アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回はマキの家族が全員集合。
尾瀬家の一家団らんの様子と、父ダンロウの娘ラブ、そしてマキの去就に注目です。
本物のゴリラ・サイクロプス
マキの父こと、暖郎 尾瀬(だんろう おぜ)が登場していましたね。
その鍛え抜かれた巨体と、厳しい表情は、まったく娘に似ておらず……ある意味、本物のゴリラ・サイクロプスのようでしたね。
ただ、そんな見た目とは裏腹に、マキを「ちゃん」付けで呼び、溺愛するところにとても好感が持てましたね。
また、尾瀬家は基本的に家族みんな仲がよく、久しぶりの一家団らんの夕食の際にはとてもにぎやかな様子を見せていた。
ただし、食事中のマナーについてはあまりよろしくないようで……温厚に見えた母マドカがキレて極妻みたくなっていた。
個人的には兄タキギの赤ちゃん言葉がキツかった。
尾瀬家ってみんな極端な二面性を持っているのか。
ゴリラ・サイクロプスの娘は、キレるとゴリラ・サイクロプスになる……
マキは間違いなく両方の血を色濃くひいてますね。
筋肉質なマキが好き
マキ本人は自身の筋肉質な体について気にしてるようでしたが……冒頭でのマキの肉体を見る限り、かなり洗練された筋肉のつき方をしていて、個人的にはとても美しく思うんですよね。
この肉体はマキがいかに職務を忠実に全うしてきたかの証だし、実際、実践におけるマキの体の動きのキレはいつ見ても惚れ惚れしてしまう。
また、マキの能力を活かしてのプスメラ・ウィッチは違った意味でマキの可愛らしさが表れていると思うし……脳内お花畑でちょっと残念なところもいい。
こういった色々なギャップを持っているからこそ、マキは魅力的なんでしょうね。
ですので、マキには少しずつでもいいので、自信を持って欲しいものですね。
軍と第2と伝導者一派
東京皇国軍と第2特殊消防隊って組織的には上下関係にあったんですね。
第8が伝導者関連の調査を進めてきた結果、伝導者一派と東京皇国の知られざる秘密が次々と明らかになってきたわけですが……軍はこれまで伝導者一派関連の情報から遠ざけられていた。
伝導者一派の活動に業を煮やし続けてきた軍と第2特殊消防隊……今回のタキギの負傷を受けて、尾瀬大将はついに調査に乗り出すことを決意する。
といっても、実際に調査を実施するのは下部組織である第2特殊消防隊なんですけどね。
第2といえばグスタフ本田……紅丸と名前の呼び方でいつも口喧嘩していたあのハゲのおっさんですね。
またもうひとり思い浮かぶのが武能登ことジャガーノート。
ジャガーノートとはちょくちょく共同作戦で一緒になる機会があったため、第2に対する心象は今のところ悪くない……むしろちょっといいと思う。
そして伝導者一派なんですけど……とりあえず灰島との癒着についてはかろうじて「シロ」だったものの、聖陽教会とは完全に「クロ」な関係だったことから、軍との関係も少々きになるところですが……。
マキの父が大将を務めていることと、今回の伝導者一派に対する調査実施を見てる限りでは、繋がりの可能性は限りなく「ゼロ」に近そうですね。
軍に戻った箱入り娘
マキが第8を辞めて、軍に戻ってしまいましたね。
もちろんこれは本人の意思によるところではなく、尾瀬大将の命令によるところなのですが……。
基本的に父娘の仲は良好ではあるものの……マキが素直に従ってしまうところに少々引っかかりを感じましたね。
マキは火縄中隊長に誘われて、軍を辞め第8へと移籍した経緯があるのですが……父ダンロウはその事を根に持っているのか、火縄に対してはかなり辛辣な様子を見せている。
火縄とダンロウの二人の間で板挟みになる中、マキは火縄の意見に耳を傾けるも……火縄は感情を一切見せぬまま、マキに軍に戻るよう言い放つ。
火縄の真意がまったく見えない……。
マキは辞令が下されたその日のうちに軍属へと戻るものの……戻ってからのマキの職務はまさにお飾りもいいところだった。
マキはそんな自分の境遇を、すべて自身の力不足と落ち込んでしまう。
もちろん第8のみんなからすれば絶対にそんなことはないんですけどね。
タマキは瓶の固い蓋を開けられずに困ってるし、桜備は瓶を壊してしまうし、アーサーはマキが去った理由にまったく聞く耳を持つ気がない。
そして箱入り娘不在のまま、ネザー調査が開始されるという……ただでさえ人手不足の第8なのに……古参のマキが抜けるのは本当に痛いところですよね。
父が娘を心配する気持ちはとてもよくわかるところだけど……せめてもう少し納得の行く形で話を進めてほしかったところではありますね。
特に火縄中隊長の真意が気になるところです。
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第19話「尾瀬一門」を視聴した感想について書きました。
今回はマキの知られざる家族構成が明らかになったわけですが……特に父ダンロウが東京皇国軍の大将であることには驚いた。
まさにゴリラ・サイクロプスな見た目に反し、娘を溺愛する子煩悩な姿には少なからず好感を覚えましたね。
また、軍と第2の関係性、そして伝導者一派に対するスタンスなども描かれていて、第8にとってはとても心強い展開だったように思います。
といっても、マキが第8を抜けたのは超痛いところですが……次回がとても気になりますね。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第19話の感想でした!
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