「映像研には手を出すな!」4話感想!予算内で作れるヤツラ!

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アニメ「映像研には手を出すな!」観てますか?

 

今回はなんと言っても映像研が作ったアニメーションの初上映が見ものです。

 

生徒達を巻き込んでのぶっとんだ演出と、映像研の実力に目からウロコですよ。

 

 

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アニメ作りって大変

 

 

浅草と水崎の二人がアニメ作りに悪戦苦闘していましたね。

 

特に水崎のほうの爆発のアニメーションのコマ割りがうまく行かず、どちらかというと気分転換のマチェットの振り付けのほうがうまくなっていましたね。

 

一方で、浅草のほうは背景のディティールの細かさや、設定の作り込みに夢中になりすぎて、少々脱線気味になっていましたね。

 

でも二人が作業している光景は、もうすでに映像研としてバリバリ活動している印象を受けました。

 

前回、二人してワッショイワッショイしていたのがウソのようだった。

 

この二人、やれば出来る子たちだったんですね。

 

 

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金森のプロデュース力が高い

 

 

金森はアニメーションに関しては素人のはずだったのに、いつのまにかプロデューサーとして板についていましたね。

 

遅々として作業が進まない二人に対し、次々と作業工数の削減案を出し、妥協すべきところは妥協し、本当に肝となる部分だけを残していく手腕はとても見事だったと思います。

 

また、美術部に助力を乞うために交渉に行ったり、自らも出来る作業については手伝ったりと、頭と体の両方を使ってテキパキと動いている姿がとても印象的でした。

 

やっぱり金森は頼りになりますね……とにかくプロデュース力が高いです。

 

 

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生徒会には手を出すな!

 

 

映像研が予算獲得するためには、生徒会の承認を得なければならないわけですが……「生徒会には手を出すな!」と言われているように、生徒会のメンバーは曲者が揃っているようでしたね。

 

といっても生徒会長の道頓堀透(どうとんぼり とおる)はそれほど手強くはなく、むしろ生徒会書紀のさかき・ソワンデのほうが本丸のような貫禄が備わっていた。

 

また、後ろで警備を務める生徒達はなんだか機動隊のような格好をしており、なんだか学生運動を彷彿とさせるような独特の空間だったように思います。

 

映像研の他にも予算獲得のためにプレゼンしている同好会がいたけれど…タンパク質とか言ってる奴らに比べると、映像研ってめちゃくちゃまともだったなぁ…。

 

そりゃあんな連中相手にしてたら生徒会の承認審査も辛くなるってもんですよね。

 

しかし、こと交渉事に関しては金森もなかなか手ごわい。

 

生徒会長の理不尽な言いがかりめいたケチに対しても、まったく動じることとはなく、逆に学校側の不手際を理由に教師たちの不祥事をちらつかせるなど、半ば恐喝まがいなことをしてたな…。

 

また、浅草も見事な啖呵を切っていましたね……いつの時代の生まれなの? と思わずツッコミを入れたくなるような口上だったけど……熱意だけはヒシヒシと伝わってきた。

 

結果、なし崩してきに映像研の作品の上映を取り付けるわけですが……この上映シーンが本当に素晴らしかった。

 

 

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映像研は予算内で作れるヤツラ!

 

 

浅草、金森、水崎の映像研の三人で作り上げたアニメーションは、生徒達をあっという間にその世界へと巻き込んでしまう、とても素晴らしいものでしたね。

 

アニメーションの制作過程をしっかりと描写していたこともあり、出来上がった映像は荒削りながらも、創意工夫の後が随所に見られ、しっかりとした手作り感が出ていました。

 

空想と現実の区別がつかなくなるような没入感の中、生徒達も映像研のアニメーションにグイグイと引き込まれていく様子は、見ていてとてもワクワクしましたね。

 

また、今まで断片的なプロットでしか見られなかった女子高生剣士と戦車との決闘シーンも、様々なギミックが付け加えられており、とても三人で作り上げたとは思えないようなクオリティの高さだったと思います。

 

また、上映が終わったあとの浅草たちの様子が非常に印象的でした。

 

上映した作品を一通り見終わったあとは、もう審査のことなんてすっかり忘れて、ひたすらダメ出しやら改善点やらについて、三人して夢中に話し合うという……こういうのいいですね!

 

そして生徒会のさかき・ソワンデも上映した作品を見てからは、予算内でちゃんと作れる奴らだと評価……だったら予算を渡したらいったいどうなるのか…?

 

もちろん、映像研、予算承認ですよ。

 

「手を出すな!」と言われる生徒会を認めさせる映像研の実力……いよいよアンタッチャブルな世界に突入か?

 

 

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まとめ

 

アニメ「映像研には手を出すな!」第4話「そのマチェットを強く握れ!」を視聴した感想について書きました。

 

予算獲得のために映像研が初めて制作したアニメーション作品……おかげで無事に予算の承認がおりましたね。

 

前回の浮ついた雰囲気とは一変して、今回の前半部分はアニメの生みの苦しみについて地道に描かれていたんですけど…その分、後半で試写したときの盛り上がりがめちゃくちゃ爽快でしたね。

 

いろいろと妥協したり削ぎ落としたりして、ようやく間に合わせることができた作品なんですけど、上映した完成版は他の同好会の追随を許さない、ぶっちぎりのクオリティの高さだったんじゃないでしょうか。

 

予算がない状況でここまでの作品を作り上げられる映像研……生徒会へのインパクトもばっちり。

 

今回の三人は過去最高にクールだった……見終わったあとの達成感がすごい。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「映像研には手を出すな!」第4話の感想でした!

 

アニメ『映像研には手を出すな!』感想一覧 2020年1月~3月

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