アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回は中華半島の本格的な調査開始。
東京皇国とは違った異世界風味あふれる中華半島と、その奥地にあるおなじみのあるはずのないものに注目です。
中華半島が異世界すぎる
中華半島の生態系があまりにも違いすぎて、もはや異世界状態でしたね。
ノトのご両親が出てきた辺りはまだ良かったものの……テンション上がるガス地帯に突入してからは、ジャイアントワームやしゃべるモグラが出てくるなど、人外魔境のようだった。
なんか思ってた展開と違う。
でも逆にこういった人外な生物の登場により、東京皇国にいるだけでは知り得ない世界の秘密に更に奥行きが増したようにも思いました。
特にモグラのスコップやカラスのヤータ……彼らは自分のルーツに関して特に違和感を抱いておらず、さも当然のように今まで生きてきたとのこと。
CVも伊藤健太郎に速水奨ということで、それなりに重要な意味を持つキャラクターであることは間違いないでしょう。
この荒唐無稽なキャラ達がどのようにして生まれたのか……ここが明らかになる過程が今からとても楽しみですね。
ガスでハイになる消防官
中華半島の謎のガスでみんなハイになってましたね……リヒト以外は。
といっても、シンラやアーサー、オグンの同期組は初上陸の第一歩を我先に急ぎ、中華の土を食らうなどガス吸う前からかなりテンション高かった。
テンションの高さにおいてはパーン中隊長も負けておらず……土を頬張りタマキに突っ込まれるなど、彼なりにエンジョイしてるようだった。
ガス地帯に突入してからは、普段おとなしめの能登でさえもつられて暴走……岩をミサイルで爆破してた……たぶんお酒飲ませたらダメなヤツだわ。
タマキはタマキでエア家出ギャルして一人バカウケしまくるなど、日頃抑圧された鬱憤を晴らしているようにも見えた……なお、今回のラッキースケベられは無し。
そんな中少し意外だったのが、我らの騎士王アーサーでしょうか。
みんなが暴走しまくる中、ひとり心頭滅却して涼しくなったり寒くなったりと無害なおりこうさん状態になっていた。
東京皇国でこんなことしてたら真っ先に桜備にシバかれそうなシチュエーションではあったけれど、たまにはこういうハイテンションな一面も悪くないかも、と思った次第です。
永遠の焔ビト
焔ビトを鎮魂する意義がとてもよくわかる一幕がありましたね。
中華半島の荒野にてシンラ達は一泊することになるのですが……その夜、無数の焔ビトが周囲を埋め尽くす光景を目の当たりにするんですね。
焔ビトは鎮魂しなければ、ずっと存在し続けるとのことで……この荒野には焔ビトを鎮魂するものなど当然いない……結果、焔ビトはずっとそこにあり続けるという。
幸い、シンラ達には焔ビトを鎮魂する力があるものの……カラスのヤータが言うように、はっきりいってキリがない。
個人的にはいずれ人を派遣して鎮魂してあげて欲しいと思うのですが……東京皇国も焔ビトや伝導者一派への対応で人出が足りてませんからね。
それでもいつか鎮魂される日が来ること願う。
空間の裂け目にあるアマテラスの謎
スコップとヤータの案内によりたどり着いたオアシスには「御神体」と呼ばれるものがあったわけですが……その御神体ってアマテラスのことだったんですね。
東京皇国にあるものよりは小型ながらも、その周囲には緑が青々と茂っており、ガスが渦巻く荒野の中においてかなり異質な空間を作り出していた。
森の中には大災害前のものと思われる信号機や自動車といった人工物が散見され、なんだかタイムスリップしたかのような錯覚を覚えましたね。
アマテラスといえばヴァルカンの祖先が関わっているわけですが……中華半島にあるアマテラスと、東京皇国のアマテラス……どちらの起源が古いのか?
とても気になるところですよね。
モグラのスコップが言うには、アマテラスを占拠している焔ビト犬、ならぬ焔犬に仲間を食い殺されたとのこと……ゆえに助力を乞うわけですが…。
今回シンラ達が訪れたのはあくまでも「調査目的」ということで、スコップ達のトラブルに巻き込まれるのは本意ではない。
とはいえ、ここまで来ておきながら調査を断念するのはシンラとしてはありえないし、何よりこの中華半島にはわからないことが多すぎる。
特にこの謎アマテラスは絶対に調査しておくべきでしょ。
ただし、アマテラスを占拠している親玉の存在が何者なのか?
本当に対話は不可能なのか……とても気になるところですね。
アドラバーストの可能性
今回の調査はまだまだ始まったばかりなのですが……荒野の中のオアシスの存在は希望へとつながるものを感じさせられましたね。
これまでアドラバーストの存在は、大災害の原因と目されることが多かったものの……シンラ達が目の当たりにしたアマテラス周辺のオアシスは、破壊ではなく再生の可能性を感じさせた。
おそらくアドラバーストとは破壊と再生の両方を司る力の事なんだと思う。
伝導者一派はかつての大災害を再び起こすことを目的としているわけですが……その根底には実は再生という部分があったんじゃないかと。
それがいつしかネジ曲がって「破壊」のみを目的となってしまった……みたいな?
そうでなければ、この世界はいつまで立っても復興できない気がするんですよね。
だから、今回のアマテラスとオアシスの存在は、いい方向への可能性として受け止められればいいと思う。
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第7話「楽園への道」を視聴した感想について書きました。
今回からいよいよ本格的な調査開始ということで、中華半島の様子が描かれていましたが……東京皇国とはまったく違った異世界な光景に、まるで別の作品を見ているような印象を受けました。
特に喋るモグラと喋るカラス……さらにはジャイアントワームなる巨大生物まで登場……ここは砂の惑星ですか?
ただ、空間の裂け目にあったアマテラスの存在はいい具合に謎めいていて、好奇心がそそられるものがありました……アドラバーストの可能性とか。
次回もとても気になります。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第7話の感想でした!
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