アニメ「とある科学の超電磁砲T」観てますか？
今回はドッペルゲンガーと美琴の巨人対決やスカベンジャーの戦線復帰、そしてドッペルゲンガーの真意などなど、みどころ満載の満足回。
特にデレたリーダーと美琴の会話はニヤニヤものですよ。
質量には質量で！ 巨人vs巨人対決！
ドッペルゲンガーの「瓦礫の巨人」と、美琴が生み出した「砂鉄の巨人」……質量に質量をぶつける戦いがとにかく圧巻でしたね。
ある意味、美琴が悪ノリした印象はあったけれど……美琴が生み出した砂鉄の巨人……具現化するに至るまでの演出は文句なくかっこよかった。
「瓦礫の巨人」が硬度と質量にモノを言わせているのに対し、「砂鉄の巨人」は砂鉄同士の摩擦を利用して高電力を生成する特性を持っている。
その圧倒的電力と質量から放たれる超電磁砲は、「瓦礫の巨人」を大破させるほどの破壊力……まるで別の作品でも見てるような印象を受けましたね。
また「瓦礫の巨人」の修復の際に、砂鉄を仕込ませることにより、ふたたび内部から破壊するあたりに美琴の分析力の高さが伺える……さすがレベル5ですよね。
ただし、ドッペルゲンガーがあらかじめ仕込んでいた高圧ガスホルダーに関しては、美琴にとっては分が悪い。
ただただ破壊を尽くす側と、守りながら戦う側では、あまりにも条件が違いすぎる。
美琴にとっては大きなハンデを背負いながらの戦いとなるわけですが……そんな細かいことはどうでもよくなるくらい、この両者の戦いは見応えがありましたね。
義理と人情のスカベンジャー
依頼を達成し、共同戦線を離脱したと思われていたスカベンジャー……めちゃくちゃいい場面で手助けしてくれましたね。
スカベンジャーのリーダーは、「暗部」という後ろめたさを抱えながら、後ろ髪引かれる思いで共同戦線の離脱を決意したわけですが……。
空中から落下する操歯を助けるべく、絶妙のタイミングで「任せろ」と再参戦。
もう鳥肌が立つくらいの絶妙なタイミングでしたね。
スカベンジャーみんなの強力を得て、落下中の操歯は無事救出……リーダーは照れながらも「共同戦線」を強調するも……美琴からの純粋なお礼の言葉に顔が真っ赤になっていた。
横でニヤニヤ笑うヤッくんが妙におもろい。
これでもう、美琴とスカベンジャーの仲良しは100％確定ですよね。
操歯救出後もドッペルゲンガーとの戦いに視界補助としてずっとサポートを続けるなど、美琴とリーダーのコンビネーションはかなりうまくいっていた。
スカベンジャー、今後も美琴とちょいちょい絡んでくれそうな感じだなぁ（喜）
マイクロレベルの人工筋肉
物質に「憑依」すると思われていたドッペルゲンガーの能力……実はマイクロレベルの人工筋肉によるものだったんですね。
粘菌のような微細な人口筋肉は、目にも見えないほどのマイクロレベルのもの。
ドッペルゲンガーはこれを駆使して「瓦礫の巨人」や高圧ガスホルダーを操っていたんですね。
美琴はもとから「憑依」現象に懐疑的で、20パターンほどの物質操作に関する仮説を立てていたわけですが……食蜂のタイムリーな電話と、リーダーが捜査中に得た情報により、その仮説は実証された。
マイクロレベルとはいえ、それらがより合わさると、その規模はとてつもなく大きく……高度を飛ぶ飛行船を捕らえることも可能になる。
ただし、砂鉄のような小さな物体を制御するほどの精度は持たない……このあたりは美琴の分析力のファインプレーでしょうね。
ドッペルゲンガーの真意
操歯や美琴との会話を通じて、ドッペルゲンガーの真意が少しずつ見えてきていましたね。
当初、ドッペルゲンガーは「人間になりたい」と思われていたものの……ドッペルゲンガーの一連の言動を見ていると、どうやら自分のような存在が生み出される可能性を排除したがってるようでしたね。
だから自分を生み出す可能性のある操歯を執拗に狙っていたのか。
また、美琴の巨人と戦ってる時も、どことなく客観的に受け止めている印象が強く……どちらかというと自分の分身ともいえる「見えない飛行船」発見のためにあえて利用しているようでしたしね。
また、飛行船上での戦いで、美琴に超電磁砲を撃たれた際には、そっと目を閉じおとなしく攻撃を受け入れていたことから、ドッペルゲンガーは自分自身の存在を消し去ってしまいたいようにも思えた。
操歯のインディアンポーカーによると、あと2ヶ月もすれば「魂」を安全に消し去る方法が見つかるとのことだったけど……ひょっとしたら、ドッペルゲンガーはもうその2ヶ月すら待てない状況だったのかもしれませんね。
まとめ
アニメ「とある科学の超電磁砲T」第24話「拡散」を視聴した感想について書きました。
今回は「瓦礫の巨人」と「砂鉄の巨人」のド迫力バトルや、絶妙のタイミングでのスカベンジャー戦線復帰……そしてドッペルゲンガーの真意の一端が明らかにされるなど、怒涛の展開の連続だったように思います。
個人的にはやっぱりスカベンジャーのリーダーが印象深かった。
あのタイミングでのサポートは反則的なものがある……リーダー、もう完全に美琴のこと大好きになっちゃっていますよね。
おそらくスカベンジャーの他のメンバーも、美琴に対しては好印象をもってるはず。
この交流、今後もぜひとも続いて欲しい。
そして、次回が楽しみです。
以上、アニメ「とある科学の超電磁砲T」第24話の感想でした！
- 第1話『超能力者（レベル5）』
- 第2話『大覇星祭』
- 第3話『バルーンハンター』
- 第4話『改竄』
- 第5話『信頼』
- 第6話『開戦』
- 第7話『Auribus oculi fideliores sunt.-見ることは聞くことより信じるに値する-』
- 第8話『超電磁砲×心理掌握』
- 第9話『警策看取（こうざくみとり）』
- 第10話『才人工房（クローンドリー）』
- 第11話『参戦』
- 第12話『外装代脳（エクステリア）』
- 第13話『SYSTEM（神ならぬ身にて天上の意志に辿り着くもの）』
- 第14話『竜王の顎（ドラゴンストライク）』
- 第15話『やくそく』
- 第16話『天賦夢路（ドリームランカー）』
- 第17話『予知』
- 第18話『巨乳御手（バストアッパー）』
- 第19話『奇縁』
- 第20話『Ha det bra』
- 第21話『ドッペルゲンガー』
- 第22話『屍喰部隊（スカベンジャー）』
- 第23話『憑依』
- 第24話『拡散』
- 第25話『私の、大切な友達』
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