アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回も引き続き六柱目ナタクを巡る争奪戦。
第8と灰島が共闘したり、ハウメアが更に混乱を助長したりと、カオス極まるバトルロイヤルに注目です。
鉄梟なしでもマキ強し
マキが守り人アローをボコボコにしていましたね。
伝導者一派の乱入に伴い、第8と灰島による共同戦線が自然と形成。
ドミニオン姉さんとハウメア、アローとマキとの戦いの流れになるのですが……マキ、鉄梟なしでも強かった。
アローはどちらかというと超長距離からの隠密射撃を得意とするのに対し、鉄梟のないマキはゴリゴリの近接スタイル。
今回のアローは珍しく最初から前線に参戦していたため、一瞬のうちにマキに距離を詰められて、白装束の上からボッコボコに殴られてた。
これは確かにたまらない……距離を取ろうと後ろに下がるも、マキはぴったりと同じ距離を保ち続け、最終的にはアローを見事に投げ倒してた。
マキの格闘戦って他の隊員たちと違って、玄人臭漂う達人的な強さがとても魅力的に映るんですよね。
鉄梟を駆使した戦闘もいいけれど、マキの持ち味はやっぱりこの格闘戦にあると思う。
味方にすると頼もしい? 灰島の二人
伝導者一派の乱入により、第8と灰島は共闘することになるのですが……いざ味方になると黒野とドミニオン姉さんの二人はとても頼もしいものがありますね。
ドミニオン姉さんが操るドミニオンは、絶縁仕様の防御だけでなく、電気ではなく火力で動くため、ハウメアとの戦いでも相性が悪くない。
太陽神に変わってのお仕置きにも期待が持てる。
一方で黒野のほうは、社長命令で2回も「バカ」と言われ、サラリーマンの哀愁を漂わせながら、消極的ながらも自らシンラに協力を申し出ていた。
ナタクの扱いに関してシンラから説教を受けた際には「上司か」と2度ツッコみ……巨大焔ビトの強さの前には転職を検討しはじめてた……あれ? 全然頼もしくないぞ?
シンラとの戦いではエゲツない能力を発揮してとてもかっこよかったのに……。
でもアーサーとの戦いではめんどくさがって途中で放棄していたなぁ……本人が言うように相手が弱くないと強くなれない体質なのか。
残念ながら灰島で頼りになるのは、黒野ではなくドミニオン姉さんのほうのようですね。
バラバラすぎる伝導者たち
それにしても今回の伝導者一派は、あまりにも行動がバラバラ過ぎますよね。
柱二人に、守り人三人……おそらく過去最大級に戦力を投入しているわけですが、ほとんど連携が取れておらず、伝導者内部でもかなり混乱してるようだった。
言うまでもなく、最大の原因はハウメアでしょう。
本来ならばハウメアが電磁波で指令塔にならなければならないのに、ナタク争奪参戦以降はほとんど連絡を取り合っておらず……あろうことかナタクの脳を暴走させ、味方を危険に晒してた。
インカの予知がなければ、危うくリツがやられるとこだったし、カロンに至っては柱であるシンラを守る行動に出てましたし……カロン頼もしすぎるやろ。
とはいえ、そのあたりの連携については、ヴァルカンとアーサーの功績が大きい。
以前の戦いで学習したヴァルカンは、アーサーのプラズマソードを使った電磁パルスによる妨害装置を新たに開発。
おバカなアーサーを言葉巧みに騙して、騎士ごっこを捗らせ、見事に悪用してましたからね。
ヴァルカンが日頃からアーサーをどのように思ってるのかがよくわかるシーンだったと思う。
哀れなナタク
ナタクの扱いがあまりにも哀れでしたね。
六柱目ということで、第8、灰島、伝導者から争奪対象となったナタク……バスケットボールのような扱いを受けたと思いきや、次はリツの作り出した巨大焔ビトに取り込まれ……さらにはハウメアにイジられて脳内烈火だらけになっていた。
もうほとんど心壊されとるやん……こんな小さい子が「窒息しろ」とか普通言わんで?
争奪戦にて桜備が抱きとめた際には思わず「よっしゃ」となったけれど……今回の展開を見てる限りではナタクに明るい未来がやってくるようには到底思えないんですよね。
巨大焔ビトになり、更に手に負えなくなっていく中……シンラが次に取る行動がとても気になるところですね。
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第16話「爆発する心」を視聴した感想について書きました。
六柱目ナタクを巡る争奪戦は、第8、灰島、伝導者によりまさに混迷を極めていたわけですが……この混乱を大きく助長していたのは間違いなくハウメアでしょうね。
本来ならばショウの守り人であるアローも無理やり作戦に組み込まれて、さぞやりにくかったことでしょう……おまけにセクハラまがいのパワハラまで受けてたし。
伝導者一派も決して一枚岩ではない、ということがよく分かる話だったように思います。
次回がとても気になります。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第16話の感想でした!
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