アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」1話感想!炭治郎、怒りと悲しみの煉獄家

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アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」観てますか?

 

 

「無限列車編」も終わり、今回からはいよいよ「遊郭編」へ突入。

 

劇場版を見終わった直後は激しい煉獄ロスに襲われ、続きとなる煉獄家への訪問が見たくて見たくてたまらなくなった。

 

ようやく今回アニメで見られる……そんな期待を真正面から応えてくれます。

 

というわけで、今回はアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第1話「音柱・宇髄天元」を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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無残には猗窩座でさえもパワハラよ

 

 

猗窩座が無残様に強烈はパワハラを受けていましたね。

 

猗窩座ファンには申し訳ないけど、個人的には少し「ざまぁ」とか思ってしまった。

 

今回の無残は子供の姿を模しており、謎の皮膚病という体で昼の外出を控えつつ、本に囲まれた部屋にて引きこもり生活を送っているようだった。

 

そんな中、猗窩座が報告に訪れるわけですが……無残のパワハラ健在なり。

 

無残が今もっとも欲しい情報は「青い彼岸花」のありか。

 

ところが猗窩座の報告では「青い彼岸花」は見つからず、ほんの少しどやりながらの柱討伐の報告にとどまった。

 

これがいけなかった。

 

猗窩座としては手柄を立てたつもりだったんだろうけど、無残にとってはそんなことはどうでもよい。

 

鬼が人間に勝つのは当たり前……これは炭治郎が言っていたように、鬼と鬼殺隊との戦いは基本的に鬼側のアドバンテージが超大きい。

 

夜しか姿を現さず、首を落とさない限り何度でも体は修復する。

 

それが今回、討ち取れたのは煉獄杏寿郎ただ一人。

 

無限列車に人質状態だった一般人はすべて無事、もちろん炭治郎たちも生きている。

 

煉獄は自分以外、誰一人死なせなかった。

 

炭治郎が叫んでいたように、無限列車での戦いはほぼほぼ煉獄の勝利と言ってもいい。

 

それをドヤ顔で報告する猗窩座の滑稽さ……今回は無残のパワハラは核心ついていると思った。

 

そしてパワハラ被害者の猗窩座はその怒りの矛先を炭治郎へと向けるんですね。

 

炭治郎の取った行動が思わぬ形で無残のパワハラにつながった。

 

 

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炭治郎、怒りと悲しみの煉獄家

 

 

炭治郎の煉獄家訪問……いろいろと複雑な気持ちにさせられる内容でしたね。

 

本来、絶対安静の炭治郎は痛む体を鞭打って、鎹鴉案内のもと煉獄家へと訪れる。

 

正門前を掃除している千寿郎がなんとも健気……鎹鴉からの訃報を聞いたときに静かにくずおれる姿も相まって、とにかく不憫でならなかった。

 

ただ、炭治郎と初対面を果たした時には思いの外落ち着いており、さすが煉獄の弟だと感心した。

 

それに比べ、あのダメ親父……煉獄槇寿郎は何なのか。

 

炭治郎の耳飾りを見た瞬間に「日の呼吸」「はじまりの呼吸」について言及するのはいいとして、亡くなった息子・杏寿郎を罵倒するシーンはわかっていても腹が立った。

 

なんか原作よりひどくなってない? ……この元炎柱さん。

 

そんな親父に対する炭治郎の怒りも大きかった。

 

なにが「日の呼吸」なにが「はじまりの呼吸」……炭治郎にそんな驕りは一切なく、むしろ己の無力さにただただ打ちひしがれている。

 

完全に火に油状態……こうなった時の炭治郎は誰彼かまわず噛み付いていく。

 

でもさすが元柱だけあって、親父の体術は炭治郎でも苦戦していた。

 

とはいえ、炭治郎には唯一無二の武器がある……そう頭突き。

 

風柱でさえ一撃で沈んだあの頭突きには、酔っぱらい親父も抗えなかった。

 

KOされた親父はその後何事もなかったかのように酒を買いに行ったという……それが煉獄槇寿郎。

 

ダメ親父のことはさておき、炭治郎と千寿郎の会話はお互いに沈む気持ちではあったものの、時折見せる炭治郎の天然に千寿郎が突っ込むというクスリと笑える場面もあり、ある意味息ぴったりだった。

