アニメ「鬼滅の刃」観てますか?
毎回「神回」だと思って観てますけど、今回も「神回」でした。
強くなった炭治郎の真の実力を堪能しましょう。
炭治郎をねぎらう鱗滝鍋は極上の味
炭治郎の並外れた嗅覚は訓練を経て「隙の糸」という形で昇華された。
炭治郎は本当に強くなった。
『よく頑張った…炭治郎、お前はすごい子だ』(鱗滝)
鱗滝が炭治郎をねぎらうシーンには思わず涙が出た…。
実は鱗滝は炭治郎を最終選別に行かせるつもりはなかったとのこと。
そのための大岩。
子供たちを死地に追いやることに心を痛め、鱗滝自身ももう限界だったのかもしれない。
けれども炭治郎は不可能を可能にし、見事大岩を斬った。
だったらもうあとは気持ちよく最終選別へ送り出すしかありませんよね。
鱗滝の優しさが詰まった鍋はさぞ美味しかったことでしょう。
もうこの二人、親子にしか見えない。
炭治郎の嗅覚の可能性は∞?
『鬼の強さは人を喰った数だ』(鱗滝)
人を多く喰った鬼は力を増し、肉体を変化させ、怪しき術を使うものも出てくる…。
はやくもフラグを立ててくる鱗滝さん。
ちなみに炭治郎の鼻がもっと効くようになれば、喰った人の数までわかるようになるとのこと。
炭治郎の嗅覚の可能性は∞なのか…!?
「厄除の面」鱗滝の願い
すべての修行を終えた炭治郎に鱗滝は「厄除の面」を贈る。
「厄除の面」とは、炭治郎を災いから守るようにまじないをかけて鱗滝が彫ったもの。
いわば鱗滝の願いが込められた面。
錆兎がつけていたのと同じヤツですね。
きっと今までの弟子たちにも願いを込めて彫ってあげてたんでしょうね。
そう思うと胸が熱くなります。
錆兎と真菰によろしく
ずっと眠り続ける禰豆子に『必ずここに帰ってくる』と誓う炭治郎。
禰豆子の鬼のように鋭いツメがあらためて見ると地味にツライものがあるな…。
そして炭治郎は鱗滝に見送られ最終選別に向かう。
服が鱗滝とおそろいでホッコリしちゃうな。
『錆兎と真菰によろしく!』(炭治郎)
別れ際の炭治郎の言葉に鱗滝は衝撃を受ける。
『炭治郎、何故お前が死んだあの子達の名前を知っている?』(鱗滝)
…ああ、やっぱりそうなのかぁ。
錆兎と真菰は死んでたんだなぁ。(悲)
鱗滝の悲しみは想像以上に深そうだ。
最終選別開始
季節外れの藤の花が一年中狂い咲く藤襲山。
そこは藤の花を嫌う鬼たちを閉じ込めた牢獄でもある。
鬼達はすべて鬼殺隊の猛者が生け捕りしてきたものばかり。
最終選別とは、その生け捕りした鬼たちが蠢く「藤の花の牢獄」の中で7日間生き延びること。
炭治郎以外にも多くの子どもたちが集まる中、ついに最終選別が始まる。
そして案内役の男童(黒髪のほう)に悠木碧を当てるのはさすがだと思った。
【肆ノ型 打ち潮】がクソかっこいい
もっとも早く日が当たる東へと走る炭治郎は、運悪く同時に2体の鬼と戦うことになる。
鬼たちの身体能力は恐ろしく高い。
素早く、力強く、一撃一撃がマジ強烈。
けれども修行を終えた炭治郎は冷静さを失わず、刀で攻撃をさばく。
そして全集中「水の呼吸」で鬼たちの「隙の糸」を鋭く嗅ぎ取り、【肆ノ型・打ち潮】で鬼たちの首を一刀両断。
水の和風エフェクトが超映える。
「鬼滅の刃」はアニメとの相性が抜群すぎる。
要するにクソかっこいい。
それにしても炭治郎は本当に強くなった…。
鍛錬の成果に涙する炭治郎は鱗滝自慢の弟子です。
鱗滝からもらった特別な刀「日輪刀」で首を斬られた鬼は、骨も残さず消失。
『成仏してください』と手を合わせる炭治郎、強くなってもその優しさは変わらない。
腐臭を撒き散らす大型の異形「手鬼」炭治郎のハードモードは終わらない
腐ったような臭いを撒き散らしながら、他の剣士を追いかける巨大な何か。
この巨大な何かこそ、真菰が「アイツ」と呼ぶ大型の異形「手鬼」。
錆兎をして『努力はいくらしても足りない』言わしめる驚異の存在。
たしかに手鬼が人ひとり丸呑みにする描写はおぞましかった…。
鱗滝のいうとおり、人を食べたら強くなってた。(フラグ回収)
さてもう一人と剣士に手を伸ばしたところを、炭治郎は【弐ノ型・水車】で腕を切り落とし救い出す。
刀からほとばしる水流の描写がほんと素敵。
水車の美しい円輪は斬れ味も抜群。(渾身の水芸)
助けた剣士とは一線を画する実力差があることは間違いなさそう。
やっぱり鱗滝の修行はハードモードやったんや…と実感する一幕。
そして炭治郎のハードモードはまだまだ終わらない。
「手鬼」はかつて鬼狩りだった鱗滝に捕獲された
『また来たな、俺のかわいい狐が』(手鬼)
炭治郎の「厄除の面」に反応する手鬼はさらに続ける。
『狐小僧…今は明治何年だ?』(手鬼)
『今は大正時代だ』(炭治郎)
手鬼ブチギレ!
