アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回は御神体を巡る興味深いお話がてんこ盛りですよ。
黒の女
スコップの語る御神体昔話が興味深かったですね。
モグラのスコップは驚くことに、250年前の大災害の頃から今に至るまで、ずっと生き続けているとのこと。
当時の御神体は動作停止状態にあり、今のようなオアシスはなく、ただただ荒野が広がっていたんですね。
そんな中、空間の裂け目の外の世界から来たのが、黒いローブをまとった女。
黒い女が生み出す炎は、スコップ達の空腹を満たすだけでなく、寿命も延ばし、さらには御神体を再び動かす……明らかにアドラバーストと思われる。
その後、彼女は姿を消したとのこと。
スコップ達が御神体に強くこだわり続けているのは、この黒い女が再び戻ってくる可能性を信じているからなんですね。
シンラがアドラリンクでシンクロしたのも、おそらくその黒い女なのでしょうが……250年経っても彼女が生き続けている、なんてことあるのかな?
しゃべる焔ビト
御神体を占拠してる焔ビト……彼らは喋ることができるんですね。
しかも全員、伝導者一派を思わせるような白のローブをまとっており、各個意思を持ち、侵入者対策用の罠まで仕掛けているという……明らかに組織化されていますよね。
罠にかかったリヒトも、パーンのバフ強化がなければ確実に死んでいた……というかバフの強度がすごすぎる……さすが中隊長。
罠以外に関しては、特にそれほど脅威ではなく……オグンのヨルバ攻撃や、アーサーのプラズマソード、そしてタマキの鎮魂でサクっと片付けていた。
ただし、ジャガーノートに関しては一人あたふた逃げ回るなど、前回のハイな姿からかけ離れたよわよわメンタルを見せつけていた。
シンラ達にとって、喋る焔ビトとの遭遇は今回で二度目になるわけですが、一度目の焔ビトとはちょっと様子が違うようにも思える。
とはいえ、今は少数精鋭のため、あまり細かい分析に割く、人的余裕もないわけで……とりあえずはリヒトの解析力が頼りです。
御神体と円周率
あっさりと御神体の中に入ってましたね……そして閉じ込められてた。
幸い、事前に見張り班と調査班の二手に分けていたことから、気にせず強気の姿勢で調査続行。
御神体の中には、焔ビト達が集めたと思われる「数字の石版」が数多く並び、壁面にもまた多数の不規則な数値が並ぶなど、さすがのリヒトも解読できない。
そんな数字の羅列に対し、意外な反応を見せていたのが、騎士王アーサー。
天才とバカは紙一重とは言うけれど……まさかアーサーが円周率に詳しいとは思わなかった……しかも語呂合わせで覚えとるとは。
焔ビト達はそのことを承知で石版集めてたんだろうか?
もしも円周率であることに気づいてなければ、いくら集めたところで全くの徒労に終わるんじゃ……あ、どうもお疲れさまです。
創造と破壊。御神体「兵器」説
鬼の焔ビト、テンペが語る御神体の定義が、シンラ達の考えとは全くの真逆のものでしたね。
東京皇国のアマテラスは、人々の暮らしに欠かせない動力源である一方で、伝導者達はそのアマテラスで再び世界に破壊をもたらそうと画策している。
中華半島の御神体は、周囲に緑豊かなオアシスを形成する一方で、鬼の焔ビト、テンペは御神体を利用しての大爆発を企んでいる……しかも自分が死ぬために。
鬼の焔ビトは、過去三度に渡り、特殊消防隊によって倒されているものの……鬼を倒すためにはとてつもない火力を要するんですね。
今のシンラ達では、どうあがいても、そんな火力は絶対出せない。
けれども、御神体の爆発ならば、その火力が出せるという……しかもその規模はジャガーノートの実家にまで被害が及んでしまうレベル……ジャガイモが危ない。
やはり御神体は兵器として生み出されたものなのかな。
シンラ達はテンペ達の企みを阻止すべく、なんとか抗おうとするも、やっぱり鬼の焔ビトの強さは別格のものがある……シンラもあの火力喰らって大丈夫なところがある意味別格だとは思うが。
できれば、この御神体は「兵器」ではなく「創造」を司るものであって欲しいところですね。
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第8話「燃え潜む悪意」を視聴した感想について書きました。
今回は御神体を巡る過去話や、鬼の焔ビトが語る御神体の本来の用途、そして御神体内部に刻まれた数字の羅列などなど、興味深い要素がたくさんありましたね。
中でも印象的だったのが、アドラバーストの使い手である黒の女や、鬼の焔ビト・テンペの目的、そして紙一重アーサーが気づいた円周率でしょうか。
これらの関連性については現時点ではわからないものの、いずれも興味深いものばかりでした。
次回もとても楽しみですね。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第8話の感想でした!
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