アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回はタマキメインのお話です。
タマキの知られざる普通な過去と、覚醒に至るまでの過程が必見です。
シンラと火華の浅草デート
シンラと火華が浅草デート状態になっていましたね。
もともとは第7のコンロ中隊長からアドラリンクについての話を聞くために訪れたものの、なぜか火華もついて来た。
原告主義者への偏見と、コンロ中隊長への猜疑心からシンラを心配してのこともあるんだろうけど……一番の本音の部分は単純にシンラと一緒にいたいだけだと思う。
肝心のコンロ中隊長はというと、なぜか一人で人気のない離れの小屋へ向かったという。
アドラリンクの条件を聞かされた後では、ちょっと疑ってしまうシチュエーションですよね……実際、火華も疑ってた。
ただ、第7の隊員から「彼女?」と勘違いされた際にはかなり満更でもなさそうだった。
久しぶりに火華のデレを見れて、当方も満更でもなかった。
シンラはそんな火華の気持ちにはまったく気づいていませんでしたが。
しばらくはこの状態が続くんだろうな……がんばれ火華。
コンロは地獄を見た
コンロにはアドラとつながった経験があったんですね。
2年前の大火災の際、コンロは紅丸を守るべく鬼と戦った経験があるのですが……その時に相対した鬼はまるでコンロの生き写しのようだったという。
だとしたら鬼の中でも相当な手練だったことでしょうね。
でもその鬼を単独で討滅したコンロはそれ以上の化け物ということか。
きっと全盛時のコンロって今の大隊長の中でもトップクラスの強さだったんじゃないでしょうか。
残念ながら今は灰病を患っていて、一線からは身を引いている状態にあるわけですが……それでも能力を使わずに白装束を圧倒するくらいの実力は持っている。
そんなコンロが鬼を倒した時に見たというのが異界アドラ。
どういった理由でアドラに行ったのかは本人でもわからないそうだったけど。
そしてコンロのトレードマークとも言える顔の傷は、鬼との戦いの時につけられたわけですが……シンラが言うにはアドラに行ったことのあるものは顔に傷を持つという。
言われてみればそうですよね。
第1のバーンズ大隊長や第4のアーグ大隊長……そしてジョーカー。
アドラバーストじゃない者以外は無傷ではいられないのかな?
ともあれ、コンロに後ろ暗いところがなくて一安心、といったところでしょうか。
タマキの決意
シンラの熱心な要望により、ふたたび紅丸による特訓がはじまりましたね。
突き放しているようでいて、面倒見のいい紅丸さん……二度手間は面倒だということで、アーサーにも声をかけるよう促すなど、以前にも増して兄貴成分が増しているように感じられる。
そんな中、今回はタマキ隊員も飛び入り参加。
タマキはネザーでの一件で、イヤというほど自分の非力さを痛感したんですね。
烈火のときはシンラの助けが間に合ったけど……ネザーではハジキ小隊長が死に、ジャガーノートも瀕死の重症を負うことになってしまった。
もっと自分が強ければ……そんな強い覚悟の元タマキは今回の特訓に志願したんですね。
タマキを見つめる紅丸の視線はなんとも形容しがたいものはあったものの……とりあえずはヒナタとヒカゲに遊んでもらうところから始めることに。
タマキって登場した当初は好戦的なイメージが強かったけれど……いつの間にかシスターとしての非戦闘員的なイメージのほうが強くなってましたからね。
今回の特訓をきっかけに、戦えるシスターへと進化を遂げるのかもしれない。
そんな決意の強さが今のタマキには感じられる。
なんとなく生きてきたタマキの過去
タマキってけっこう普通な感じの人生を送ってきていたんですね。
壮絶な過去を持つシンラや、特殊な家庭事情を持つアーサーと違って、タマキのご家族は健在で、学校にも普通に通っていた。
そしてなんとなくシスターを目指し、なんとなく学校に通う中、第三世代能力を発現。
当時の烈火にスカウトされ、なんとなく消防官を目指すようになるわけですが……学校におけるタマキの立ち位置はあんまりいいものじゃなかったようで。
本人の意思に関係なく発動するラッキースケベられが災いし、上位カーストの女からイジメを受けるなど、今よりもさらに気弱な印象を受けた。
ただ、そんな普通の過去を持つからこそ、今回のタマキの決意がいかに強いものなのかが際立ってくるんですよね。
それに第8はそんなタマキをありのまま丸ごと受け止めてくれる。
特にシンラとの会話でタマキの世界が広がる演出がたまらなく良かったですね。
だからこそタマキはもっともっと強くなりたい……少しでも彼らの助けになるために。
ひと皮だけでなく全部剥けちゃうタマキさん
ヒナタとヒカゲとの鬼ごっこの中で、タマキが一皮剥けていましたね……最終的には全部剥けていましたが。
ヒナタとヒカゲ……この二人は見た目に反してかなりの実力と口の悪さを持っている。
タマキはそんな二人の実力を見た目だけで判断し、手加減をするわけですが……すぐに捕獲されては、ボロカスに文句言われてた。
タマキも徐々に本気を出していくわけですが……タマキが本気を出して尚、数秒で捕まってしまうくらい、ヒナタとヒカゲはかなり手強い。
そんな中タマキは今までの戦いや、かつての自分の人生を振り返ることとなり……そして覚醒することになるんですね。
より猫っぽくなった覚醒タマキは、60秒というノルマを無視して、逃げるのではなく立ち向かうことを選択する。
そしてタマキはヒナタとヒカゲの攻撃を真っ向から突破する……おお、これはかなり強そうだ。
ヒナタとヒカゲを打ち負かした上で、ノルマの60秒達成……紅丸はタマキの本質を見抜いた上でヒナタとヒカゲとあえて遊ばせていたんですね。
紅丸から「一皮剥けた」と褒められるも……ラッキースケベられが発動したタマキは、一皮どころか全部剥けていたという。
こればかりは克服しようがないから仕方ない……のか?
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第23話「炎猫」を視聴した感想について書きました。
今回はタマキが一皮剥けるお話でしたね。
紅丸の好意により、再び特訓を受ける機会が得られたわけですが……今回はシンラやアーサーだけでなく、タマキも自らの意思で参加。
ヒナタとヒカゲとの鬼ごっこを通じて、過去の自分と向き合い、そして覚醒に至るまでが描かれるものの……最後は見事なラッキースケベられで締めくくるあたりにタマキの今後の課題が明確になったような気がしました(違う)
一方で、シンラとアーサーの特訓に関しては、火炙りの挙げ句放置されるという有様……紅丸ってこういうとこあるよね。
次回の特訓に期待です。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第23話の感想でした!
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