アニメ「鬼滅の刃」観てますか?
今回は鬼舞辻無惨からの刺客、朱紗丸と矢琶羽との対決です。
手毬+矢印の連携攻撃と、それに対する炭治郎が必見ですよ。
こじらせ系男子・愈史郎、珠世狂いだけど強さは本物
珠世こじらせ系男子・愈史郎くん。
手毬でいきなり首を破壊されるも、鬼の再生能力でうねうねと気持ち悪く再生。
その気持ち悪さは炭治郎も思わず「ぎょっ」とするほど。
愈史郎は珠世さえいれば、基本的には他のことなんてどうでもいい子。
炭治郎が「頑張ります!」と気合を入れ直したところで、愈史郎の基本姿勢は決してぶれることはない。
『珠世様!あいつらを囮にして逃げましょう!』(愈史郎)
あまりの提案にビックリしてフリーズする珠世様。
『はっ!?』(珠世)
心の中では「恐ろしい子」とかツイートしてるのかも知れません。
そんな珠世を見て空気を読んだ愈史郎は即座に切り返す。
『冗談です!』(愈史郎)
愈史郎の変わり身が恐ろしく早い…。
いろいろと残念なところが目立つものの、愈史郎くんはやればできる子。
そう、愈史郎くんは意外と強いんです。
高いステルス性能と体術で朱紗丸を圧倒
愈史郎は視界に関する血鬼術を得意としています。
- 矢琶羽の不可視の矢印を見極めることができ、その視界を炭治郎に分け与える
- 珠世の家を「目隠しの術」で隠蔽(ただし完璧ではない)
また、自らを隠蔽することで高いステルス性能を発揮しながら、体術で朱紗丸を圧倒するなど、それなりに高い戦闘能力も持っているんですね。
ただし、戦うには準備を必要とするみたいでしたが。
個人的には愈史郎は肉弾戦キャラだと思ってなかっただけに、今回の愈史郎の戦闘はかなりインパクトありました。
ただの残念な子じゃなかったんだね。
愈史郎株、少し上昇。
禰豆子には珠世と愈史郎が家族に見える
普段は木箱の中にいるか、ぼーっとしてるか、寝てる禰豆子。
でもやる時はやる子でもある。
特に戦闘においてはキレッキレの足技が冴え渡り、今回も矢琶羽を相手に華麗な足技で炭治郎をしっかりと援護していました。
ただ、残念ながら朱紗丸の手毬で足を切断されて、蹴り飛ばされた後は、戦力外状態になってしまいましたが。
禰豆子は、鱗滝の暗示によって人間が家族に見える一方で、鬼を敵と認識する。
しかしどういうわけか、禰豆子には同じ鬼である珠世や愈史郎のことが、亡き母と弟のように写ってしまうんですよね。
これは珠世と愈史郎が人を食べず、人間の血を少しだけ摂取して生き延びていることが原因かと思われます。
炭治郎も珠世と愈史郎の二人からはあまり鬼の匂いを感じないと言ってましたしね。
だから、禰豆子にとってこの二人は鬼というよりは人間という認識になっているのでしょう。
鱗滝の暗示が思わぬ形で効果を発揮してくれましたね。
矢印+手毬、矢琶羽と朱紗丸の連携攻撃
矢琶羽(やはば)は目に見えない矢印を操る血鬼術「紅潔の矢」を持つ。
触れた物体を矢印の方向へと自在に移動させることができるんですね。
朱紗丸(すさまる)は手毬を使った投擲攻撃を得意とする。
腕を6本はやしてアシュラマンみたいにもなります。(顔は一つ)
襲撃の際に投擲した朱紗丸の手毬は、実際には矢琶羽の不可視の矢印によって操られていたわけなんですが、この矢印+手毬の連携攻撃はとにかく強力。
そして技のエフェクトもこれまでの和風テイストとは少し趣が違い、楽しい。
うねうねと動きまくる矢印のエフェクトとカメラアングルの映像はもはや変態的。
人によっては酔うかもしれない。(※効果には個人差があります)
これ、3D映像化したらさらにスゴそう。(酔いそう…)
炭治郎が捌きまくる描写がキレッキレ
矢琶羽と朱紗丸の連携攻撃はとにかく凄まじく、愈史郎はあっさりと首を吹き飛ばされるし、愈史郎再生後も珠世と愈史郎の体をえぐり取るなどエゲツない。
しかし、それ以上にエゲツないと感じたのが炭治郎の体捌きの凄さ。
矢印の能力で縦横無尽に動き回り360度あらゆる方向からの攻撃を、炭治郎は捌いて捌いて捌きまくる。
防戦一方ではあるものの、とにかく炭治郎の動きのキレがスゴイ。
これ途中で炭治郎3Dモデルになってたような気がするんだけど…。
動きがあまりにもなめらかだったものですから、3DCGとモーションキャプチャーも使ってるのかもしれないと感じた次第なんですけど。
アクションの質がとにかく高くて見ててホント楽しかった。(うぇーい)
手管の多さでは炭治郎も負けてない!
