アニメ「とある科学の超電磁砲T」20話感想!さらばサバ友

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アニメ「とある科学の超電磁砲T」観てますか?

 

とある科学の超電磁砲T

 

今回も引き続き、佐天とフレンダ、サバ缶つながりな二人のてぇてぇに注目ですよ。

 

 

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見えないスナイパー

 

 

猟虎とフレンダの追跡劇にハラハラしましたね。

 

猟虎の獲物は袖口に仕込んだ炭酸ガス銃ということで、一見、武装してるようには見えず、発砲音も皆無なんですね。

 

よってフレンダは当初、遠距離射撃と勘違いするのですが、少しずつ状況を変えることで、近距離射撃と特定する……けれどもそれだけでは犯人特定には至らない。

 

佐天と偽装協力して、犯人に目星を着けるも……人違いっぷりがマジでひどい。

 

まったく無関係のバンドマンをボコボコにして、股間を踏みつけ、そのまま逃亡。

 

しかもその後、フレンダがぶちまけた粘着液の罠にかかり、靴は脱げ、ズボンも脱げ、パンツ丸出しになっていた……姫神ちゃん、月詠先生、とても危ないとこでしたね。

 

それにしてもこの追跡劇……足跡の正確なトレースと、人混みの中でのサイレント狙撃が地味に恐ろしかった。

 

幸い一般人への直撃こそなかったものの……フレンダに対しては容赦なく命中していましたからね。

 

おそらく、本気で仕留めるつもりなら、初撃だけで十分だったはず。

 

けれども、猟虎はドS属性ということで、ターゲットをいたぶらずにはいられない……陰キャボッチ超怖い。

 

でも通りすがりの同級生へのボッチ発動は草だった……しかも全く気づかれない。

 

このスナイパー、ホントに見えなくなるんだね。

 

そして実は、追われるフレンダも同じドSとのことなので、もう、どっちもどっちだと思った。

 

 

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お人良しでバカな佐天

 

 

佐天さん、そのあまりのお人好しっぷりに、ついにバカ呼ばわりされてましたね。

 

フレンダは見えない追跡者から逃れるべく、佐天と二手に分かれることを考えるのですが、実際にその案を口にしたのは佐天のほうが先だった。

 

フレンダは佐天を囮にするため。

 

佐天は自分が囮になるため。

 

奇しくも二人の意見は一致していたわけですが……これはどちらが口にするかでニュアンスが大きく変わってくる。

 

フレンダは元々こういった荒ごとの世界で生きてきたわけですから、ある意味日常とも言えるけど……佐天にとってはこんな命が危険な状況、日常なわけないんですよ。

 

でも先に口にしたのは佐天だった……フレンダの受けた衝撃は計り知れないと思いますね。

 

佐天のあまりのお人好しは、通り越してバカまで到達……でもフレンダにとってのこの「バカ」はとても心地良いものがあったんじゃないでしょうか。

 

もう、こんなの言われたら自分だけ逃げるなんて、絶対にできないですよね。

 

 

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フレンダ戦術の真骨頂

 

 

フレンダの巻き返しが痛快でしたね。

 

「とある科学の超電磁砲T」のこれまでの戦いは、基本的に能力者同士によるものがほとんどだったわけですが、今回はフレンダ、猟虎、ともに無能力者ということで、その分、二人の駆け引きや緊張感が、現実味を帯びてて濃密でしたね。

 

前半戦は完全に猟虎のペースだったものの……後半戦、特に佐天が囮協力してからのフレンダの反撃は、先の先を読み切っていて、なおかつ残虐極まりない。

 

大量の爆弾人形を抱える佐天に、さすがの猟虎も動揺し、フレンダのドロップキックがとてもキレイに炸裂してた。

 

その後も二人は爆弾と炭酸ガス銃の応酬で、ビルの中はまたたく間に廃墟と化すのですが……劣勢に見せかけつつ、周到な準備をするフレンダの戦術は、とても見応えあるものでした。

 

爆発による酸欠からの畳み掛けは、テレビでやって大丈夫なの? と心配してしまうくらいの残酷さ……無能力者って恐ろしい。

 

まさに真骨頂だったと思う。

 

 

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それでも猟虎は生きている

 

 

猟虎が生きててビックリしましたね。

 

口に爆弾、ビルから落ちて、さらに爆撃……それでも猟虎は生きていた。

 

もちろん無傷とはいかず、猟虎の顔は鼻から下がメカ化されていましたが。

 

フレンダに手ひどくヤラれた猟虎は、さらにボッチをこじらせて、フレンダを同類と誤認定……別の意味での強い執着が生まれてた。

 

フレンダも変なヤツに目をつけられたな……といっても、この二人が再び相まみえる日が来るかどうかはわからないけど。

 

 

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さらばサバ友

 

 

その後の佐天とフレンダの二人が、少し寂しかったですね。

 

フレンダと佐天は、そもそも違う世界の住人ということで、もう今後は会わないほうがいい、という結論に至りかけるも……佐天は全然そんなふうには思ってなかったんですね。

 

もうすでにサバ缶を買い込み、フレンダの再訪を心待ちにしてるという……佐天の粋な言い回しに、さすがのフレンダも断りきれていなかった。

 

後日SNSにて一週間後に行くと返事をするも……残念ながら来たのはフレンダじゃなく初春だった。

 

佐天とフレンダ……この二人がもう会うことはないのかなぁ…。

 

このオチはちょっと寂しいものがありましたね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「とある科学の超電磁砲T」第20話「Ha det bra」を視聴した感想について書きました。

 

今回のタイトル「Ha det bra」はノルウェー後で「さよなら」を意味するんですね。

 

で、実際に佐天とフレンダ、二人のサバ友はタイトルどおり「さよなら」することになったわけですが……個人的にはスピンオフでもなんでもいいので、二人がまた仲良くサバを食べるところが見たい。

 

それにしても今回のフレンダと猟虎、二人の無能力者の戦いは、能力のレベル云々関係なしに、終始ハラハラさせられました。

 

こういう戦闘も悪くない。

 

次回もとても楽しみですね。

 

以上、アニメ「とある科学の超電磁砲T」第20話の感想でした!

 

アニメ『とある科学の超電磁砲T』感想一覧 2020年1月~9月

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