アニメ「炎炎ノ消防隊」観てますか?
今回はプリンセス火華とシンラの一騎打ち。
元修道院ヒーローと勘違いヒーローの熱い戦いが見ものです。
勘違いヒーロー・シンラの勘違い理論
今回のシンラ、すべてを【勘違い】の一言で片付けようとする強引さがなんとも頼もしかったですね。
プリンセス火華の熱失神攻撃によるめまいを【勘違い】とねじ伏せ、プリンセス火華のことは【勘違い】お姉さんと呼び、【勘違い】でヒーローにもなれると断言。
シンラの【勘違い】理論があれば、世の中の出来事の99%くらい【勘違い】で解決できそうな気がしてきた…いや、それは気のせいか。
火華の第三世代能力の練度が高い
プリンセス火華の第三世代能力ってシンラやアーサーに比べると、桁違いに練度が高いように思えます。
【熱失神】は、血管を拡張させ脳への血流を減少させることにより、相手を失神に追い込む。
【クレマチス】は美しい灼熱の花で相手を攻撃。
【サクラ】は美しい満開の桜の大樹から、無数の花びらを降らせる…などなど、プリンセス火華の第三世代能力の技は、シンラやアーサーの豪快な技とは一線を画する緻密さに溢れたものばかり。
一対一の個人戦だけでなく、大人数を相手にした鎮圧戦でも役に立ちそうです。
さすがは第5の大隊長、といったところでしょうか。
ドSな性格はさておき、火華の能力は美しいですね。
ちなみにプリンセス火華の【クレマチス】や【サクラ】といった技は、修道院時代に仲が良かったシスターの名前が由来となっているようです。
炎は悪魔…火華に何があったのか?
プリンセス火華はかつてアイリスと同じ修道院で修行していたわけなんですけど、火華はなぜ今のような性格になってしまったのか?
修道院時代の火華は今のようなドSのような性格ではなく、炎の花でまわりのシスターを魅了する、いわばヒーローのような存在だったんですね。
アイリスもそんな火華を慕う1人だった…にもかかわらず、今の火華のアイリスへの態度はとても冷酷でヒンヤリ冷ややか。
プリンセス火華を変えてしまったのは、突如起こった人体発火現象…火華とアイリスを除くすべてのシスター達が突如人体発火したことにより、火華がこれまで信じてきた【炎】に対する認識がガラッと変わってしまったんですね。
火華の中の世界は「焼く者」と「焼かれる者」へ分断され、操る【炎】は悪へと変わった…。
修道院のヒーローはアンチヒーローへと闇落ち…その後、自らの知識と能力を最大限に駆使して第5の大隊長へと上り詰めるんですね。
目覚めよ!【勘違い】お姉さん
プリンセス火華もシンラと同じく【炎】によって人生を狂わされた被害者。
だからシンラには少しだけどわかる…火華の本当の気持ちが。
だからこそ言える…火華は【勘違い】お姉さんだと。
「あなたのために」といって女性だろうが全力でぶん殴るシンラの潔さがなんとも清々しい…目覚めよ!【勘違い】お姉さん!
勘違いヒーローに落とされた火華
シンラに躊躇なくぶん殴られた【勘違い】お姉さん…気がつくとアイリスに膝枕されていた。
シンラに殴られ、アイリスに優しく諭され、火華は勘違い呪縛から解放され本来の自分を取り戻した。
そんな火華は、修道院時代はみんなのヒーローだったけど、火華には頼れるヒーローなどいなかった…支えだったのは炎だけ…だがそれにも裏切られた。
『私にはなにもなくなった…』(火華)
そんな火華に対するシンラの回答が究極。
『ヒーローならここにいるぜ?』(シンラ)
断言した…強い。
『空に向かって俺の名を叫べ! いつでも俺が助けてやる!』(シンラ)
火華の頬が赤い。
『バカなことを…だいたい、お前が私を助ける義理がどこにある?』(火華)
『義理なんていらねえよ…誰かが困ってたら助けに行く。ヒーローってそういうもんだろ?』(シンラ)
火華の目が♡になった!
アイリスは黙ってラートム。
勘違いヒーローが勘違いお姉さんを勘違いから目覚めさせた結果、火華は恋に落ちた…これは勘違いじゃない。
仲直りは出っ張り思案・アイリスの花
シンラに落とされた意外とチョロイン・火華は、アイリスとも仲直りした。
戦う意志がないことを示した火華にピコピコ同意するラートム・アイリスがかわええ……火華、思わずナデナデ。
引っ込み思案から、やや出っ張り思案になったアイリス…そんなアイリスの頬には【サクラ】で少しやけどした跡が…。
そんなアイリスを見て、やれやれと呆れる火華…もうすっかり昔の仲良し姉妹に戻ったようですね。
引っ込み思案じゃなくなった妹との約束……火華の炎で描かれたアイリスの花はとてもとても美しかった。
好きになっちゃったんだもん
火縄中隊長によってボッコボコにされた第8の隊員たち…桜備は第5と第8の合同演習という名目で決着をつけるつもりだったようですが…突然アイリスが提案したお食事会に火華も賛同…最終的には合同の抜き打ち演習ということで決着。
もっともらしいことを並べ立てる火華の意外な反応にシンラは大いに戸惑うも、結局恋する乙女にはもうどうしようもないんですよエエ。
『だって…好きになっちゃったんだもん』(火華)
これが答えだ。
遅すぎた男
今回の作戦の発案者である桜備隊長…なかなか出てこないと思ってたら、長官へ各所の根回しをお願いしていたんですね。
根回しも済み、日本酒で装備を清め、準備OKとなったところで火縄に連絡すると。
『工作に手間取った。俺も今からそちらに向かう…え!? 終わった?』(桜備)
そして番組も終わった。
遅すぎた…!
遅すぎたよ…桜備!
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊」第6話「約束の火華」を視聴した感想について書きました。
今回はシンラと火華の完全一騎打ち、ということで前回活躍した他の隊員達は一切登場せず、という実に潔い展開だったと思います。
プリンセス火華の第三世代能力はとても見応えがあったし、過去のエピソードを掘り下げることによりアイリスとの関係も明らかになるなど、今回は完全に火華がメインのお話でしたね。
まさかシンラにデレるとは思いませんでしたが、そのチョロさも火華の魅力の一つと言えるでしょう。
シンラとアイリスのおかげで第5と第8、2つの特殊消防隊は今後もいい関係を築いていくことができそうですね。
桜備隊長に関しては掛ける言葉もありませんが…次週の活躍を期待してます。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊」第6話の感想でした!
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