矢琶羽と朱紗丸、二人の鬼の連携攻撃は多彩で強力。
しかし、鱗滝のもとで修行を積んだ炭治郎も手管の多さでは二人に決して負けていない。
漆ノ型・雫波紋突き
【漆ノ型・雫波紋突き】は炭治郎が持つ「水の呼吸」の中で最速を誇る技。
水面にこぼれた雫で波紋が広がるようなエフェクトが広がって、静と動のメリハリがとても風流な技でもあります。(でも最速)
まさに名前の通り、といった感じですね。
どこかの「悪即斬」な人が得意とする突き技によく似てたりもするけど、そこは気にしてはいけない。
参ノ型・流流舞い
【参ノ型・流流舞い】はその名のとおり、流れる水のように舞いながら次々と敵を斬りつける技。
その動きの軌跡はまるで水の龍がうねりながら移動しているかのようにも見えます。
和風の水流のエフェクトが美しく、動きを追いかけるのが楽しい。
飛び回る手毬と、朱紗丸の6本の腕すべてを切り落とす動きがとにかくキレッキレでしたね。
捌ノ型・滝壷
【捌ノ型・滝壷】は滝のように水が流れ落ちるがごとく、力強く刀を上から振り下ろす技です。
地面に叩きつけたあとは巨大な水柱が立つなどとにかく豪快な技でもあります。
今回は攻撃のためではなく、地面への落下の衝撃を和らげるために使ってましたね。
炭治郎の応用力の高さが伺える描写ともいえます。
三つの技を応用!水の呼吸祭っ!
矢琶羽の矢印に対抗するために炭治郎がさらに応用を効かせた結果生まれたのが合わせ技【ねじれ渦流流】。
【陸ノ型・ねじれ渦】で矢印を巻取り、【参ノ型・流流舞い】で矢琶羽との距離を詰める。
その勢いのまま放ったのが【弐ノ型・水車】を応用した炭治郎のアレンジ技【弐ノ型佳改・横水車】。
三つの技を見事に応用した結果、炭治郎は矢琶羽を討つことに成功。
もはやこれは炭治郎の水の呼吸祭りでしたね。
水の呼吸技に応用を効かせ、さらに新たな技を生み出してしまった炭治郎。
炭治郎の手管はこれからもまだまだ増え続けていくんでしょうね。
まとめ
アニメ「鬼滅の刃」第9話「手毬鬼と矢印鬼」を視聴した感想について書きました。
今回は鬼舞辻無惨に近い鬼、朱紗丸と矢琶羽の二人が相手ということで、数では炭治郎側が勝っているにも関わらず、かなりの苦戦を強いられていましたね。
特に朱紗丸と矢琶羽の手毬+矢印の連携攻撃は、お互いの血鬼術の相性の良さもあってか、かなり強力なものでした。
戦闘のレベルもこれまでの戦いに比べるとワンランクグレードアップした印象でしたね。
アニメならではのエフェクト演出が今回もさらに冴え渡ってましたし、炭治郎、禰豆子の動きも非常にキレてました。
今回も間違いなく神回といっていいクオリティだったと思います。
これは次週も楽しみ楽しみ。
以上、アニメ「鬼滅の刃」第9話の感想でした!
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- 第1話『残酷』
- 第2話『育手 鱗滝左近次』
- 第3話『錆兎と真菰』
- 第4話『最終選別』
- 第5話『己の鋼』
- 第6話『鬼を連れた剣士』
- 第7話『鬼舞辻無惨』
- 第8話『幻惑の血の香り』
- 第9話『手毬鬼と矢印鬼』
- 第10話『ずっと一緒にいる』
- 第11話『鼓の屋敷』
- 第12話『猪は牙を剥き 善逸は眠る』
- 第13話『命より大事なもの』
- 第14話『藤の花の家紋の家』
- 第15話『那田蜘蛛山』
- 第16話『自分ではない誰かを前へ』
- 第17話『ひとつのことを極め抜け』
- 第18話『偽物の絆』
- 第19話『ヒノカミ』
- 第20話『寄せ集めの家族』
- 第21話『隊律違反』
- 第22話『お館様』
- 第23話『柱合会議』
- 第24話『機能回復訓練』
- 第25話『継子・栗花落カナヲ』
- 第26話『新たなる任務』
- 劇場版 無限列車編
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