 

ただ、一番の手がかりであるはずの炎柱歴代の手記は親父がビリビリに破いており、欲しい情報は得られなかった……このクソ親父が。

 

千寿郎は炭治郎との出会いを機に剣士の道をあきらめた。

 

兄が言っていたように、千寿郎は別の道で心を燃やす決意をする。

 

兄はきっと天国で喜んでいる。

 

そんな兄の遺言は弟から父へと伝えられる……「お体を大切に」

 

亡き息子に嫌われていると思っていた槇寿郎……ここに来てようやく本心を見せていた。

 

よかった。

 

本当によかった。

 

この場面がずっとアニメで見たかった。

 

アニメで見る槇寿郎の涙はまた格別のものがありましたね。

 

 

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鋼鐵塚ふたたび

 

 

鋼鐵塚さんが炭治郎を強襲していましたね……理由はもちろん日輪刀ですよ。

 

那田蜘蛛山に続き再度日輪刀を失った炭治郎に対し、怒り狂った鋼鐵塚は夜通し追いかけ回してた。

 

こえーよ。

 

鋼鐵塚さんの絵面がやべえ。

 

普通に鬼より怖いと思った。

 

幸い、アオイさんの計らいにより撒くことはできたものの……もしアオイさんがいなかったら炭治郎がいなくなってたかも。

 

そんな鋼鐵塚さの弱点は「みたらし団子」

 

もし今後日輪刀を失ったら、速攻でみたらし団子を買いに行くことをおすすめしたいですね。

 

 

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忍びなのに忍ぶ気ゼロ? 音柱・宇髄 天元

 

 

遊郭編のメインキャラクター・宇髄天元がいよいよ本格参戦してきましたね。

 

といってもその登場の仕方は最悪……なにせ女性隊員の強引な拉致からはじまるのですから。

 

いくら上官命令だからといって、人としてやっていいことと悪いことがあるわけで。

 

しかも女性に対する扱いがひどく、特にアオイに対しての心ない一言や、女性隊員でないと知ったときに無造作に放り投げるなどなど、「柱」という存在にかなり懐疑的になってしまいそうだった。

 

個人的にはその場面に居合わせたカナヲの戸惑いにキュンとした。

 

以前の炭治郎との約束を思い出し、コイントスを我慢して「心のままに」動いた結果、静かに音柱にたてついてた。

 

そんな中、帰還した炭治郎は柱だろうが躊躇なく反抗してみせる。

 

もちろん伊之助も善逸も。

 

鬼殺隊からしてみれば炭治郎たちって問題児にしか映らないような気がする。

 

でも意外なことに宇髄は炭治郎たちの言い分を素直に聞き入れる。

 

この人、少々デリカシー&言葉不足の部分はあるものの、煉獄父と違ってちゃんと会話ができるんですよね。

 

また、忍びの地味さ加減に嫌気がさし、その反動から派手好きになってしまうとか、なんというか可愛らしい(?)一面もあったりする。

 

そして何より炭治郎が匂いで判別したところ「責任感が強い」とのことで、思っていたよりもすんなりと信頼を寄せているようだった。

 

宇髄の強さについてはまだまだ未知数な部分はあるものの、炭治郎たちの攻撃をいとも簡単に透かしていたことから、ド派手でもちゃんと忍びしてるんだなぁと感心した。

 

忍ぶ気ゼロというわけでもなさそうだ。

 

 

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新OP「残響散歌」

 

 

「遊郭編」からの新OPはAimerの「残響散歌」

 

 

「立志編」「無限列車編」で圧倒的存在感を放っていたLiSAの後釜ということで、個人的にはかなり興味深く感じていたのですが……いいですね。

 

ド派手な演出と時折挟まれる哀愁漂うシーンのギャップといい具合にマッチしているような印象を受けました。

 

また「遊郭編」ということで、今までのシリーズに比べて登場する女性キャラクターの数も多く、善逸がちょっとワクワクしていたように、私もちょっとワクワクしたりしています。

 

新ED「朝が来る」については次話以降のお楽しみ、ですね!

 

以上、アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第1話「音柱・宇髄天元」を視聴した感想でした!

 

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