった。

 

日輪刀を惜しげもなく投擲して、猗窩座に見事命中させると、今度は「逃げるなぁぁぁ!!」と全力で猗窩座を口撃。

 

いかに鬼殺隊が鬼に対して不利な条件で戦っているのかを叫び、勝ったのは煉獄だと豪語する。

 

炭治郎は人前ではあまり愚痴っぽいことは言わないんだけど、今回だけは悔しさが天元突破して烈火のごとく激怒して……大粒の涙を流してた。

 

こんなん見せられたら、こちとらもう号泣どころか嗚咽ですよ。

 

花江夏樹の演技が本当に素晴らしかったですね。

 

 

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さらば煉獄杏寿郎

 

 

猗窩座は逃げ、あとは死を待つばかりの煉獄……その最期の遺言がひどく優しくて温かくて、そして力強かったですね。

 

炭治郎が以前に質問した「ヒノカミ神楽」……当初は「知らん」とかなりそっけない返事をしていたものの、ここに来て歴代炎柱の手記について言及し、煉獄家を尋ねることをすすめてくれるんですね。

 

煉獄は愛する弟だけでなく、冷たい父に対しても言伝を頼み、炭治郎たちに大きな労いと期待の言葉をかけるんですね。

 

この煉獄の最期の遺言は不思議なことに、なんだか見てる私にもかけられているような気持ちにさせられる。

 

その中でも特に心に響くのが「心を燃やせ」からの「成長しろ」

 

煉獄は炭治郎たちに大きな期待を抱いてる。

 

鬼殺隊の次なる柱になることを信じてる。

 

そして一通り言い終えた後に出てきた母の姿。

 

煉獄の問いに対し、母は労いの言葉をかける……煉獄の満面の笑みがたまらない。

 

煉獄が責務を全うした瞬間ですね。

 

さらば煉獄杏寿郎。

 

その勇姿は鬼殺隊全員の心を燃やし続けることでしょう。

 

 

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遺志を継ぐものたち

 

 

責務を全うし満面の笑みで天へ召された煉獄亡き後……炭治郎たちはその遺志を継ぐことになるわけですが……。

 

炭治郎が自身の無力さに打ちひしがれる中、伊之助は精一杯強がって見せていた。

 

伊之助は炭治郎が猗窩座に対して強い怒り、そして悔し涙を流している場においても、体を小刻みに震わせて自身の感情を精一杯抑え込んでいるように見えた。

 

ひょっとしたら伊之助自身もその感情に戸惑っていたのかもしれない。

 

けれども伊之助は煉獄の「信じる」という言葉を真正面から受け止め、涙ぼろぼろ流しながらも大きな声で炭治郎たちを叱咤する。

 

もうこの時の伊之助の愛しさときたら……思い出すだけで瞬間的に目が潤む。

 

とはいえ伊之助自身も煉獄を喪ったショックは大きく、行き場のない感情を可愛らしくぶつけてたな。

 

泣けるわ。

 

そして更に涙を誘ったのが煉獄の鎹鴉の要(かなめ)ですよ。

 

涙を浮かべながら伝令のために飛び去る様子はあまりにも切なすぎた。

 

泣けるわ。

 

煉獄の死を知った柱たちの反応も様々……個人的には不死川の「殲滅」発言に震えました。

 

煉獄の遺志は間違いなく受け継がれてる。

 

次回からはいよいよ「遊郭編」突入……楽しみすぎてどうにかなりそう。

 

以上、アニメ「鬼滅の刃 無限列車編」第7話「心を燃やせ」を視聴した感想でした!

 

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