異形の鬼「手鬼」はかつて鱗滝に生け捕りにされて以来、ずっとここに閉じ込められている。
その間に元号は次のように変わっている。
江戸時代(慶応)→明治→大正
閉じ込められている間に二度も元号が変わったことにブチ切れたわけですね。
鱗滝をめちゃくちゃ恨んでいる手鬼はそれ以降、50人以上もの子供たちを食べてきており、その中でも鱗滝の弟子である狐面の子供は最重要ターゲットだった。
皮肉にも鱗滝が贈った「厄除の面」は「手鬼」の標的の目印にしかなっていなかった…。
悲しいことに鱗滝は間接的に弟子達を死に追いやっていたことになる。
もし鱗滝がこの事実を知ったらどれほど悲しむのだろう…。
悔しすぎる…厄除の面の子供たち
『お前で14だ』(手鬼)
過去の鱗滝の弟子13人はすべて手鬼の腹の中。
中でも特に印象的だったのは錆兎と真菰の二人とのこと。
錆兎は一番強かった。
真菰は小さく力もなかったがすばしっこかった。
『鱗滝が殺したようなもんだ』(手鬼)
その言葉に泣いて怒った真菰は手足を引きちぎられ無残に喰われた…。
話を聞いた炭治郎は怒りに支配され手鬼に襲いかかる。
『落ち着け炭治郎…呼吸が乱れている。もういいんだ…俺たちのことは』(錆兎)
錆兎の心配も虚しく、冷静さを欠いた炭治郎は強烈な不意打ちを喰らってダウン。
助けた剣士は今のうちにと逃走…こいつは絶対に生き残れない。
手鬼は倒れた炭治郎を見て鱗滝のことをあざ笑う。
なにこの悔しすぎる展開。
誰よりも硬く、大きな岩を斬った男
『にいちゃん…にいちゃん!』
亡くなった弟の呼びかけで目を覚ます炭治郎…家族の絆が泣けるわ。(涙)
炭治郎は手鬼の腕を刀で切り裂きながら逃げ続けるもこのままでは拉致があかない。
けれども弱点である首は錆兎ですら斬れぬほど硬いという。
手鬼にやられる錆兎の描写が悔しい…!
炭治郎は新たな犠牲者を出さないためにも、今ここで倒すことを決意し、真っ向から立ち向かう。
地面からの不意打ちも鋭い嗅覚で察知、手鬼も驚く跳躍力で躱す炭治郎がかっこいい。
しかし空中で身動きが取れないところに手鬼の攻撃が迫る。
『やっぱり炭治郎も負けるのかな?あいつの首…硬いんだよね』(真菰)
『負けるかもしれないし、勝つかもしれない…。
ただ、そこには一つの事実があるのみ。
炭治郎は…誰よりも硬く、大きな岩を斬った男だということ』(錆兎)
攻撃を間一髪で弾き返し、【全集中・水の呼吸】をする炭治郎は、もう怒りに支配されていない。
腕を次々と斬り飛ばすキレッキレな動きがたまらん。(合掌)
そしてユパ様のような跳躍でついに手鬼の首の間合いに入る。
首の硬さに自信満々の手鬼は錆兎と同じパターンで仕留めようとするも、炭治郎には見える…見えるぞ…「隙の糸」が!
刀からほとばしる水流エフェクト!
横一閃!【壱ノ型・水面斬り】!
手鬼の硬い首を斬り飛ばし、見事決着!!
錆兎、真菰の仇を取ったどーー!!!
まとめ
アニメ「鬼滅の刃」第4話「最終選別」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
大岩を斬った炭治郎をねぎらう鱗滝は優しく、美味しい鍋を振る舞い、おそろいの服を着ている姿はまるで親子のようでホッコリ。
錆兎と真菰の悲しき真実に怒り、悲しみ、そしてあまりの悔しさに歯ぎしりするも、強くなった炭治郎、マジ強かった。
【全集中・水の呼吸】からの技の数々は、アニメ化の恩恵によりとても美しく見応えがあるものばかりでした。
炭治郎の体捌きも見惚れるほどにキレキレだった。
アニメ「鬼滅の刃」は毎回当たり前のように神回を出し続けている。
心の中の私は2019年春の覇権アニメだとつぶやいている模様。
次週も楽しみすぎて鼻血出そうです。
以上、アニメ「鬼滅の刃」第4話の感想でした!
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- 第1話『残酷』
- 第2話『育手 鱗滝左近次』
- 第3話『錆兎と真菰』
- 第4話『最終選別』
- 第5話『己の鋼』
- 第6話『鬼を連れた剣士』
- 第7話『鬼舞辻無惨』
- 第8話『幻惑の血の香り』
- 第9話『手毬鬼と矢印鬼』
- 第10話『ずっと一緒にいる』
- 第11話『鼓の屋敷』
- 第12話『猪は牙を剥き 善逸は眠る』
- 第13話『命より大事なもの』
- 第14話『藤の花の家紋の家』
- 第15話『那田蜘蛛山』
- 第16話『自分ではない誰かを前へ』
- 第17話『ひとつのことを極め抜け』
- 第18話『偽物の絆』
- 第19話『ヒノカミ』
- 第20話『寄せ集めの家族』
- 第21話『隊律違反』
- 第22話『お館様』
- 第23話『柱合会議』
- 第24話『機能回復訓練』
- 第25話『継子・栗花落カナヲ』
- 第26話『新たなる任務』
- 劇場版 無限列車編
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