アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」17話感想!究極の守り人カロン

【当ブログでは記事内に広告を含む場合があります】
漫画・アニメ・映画

アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?

 

炎炎ノ消防隊 弐ノ章

 

ナタクを巡る三勢力のバトルロイヤルも今回でいったん一段落。

 

守り人カロンと、弱者イビリ大好きな黒野……二人の知られざる価値観に注目です。

 

 

スポンサーリンク

究極の守り人カロン

 

 

今回のカロンの戦いを見て、正直カロンに対する見方が大きく変わりましたね。

 

守り人であるカロンの使命はアドラバーストを持つ柱を守ることにあるわけですが……それは所属する組織や敵味方関係なく、すべての柱が守護する対象なんですね。

 

第8のシンラはカロンとの戦いで何度も手痛い目に遭わされ続けてきたものの……カロンからしてみればシンラも守るべき対象に含まれる。

 

今回、ナタクの暴走により東京皇国が滅びの危機に瀕した際に、カロンの走馬灯が描かれるんですけど……カロンって本当に真面目に守り人としての責務を全うしてきたんですね。

 

幼少の時から反抗的だったハウメアに対しても、子育ての本にたくさんの付箋をつけて真面目に勉強しているし……人の心が読めるハウメアからも常に柱のことを考え続けていると揶揄されていた。

 

そしてナタクの強大すぎる攻撃を全力で受け止めると、そのエネルギーをすべて月へと跳ね返してた……何これ、カロン、めちゃくちゃかっこええやんけ。

 

なんでハウメアはカロンを邪険に扱うのん?

 

あまりにも大切にされすぎてウザくなっちゃったのかな?

 

カロンは残念ながら第8からすれば敵だけど……個人的にはカロンにはとことん「守り人」の道を突き進んでいってほしいですね。

 

 

スポンサーリンク

弱者を愛でる黒野の価値観

 

 

今回、カロンに対する見方が大きく変わったのと同じくして、弱者イビリが大好きな黒野に対する見方も大きく変わりましたね。

 

これまで親からの過度な期待に心を消耗し続けてきたナタクにとって、狂人・烈火の心のささやきは、さらに消耗を加速させるものだった。

 

強くならなければならない、結果を出さなければならない……そんな強迫観念に支配されたことと、ハウメアのちょっとヤリ過ぎな干渉の影響で、今回のような暴走へとつながってしまったわけですが……。

 

意外なことにそんなナタクの心に一番寄り添っていたのが、実は黒野だったという。

 

巨大焔ビトと一体化して強くなりすぎたナタクを目の当たりにし……黒野は会社へ特別給与を密かに所望……強いナタクを弱くするため、黒煙の剣で巨大焔ビトを見る見る内に斬り縮めていく……伊達に最強と呼ばれてませんね。

 

結果、ナタクは無事に巨大焔ビトから取り出されるわけですが……ナタクの心に染み付いた強迫観念はまったく解除されることがない。

 

黒野はそんなナタクに対し「弱いままでいろ」という。

 

男は成長するにつれ、勝手に強くなってしまう……だからこそ子供のうちは弱いままで居てほしい……自分がイビリたくなるほどに。

 

黒野の弱者イビリは、裏を返すとその儚さを愛でるためなのかもしれませんね。

 

強くならねば、という強迫観念に支配され続けてきたナタクにとって、その言葉はまさに「青天の霹靂」「棚からぼたもち」だったのでしょう。

 

黒野の言葉を聞いて、一気に表情と心が和らいでいましたからね。

 

また、その様子を見ていたカロンも二人の関係をとても納得するのが良かったですね。

 

ナタクの守り人は黒野こそふさわしい……あくまでも柱ファーストのカロンならではの解釈に思わず深く納得してしまいましたよ。

 

黒野とナタク……二人の奇妙な関係はしばらく続く事になりそうですね。

 

 

スポンサーリンク

灰島と第8が協力関係に

 

 

今回もっとも意外に思ったのが、灰島と第8が協力関係を結んだことでしょうか。

 

灰島の社長は携帯ゲームばかりしている上、ポーカーフェイスで何を考えてるかわからない。

 

挑発的なリヒトの報告には殺害命令を下す一方、呼び出した第8に対しては東京皇国のアマテラスの秘密を意外なほどあっさりと口にする。

 

灰島がアドラバーストを求めるのは、あくまでもアマテラスの次の燃料確保のため。

 

非人道的な考えではあるものの……1人の犠牲で1500万人の命が守られるとあっては、今の状況、そこにすがるしかないわけか……。

 

アドラバースト持ちのシンラとしては、自分の命を惜しむものでもないわけですが……桜備は自己犠牲をよしとせず、生きて救う道を選ぶ。

 

また、乱入してきたヴァルカンに対しては、アマテラス以上の発電機関の話に目をキラキラさせて食いつき、協力関係を提案するなど、やけに話が早かった。

 

結局、今回の調査では灰島と伝導者一派の明確なつながりは確認できず……。

 

とはいえ、思わぬ形で協力関係を結ぶこととなったし、ナタクの安全も確保された。

 

今後、第8と灰島の協力関係がどのような成果を生み出すのか……とても楽しみなところですね。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

 

アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第17話「少年よ、弱くあれ」を視聴した感想について書きました。

 

今回はカロンと黒野、二人の強者がいい役割を果たしてましたね。

 

カロンの守り人としての信念や、黒野の弱者いびりの裏に隠された予想外な真意などなど……シンラとは相容れぬと思っていた強者達の思考に深い納得感を覚えました。

 

特にカロンに関しては、もう完全にお気に入りキャラ確定ですよ……守り人バンザイ。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第17話の感想でした!

 

アニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』感想一覧 2020年7月~12月
↓↓見逃してしまった人は↓↓

Amazonプライム

アニメ『炎炎ノ消防隊』感想一覧 2019年7月~12月
↓↓見逃してしまった人は↓↓

Amazonプライム

コメント