アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202」20話感想!ズォーダーの悲しき過去

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アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」観てますか?

 

アンドロメダ級の波動砲をことごとく無効化し、インパクトある真の姿を見せることになった白色彗星に対し、地球側は「ヤマトを継ぐもの」銀河を戦線に投入しましたね。

 

銀河はヤマトそっくりな見た目ながらも、その船体にはコスモリバースシステムを内蔵、制御はほとんどAIで行うというかなり革新的なコンセプトの最新鋭艦なのですが、波動砲やショックカノンがまともに撃てないんですよね。

 

いっしゃん

微妙だわ~

 

これで白色彗星とどうやって渡り合うんだろう。

 

というわけで今回は、

 

アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」
第20話
「ガトランティス、呪われし子ら」

 

を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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本来の記憶が戻った森雪、ショックでヨボヨボの古代

 

 

前回の最後に記憶を失ったかのように見えた森雪、実は本来の記憶が戻ったことにより、ヤマトでの記憶を逆に失うことになってしまったとのこと。

 

だからヤマトの過去の航海記録を見せられたところで、今の森雪にとっては全然関係のない出来事でしかないんでしょうね。

 

古代はショックのあまり足取りもおぼつきませんし、佐渡先生がいうには、ヤマトで過ごしていた時の記憶が戻る可能性はゼロに等しいそうで、人類の存亡の前に古代がすでにピンチ状態に陥ってしまってますね。

 

人生、なかなか思うようにいかないものですね。

 

 

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ゼムリアの記憶が語るズォーダーの過去

 

 

白色彗星内に格納されている惑星ゼムリアに不時着したヤマト。

 

キーマン達が探索で見つけた遺跡は、実はゼムリア人が残した記憶装置だったようで、近くにいたアナライザーはゼムリア人の記憶装置に制御を奪われてしまいます。

 

制御を奪われたアナライザーから語られたのはズォーダーの過去。

 

ガトランティス人の最上位モデル「タイプ・ズォーダー」として創造されたズォーダーは全ガトランティス人を統率するために存在するのですが、その並外れたハイスペックな性能はもはや「人間そのもの」といっても遜色がないくらいの精神性をもたらすことになってしまいます。

 

ゼムリア人の卑怯な裏切りにより最愛の妻シファル・サーベラーと自らの幼生体を殺されたことから、ズォーダーは「愛」そのものを憎むことになるんですね。

 

人類を「愛」に狂った哀れな生き物として見下しているのに、最も「愛」に狂っているのは実はズォーダー本人だったわけです。

 

古代達に課した「悪魔の選択」も、かつて自分がゼムリア人達から受けたもの。

 

この負の連鎖はまるで虐待を受けた子供が自分の子供を虐待してしまう構図にとても酷似してますよね。

 

また、ズォーダーは他のガトランティス人と違って幼生体による世代交代を重ねているようにも見えないことから、1000年の長きに渡って愛に対する憎しみの感情を蓄積させてきたに違いありません。

 

多分記憶力も相当良さそうだから忘れられないんでしょうね。

 

この1000年、ズォーダーは地獄のような日々を過ごしてきたのかもしれませんね。

 

 

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「滅びの方舟」は人間にしか操れない

 

 

「滅びの方舟」こと白色彗星は、シファル・サーベラーの純粋体ただ一人によって運用されているのですが、そもそも白色彗星は人間にしか起動できないように設計されていて、人造生命であるガトランティス人にはそもそも扱えない代物なんですね。

 

個人的にはシファル・サーベラー以外の人類が白色彗星を操れるのかどうかとても気になるところですが・・・その展開はさすがにないか。

 

本来ならばガトランティス人こそが「滅びの方舟」に滅ぼされるべき存在なのでしょうが、実際にはその当人達に利用されてしまっているのですからなんとも皮肉なものですね。

 

 

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バーガー出てきた!(ちょっとだけよ)

 

 

全ヒューマノイドの存亡をかけた戦いということで、ガミラスからはバレル大使が自ら戦線に赴くことになるわけですが、そこで共同戦線を張ることになるのは、なんとあのフォムト・バーガー。

 

映画「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」で古代達と心を通わせた、あのガミラスのナイスガイがついに2202にも登場ということで、ほんの一瞬のシーンだったにもかかわらずテンション爆上がりです。(私の)

 

セリフから察するにフォムト・バーガーは旧デスラー派に所属していたものと思われるのですが、デスラー本人が生きていることについて知っているのかどうかまではわかりません。

 

個人的にはバレル大使とはとてもウマが合うと思うんですけどね~。

 

 

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ズォーダーの真の目的とは

 

 

ズォーダーの目的は全宇宙を滅ぼすことだと思われていたのですが、実は少し違っていて、ズォーダーが真に望むのは真実の愛を体現できる新たなる人間の誕生。

 

ズォーダーにとって今の人類は愛に狂った愚かな存在でしかなく、だったら滅ぼしてしまえ、ということなのでしょう。

 

そして愛という感情を持たないガトランティス人こそが人類を裁定するのに最も相応しい存在であるとも考えているんですね。

 

1000年もの間、愛を憎み続けたズォーダーが求めたものは「滅び」ではなく「真実の愛」。

 

ズォーダーもなかなかの矛盾した性質の持ち主ですね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第20話「ガトランティス、呪われし子ら」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

今回はゼムリアの記憶装置がズォーダーの過去についてたっぷりと語ってくれたおかげで、人造生命でありながらも驚くほど人間らしい精神性を持つズォーダーが愛にこだわり続ける理由がとてもよくわかりましたね。

 

だからといってその行動が容認されるわけでは決してありませんけどね。

 

個人的にはバレル大使やフォムト・バーガーが新たに戦線に参加するシーンにテンションが上がるものがありましたが、そうなってくると気になるのがデスラーの動きですよね。

 

次週以降の展開がとても楽しみです。

 

以上、アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第20話の感想でした!

 

アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』感想 2018年10月~2019年3月

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