アニメ「八男って、それはないでしょう!」観てますか?
今回のヴェル君はまたしても竜と戦うハメになるわけですが……そこで新たに登場したアームストロングがとにかく濃いぃ。
ムキムキマッチョな王宮筆頭魔導師アームストロングの規格外さと、戦地で負傷者達を癒やし続けるエリーゼの戦いに注目です。
完全に名前勝ちしてる王宮筆頭魔道師
ヴェルが唐突な竜退治に駆り出されていましたね。
その際、一緒に出動することになったのが、ヘルムート王国の王宮筆頭魔導師のアームストロング。
ムキムキマッチョな巨漢に加えて、頭部はパイナップルモヒカン……どこかの世紀末で覇者でもしてそうな風貌で、とても魔導師には見えない……でも筆頭なんですよね。
飛行魔法ではヴェルが追いつくのも精一杯な超高速でかっとび、対竜戦においては、魔力によって生み出した魔導機動甲冑に身を包み、ゴリゴリの肉弾戦で竜をボコボコにしばきまくる……たぶんヴェルいなくても勝ってたやろコレ。
そんな規格外の生物、アームストロングはどこかの錬金術師にも負けないくらい、圧倒的に名前勝ちしていた。
こういうキャラ、好きですね。
社畜ならぬ貴畜?
今回の竜討伐……唐突な命令にも関わらず、貴族の義務ということで、基本的には無報酬……残念ながら異世界にいっても絶賛社畜中ですね。
しかもヴェルを向かわせた理由はそれだけでないんですね。
他の領地持ちの有力貴族に依頼をすると、褒美としてパルケニア草原を領地として与える必要がある。
その点、領地なしの準男爵のヴェルならば、領地の代わりに勲章あげてば事足りるし、最悪、お金で片がつく……この国の王は非情なまでの緊縮脳なんですね。
それにヴェルの場合、討伐した後の竜を収納できるマジックポーチも持っている……つまり本人の報酬はその素材の売却益を当てれば良し。
ほんと安上がりな英雄ですよね……一応、貴族だというのに。
もう社畜というよりは貴畜といったほうがいいのかもしれない。
聖女エリーゼの戦い
ヴェルの婚約者、エリーゼが聖女としての役割を全うしていましたね。
ヴェル達が竜を討伐するも、本当の驚異となるのは、無数に存在する雑魚モンスター……かつての師匠もその数の多さに命を落としたことから、こればかりはヴェル達少数精鋭でも防ぎ切ることは不可能。
よって多数の兵士や傭兵が駆り出されることになったわけですが……戦線での負傷者の数はとても多く、エリーゼも聖女として駆り出されたんですね。
前線でのヴェルの奮闘ぶりを聞きながら、聖魔法で治癒しまくるエリーゼの姿は、兵士達にとってはまさに聖女そのもの……ある意味、ヴェルと対を成す英雄ともいえる。
そんな彼女にとって、大きな心の支えとなったのが、もうひとりの英雄、ヴェルだったわけですが……ここに来て、ヴェルの言葉がひしひしと彼女の身にしみるんですよね。
魔力もほぼ尽きかけようというところ、ヴェルにプレゼントされた魔石の指輪の魔力でさらに奮闘……完全に尽きてからは治療道具に切り替えるなど、聖女と呼ぶにふさわしい芯の強さを見せていた。
聖女エリーゼの戦いは、前線で戦うヴェルにも引けをとらないものだったんじゃないでしょうか。
英雄だけど英雄じゃない
ヴェルとエリーゼ……戦いを終えて再会を果たした二人のシーンがとても印象的でしたね。
ヴェルが負傷したと聞いて慌てるエリーゼ……ヴェルの無事な姿を見て気を失ってしまうのですが……その後目を覚ましたあとのエリーゼがこれまでに見せたことがないような一面を見せるんですよね。
ヴェルが必死に英雄を演じていたのと同様、エリーゼもまったく同じように聖女を演じていたんですね。
他の人間には決して理解されないこの気持ち……今回の壮絶な戦いの中にて、エリーゼの中でのヴェルの存在がとても大きく大きくなったようでした。
いつもにこやかで心を読めないエリーゼが……表情を消してただただうつむくだけの描写がとにかく秀逸だったと思う。
英雄だけど英雄じゃない……そんな二人が惹かれ合うのはある意味当然なのかもしれない。
側室に寛容な世界
エリーゼが正妻候補として収まったと同時に、とんとん拍子に側室も確定していましたね。
元々エリーゼは、ルイーゼとイーナの二人をヴェルの婚約者と思い込んでいたわけですが……ヴェルは否定……逆に側室についてどう考えてるか質問したところ、エリーゼ的には側室の存在は当たり前とのご回答。
そのどさくさにまぎれて側室に立候補したルイーゼとイーナ……あっさりとエリーゼの承認を得ることに成功し……お色気側室作戦ミッションコンプリートしてしまった……もっとお色気欲しかったなぁ…。
それにしても、ヴェル君、ちょっとだけいやらしい顔していたな……。
側室に寛容な世界……いよいよヴェルのハーレムライフが始まるのか…。
まとめ
アニメ「八男って、それはないでしょう!」第6話「弾丸出張って、それはないでしょう!」を視聴した感想について書きました。
今回は唐突な竜討伐が発生したことにより、ヴェルとエリーゼ、二人の英雄のそれぞれの戦いが描かれていたわけですが……個人的には新たに登場したアームストロングのインパクトがあまりに強くて、ずっと終盤まで引きずってしまった感がありましたね。
とはいえ、エリーゼが心からヴェルを慕うようになった点については純粋に喜ばしいと思ったし、また、どさくさに紛れて側室に収まったルイーゼとイーナのしたたかさというか必死さには思わず生暖かい目線を送ると同時に、やっぱり喜ばしいと感じた。
次回もとても楽しみですね。
以上、アニメ「八男って、それはないでしょう!」第6話の感想でした!
- 第1話『八男って、それはないでしょう!』
- 第2話『お家騒動って、それはないでしょう!』
- 第3話『ボッチって、それはないでしょう!』
- 第4話『しがらみって、それはないでしょう!』
- 第5話『政略結婚って、それはないでしょう!』
- 第6話『弾丸出張って、それはないでしょう!』
- 第7話『魔法禁止って、それはないでしょう!』
- 第8話『死亡説って、それはないでしょう! 』
- 第9話『嫌われ者って、それはないでしょう!』
- 第10話『クレーマーって、それはないでしょう!』
- 第11話『板挟みって、それはないでしょう!』
- 第12話『八男って、それもありでしょう!』
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