「魔法科高校の劣等生 来訪者編」10話感想!司波兄妹の本当の力

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アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」観てますか?

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編

 

今回はパラサイトとの戦いも正念場を迎えます。

 

同級生のレオやエリカ、幹比古達の活躍や、孤軍奮闘するリーナ、そして達也と深雪が放つ「奥の手」に注目ですよ。

 

 

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しょんぼリーナ

 

 

いくらスターズの任務とはいえ、さすがのリーナも同法殺しには相当メンタルを消耗しているようでしたね。

 

達也と廊下で出会った際のリーナの表情はまるで抜け殻のようだった……これは心中察するに余りあるし、まさに達也が予想していたとおりの反応とも言える。

 

ただ、達也の存在を確認した際には、それなりに強がっていたことから、軍人としての矜持の強さも伺える……とはいえ、精神的なバランスを欠いているのは間違いなく、はっきりいって限界ギリギリの状態でしょうね。

 

とはいえ、達也の「住む世界が違う」という言葉には、多少なりともショックを受けてるようでしたが……わかっていはいるけど、いざ口に出されるとキツイ言葉ってありますからね。

 

達也もそのあたりを意識しての発言したんだと思う。

 

個人的にはリーナが早くその苦しみから解放されることを願いたいですね。

 

 

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司波軍団

 

 

もはや達也を筆頭とする同級生たちが軍団みたくなってましたね……司波軍団。

 

索敵係は、水晶眼持ちの柴田さんと、光のエレメンツ持ちのほのかさん。

 

近接戦闘担当は、パンツァーなレオと、達人エリカ。

 

そして遠距離戦闘担当は、精霊使いの幹比古くん。

 

司令塔はもちろん達也……深雪はその付添い。

 

ピクシーは今回は囮に専念する模様。

 

この同級生達、ほんとバランスがいいですよね。

 

そのまま軍のイチ小隊としても十分通用すると思う。

 

 

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レオとエリカはやっぱり強い

 

 

レオとエリカの戦闘は見ていてスカっとしますよね。

 

レオは退院したてにも関わらず、「パンツァー」から繰り広げられるゴリゴリの肉弾戦スタイルでパラサイトからの攻撃を真正面から受け止めるし。

 

エリカは刀の達人だけあって、動きのキレが半端ない……そしてすぐに殺しちゃう。

 

守りに徹するレオと、一撃必殺のエリカの組み合わせは、パラサイト達にとってはある意味アンジー・シリウスよりも驚異だったんじゃないでしょうか。

 

個人的にはピクシーへの攻撃をことごとくブロックするレオの姿が良かったですね。

 

己の肉体そのものを武器に守りながら戦う姿は、まさにレオの真骨頂だと思います。

 

一方で、エリカの手加減抜きの戦う姿勢には高いプライドが感じられ……さすがの達也もエリカの持論には反論する術を持たないようだった。

 

またパレード状態のシリウスの正体がリーナであることも見抜くあたりは、千葉家の末恐ろしさを感じさせるものがありましたね。

 

 

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リーナの意地

 

 

七賢人によっておびき出されたパラサイト達を前に、結局リーナは単独で任務を遂行することを選ぶのですが……心が千々に乱れた状態のリーナではどうしても限界がありましたね。

 

リーナは任務である同胞の始末オンリーに徹するあまり、「封印して捕獲」を目的とする達也たちとはどうしても噛み合わない。

 

また、リーナの魔法詠唱の早さも、念じるだけで魔法行使ができるパラサイト相手にはアドバンテージがあまりなく、戦いにも精細を欠いているようだった。

 

達也はそんなリーナに「殺すな」と釘を指すものの……今のリーナはただただ任務を遂行することしか頭にない。

 

そうでなければ、何のために今まで同胞達を殺してきたのかわからなくなるから。

 

もうリーナは引き返すことができなくなっているんですね。

 

たとえ今の行為が心に背くものであったとしても……絶対に途中でやめるわけにはいかない。

 

「最強」を謳って日本に乗り込んできたはずなのに……深雪に敗れ、達也には完敗……リーナの中にあった確固たる自信も今はもうほとんどないことでしょう。

 

それでも尚一人頑張り続けるリーナの姿には、ちょっと胸が熱くなるものがありますね。

 

何よりスターズはもっとリーナを大切にするべきだと思う。

 

 

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司波兄妹の本当の力

 

 

達也と深雪……二人の真の力を解放した「コキュートス」が炸裂していましたね。

 

達也の指示により幹比古が精霊魔法でパラサイトを10秒間足止めすることに成功させるシーンも見事でしたが、そこからの「コキュートス」の流れはさらに見応えがありました。

 

パラサイト相手では、さすがの深雪も存在を目視することが叶わず……かといって達也単独では仕留めるまでには至らない。

 

そこで達也は「奥の手」しかないと決断し、深雪と目と目を合わせるわけですが……このシーンなかなか神秘的で見惚れるものがありましたね。

 

そして深雪は精神に干渉する魔法「コキュートス」を放つ。

 

幹比古の魔法で燃えていたパラサイトは一転して、コキュートスにより隅々まで凍りつかされていた。

 

この圧倒的魔法力を目にしたリーナもただただ驚愕するばかり。

 

今回のこの力は本来ならば第三者には決して見られてはならないものなんでしょうね……達也もこの決断については最後まで渋ってましたから。

 

とはいえ、実際にこの様子を見ていたのは幸いなことにリーナただ一人。

 

今回はお互いの秘密を黙っておくということで、穏便に解決していたので問題なし。

 

 

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リーナ、軍人やめなよ

 

 

達也がリーナにかけた言葉がとても印象的でしたね。

 

もともと達也はリーナが軍人向きでないと思っていたようで……パラサイトの始末が終わるとリーナに軍人をやめるなら力になると声をかけるんですね。

 

一瞬虚を突かれたリーナはもちろん断るわけですが……この達也の言葉はきっとリーナの中に新たな可能性を生み出したはず。

 

深雪は当初、達也がリーナに特別な感情を抱いていると疑いの目を向けてたものの……達也のリーナに対する感情は「同類のよしみ」ということで、あくまでも恋愛感情ではなく、共感からくるものだったんですね。

 

お互いに選択肢のない状況の中、達也もリーナも生きてきたわけですが……達也の目にはリーナには、自分以上に選択する余地がなかったように映っていた。

 

達也の言うツテには少し興味があるものの……リーナが自分なりの決断をする未来はそう遠くない内にやってくると思われる。

 

その時が今からとても楽しみ。

 

 

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まとめ

 

アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第10話「来訪者編Ⅹ」を視聴した感想について書きました。

 

日本におけるパラサイト騒動はこれで一段落ついた感じでしたね。

 

今回は達也だけでなく、レオやエリカ、幹比古といった同級生達も戦線に加わり、更には非協力的な関係ながらもシリウスことリーナも参戦するなど、かなり戦闘色の強い展開だったと思います。

 

また、最後の決め手となった司波兄妹の「コキュートス」……これら一連の流れを締めくくるには相応しい大魔法だったんじゃないでしょうか。

 

個人的には冒頭では死んでいたリーナの表情が、最後には笑顔に変わっていたのがとても印象的でしたね。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第10話の感想でした!

 

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