アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回はアニメ第2期最終回。
シンラとアーサーの激しすぎる特訓と、第8がこれまでに積み上げてきた実績に注目です。
第7の悪しき伝統「かわいがり」
どうやら第7には「かわいがり」という悪しき伝統が受け継がれているようでしたね。
理不尽極まりないシンラとアーサーの「かわいがり」……実は紅丸自身もコンロにやられていたとのこと。
紅丸もそれに習ってシンラ達をかわいがっていたわけですが……そこには深い考えなど1ミリもなかったという……紅丸って考えてるようで考えてない時、結構あるよね。
そして、コンロ……今の穏やかさからは想像できないくらい、昔はイケイケだったんだろうなぁ……今の紅丸があるのはコンロの「かわいがり」の成果なんだろうか?
個人的にはタマキにも参加してほしかったところだけど……さすがに紅丸でもそのあたりの分別はついているんでしょうね。
やられてるシンラとアーサーはたまったものんじゃないでしょうけど……正直、二人がかわいがられている様子は単純に面白い(ごめん)
ただ、絵面は正直汚いですよね……野郎のふんどし姿なんて好んで見たいもんじゃない。
第7の悪しき伝統はそろそろ終わらせるべきなんじゃないでしょうか。
紅丸も認める桜備大隊長
桜備大隊長に対する紅丸の評価が高かったですね。
以前二人は、浅草大火災の混乱の際に1対1で激突したことがあったんですけど……その時、桜備大隊長は紅丸の攻撃を真正面から突破するという力技を披露したんですよね。
そして浅草大火災を協力して乗り越えた時に、確かな絆が生まれることとなったわけですが……紅丸の中での桜備に対する印象はその時に大きく書き換えられた。
なにせ桜備は無能力者でありながらも、能力者の炎に真っ向から立ち向かい、ねじ伏せる力を持っている。
それはもう立派な「火事場の馬鹿力」といっても過言じゃない。
桜備の戦い方は決してスマートではないけれど……胸を熱くさせる力強さがあるんですよね。
そして誰よりも「消防官」としての強い誇りと使命を持っている。
そんな桜備だからこそ、紅丸のような気難しい人間からも、心から認められるんでしょうね。
カヨコさん、コイツです。
火華がコンロを犯罪者みたく扱っていましたね。
『カヨコさん、コイツです』(火華)
言い方。
もう少し言い方あると思う……でも火華だからなぁ……シンラ以外の男は基本「砂利」だから。
でも、言い方はともかく、今回は第6のカヨコ大隊長同伴とのことで、コンロへの調査については本気度の高さが伺える。
また、カヨコ大隊長を「さん」付けで呼ぶあたりに火華のカヨコ大隊長に対する信頼度の高さを感じさせられた。
残念ながらコンロの炎の性質は他の隊員と大差なしということで、アドラリンクの条件についてはまだまだ調査が必要なようでしたね。
コンロも突然の二人の大隊長の訪問に面食らったことでしょう。
個人的にはカヨコの能力でコンロの灰病が治る可能性がないのか、少し気になるところです。
明王・紅丸
紅丸が明王の如し強さを見せつけていましたね。
紅丸はシンラとアーサーの「火事場の馬鹿力」を引き出すべく、5時間もの長丁場に渡り、二人を徹底的に痛めつけていたわけですが……その時の紅丸の様子がまさに明王を思わせる迫力に満ちていた。
両目に浮かぶ「○」と「✕」……能力においても体術においても、シンラとアーサーを圧倒し、完全に生殺与奪の権を握っているようだった。
シンラとアーサーも今までの戦いで相当に強くなってるだろうに……紅丸との間にはまだまだ越えられない大きな壁があるんですね。
さすが最強。
さすが煉合消防官。
やっぱり迫力が違いますね。
アーグ大隊長の最期
アーグ大隊長が伝導者一派に殺されてしまいましたね。
コンロが「聖痕」を持つのと同様に、アーグ大隊長もまた顔に「聖痕」を刻んだ一人だったわけですが……今回アーグを狙った伝導者はコンロの時と違って「屠り人」を名乗る手練だったんですよね。
アーグも決して弱くはないんですけど……今回登場した「屠り人」はそんなアーグに手も足も出させずに始末するほどの強者……見るからにヤバそうな能力使ってましたからね。
殺害されたあとのアーグは見るも無残なもので……まさに見せしめといっても過言ではない、凶悪さに満ちていましたね。
アドラリンク後のアーグ大隊長は、パーン中隊長の目から見ても「変」になってしまったとのこと……実際、シンラとの会話でもかなりの変態っぷりを見せていましたからね。
だからといって、その変態性を理由にジサツで片付けてしまうのはちょっとどうかと思いましたね。
おおっぴらに伝導者一派の仕業と発表できないところもあるのでしょうが……もう少し言い方があるんじゃないでしょうか。
ともあれ、アーグ大隊長のご冥福をお祈り申し上げます。
開眼! 火事場の馬鹿力!
シンラとアーサーの二人が「火事場の馬鹿力」に目覚めていましたね。
「訓練前」の明王の如し紅丸の攻撃を受け続けた二人は、体内の酸素が尽きて火力ゼロ状態にまで追い込まれる。
まさに「死の圧」に屈しかけようとしていたところ……シンラの中で劇的な変化が起こるんですね。
走馬灯、というわけではないんですけど、これまでシンラがくぐり抜けてきた数々の経験が開花につながる心理描写は、ちょっとした生命の神秘のようにも思えましたね。
と同時に「死の圧」との戦いでもあったわけで……それを乗り越えた時、燃え尽きたはずの炎とは別に、より高熱の青い炎を纏うようになるんですね。
これが「火事場の馬鹿力」
残念ながらこの状態での戦闘は行われなかったため、どれほどのものなのかはわからず仕舞いとなってしまったわけですが……これは第3期を期待していい、という事の意思表示ということなのかな?
伝導者一派達も着々と準備を進めているようだったし……「火事場の馬鹿力」を発揮するシーンが今からとても楽しみですね。
皇国が一つになるとき
最初は孤軍奮闘状態だった第8特殊消防隊でしたが……気がつくと、味方が随分と増えていましたね。
第1は烈火の一件で、カリム・フラムとの間に生まれた絆を皮切りに、バーンズ大隊長とも12年前の火災の件で真実を共有する関係になった。
第2はネザーでの共同作戦を経て、グスタフ本田大隊長からの協力関係を取り付けるだけでなく、上位組織の東京皇国軍も頼りになりそうな感じ。
第3はDr.ジョヴァンニの一件以降、詳細は不明なものの……バックにある灰島重工とはナタク・ソンの一件で思わぬつながりができた。
第4はアーグ大隊長こそ喪ったものの、パーン中隊長やオグンといった気心の知れた仲間がいる。
第5はいわずもがなプリンセス火華がシンラにお熱で問題なし。
第6はカヨコ大隊長やアサコ中隊長が登場当初から協力的。
第7は紅丸やコンロを筆頭に、隊同士の付き合いがかなり深いものがある。
最初は桜備と火縄の二人から始まった第8も、今は10人の大台に達している。
これはもう期待せずにはいられませんよね……第3期に!
個人的にはシンラやアーサーの活躍はもちろんだけど、できれば今まで出番の少なかった各消防隊の大隊長や中隊長にもっとスポットを当てて欲しいところです。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第24話(最終回)「激動の兆し」の感想でした!
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