「炎炎ノ消防隊」2話感想!武器を見せるな!桜備の絶対ルールが胸熱

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アニメ「炎炎ノ消防隊」観てますか?

 

 

今回のお話のタイトルは「消防官の心」。

 

第8特殊消防隊の桜備大隊長の絶対ルールがとにかく胸熱。

 

 

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騎士王?アーサー・ボイル登場

 

 

シンラに引き続き、第8特殊消防隊に配属されることになったのは、自称「騎士王」のアーサー・ボイル。

 

シンラとは犬猿の仲。

 

シンラを「悪魔」、マキやアイリスたちを「姫君」と呼ぶ、バカなのになんかモテるイケメン。

 

シンラと同じ第三世代能力者で、炎から作り出したプラズマの剣「エクスカリバー」を武器に戦う…まさにアーサー王。

 

円卓の前では皆平等とのたまい、タケヒサ中隊長に対しても堂々のタメ口を放つ。

 

その無謀ぶりにはアイリスも祈りを捧げるほどだった。

 

いっしゃん

バカってほんとうに怖いよね

 

 

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勃発!オウガバトル

 

 

タケヒサ中隊長の指示により、シンラとアーサーの訓練の相手をすることになったマキ。

 

マキは、炎を生き物のように操ることができるものの、自ら発火させることはできず、炎を生み出すときは着火剤を必要とする。

 

どうやら第二世代と第三世代では能力に差がある模様。

 

炎で作り出した「プスプス」はタケヒサ中隊長のコーヒーにより鎮火…短い命だった。

 

元軍人ということで対人戦闘に秀でており、戦闘訓練では、シンラたち第三世代の能力をものともせず圧倒していた。

 

しかし、戦闘中の彼女の表情については決して触れてはいけない。

 

特に「オーガ」とか言ってはいけない…メチャクチャ怒るから。

 

マキ

誰がゴリラサイクロプスですって!?

 

炎を操るのが得意な第三世代の二人は、ふんだんに言葉の油を注ぎ、マキの逆鱗に触れた結果、マキの顔がマジオーガ。

 

第三世代の二人の炎は、「プスプス」から「メラメラ」そして巨大火の玉「ボボボーボボーボボー」へと巻き取られ、完全に戦意を刈り取られることに。

 

二人は手も足も出ないまま、マキに完全敗北を喫した…。

 

「ボボボーボボーボボー」はタケヒサ中隊長の消防活動により鎮火。

 

いっしゃん

消防官が火遊びをしてはいけないからね

 

泣き叫ぶマキのキャラの振幅がひどい。

 

 

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「消防官の心」とは

 

 

第8特殊消防隊のお仕事は「火消し」であることには間違いありません。

 

ただ一つ違うのは、その「火消し」をするためには、発火原因となる「焔ビト」を鎮魂しなければならない。

 

焔ビトを鎮魂する…といえば聞こえはいいかも知れませんけど、焔ビトも元をただせば同じ人間なんですよね。

 

その「元人間」は誰かのお母さんだったり、お父さんだったり、親しいひとだったりする。

 

彼らの言う「火消し」とは「人間を殺すこと」なんですね。

 

 

武器を見せるな!桜備の絶対ルール

 

 

第8特殊消防隊の任務は「焔ビトの鎮魂」という名の「人殺し」。

 

桜備大隊長はそのことを深く自覚しており、だからこそある独自のポリシーを貫いている。

 

それは一般人に決して「武器を見せない」こと。

 

彼らの持つ武器は、もちろん人を殺すためのものです。

 

その武器を堂々と携えて現場に臨場する、ということは「今からあなたの家族を殺しに行く」と宣言しているようなものですよね。

 

そんな姿を取り残された家族に見せるわけにはいかない。

 

「武器を見せるな」というルールがあるわけじゃない。

 

もちろん訓練校でもそんなことは教わることはない。

 

これはあくまでも桜備大隊長のポリシーの問題。

 

けれども、このポリシーは桜備にとっては絶対のルール。

 

武器を隠そうとしなかったシンラとアーサーに対し「隊にはいらない」と言い切るほどの絶対ルール。

 

 

そして二人は「消防官の心」を知る

 

 

彼らが現場で見たものは、椅子にすわってじっとしている焔ビトの姿だった。

 

妻と娘と自分(父)が一緒に写った写真を前にして、ただただじっと座り続けている。

 

その姿を見たアーサーは自ら鎮魂を名乗り出るのですが、それは自己顕示欲のためではなかった。

 

頭を炎に包まれながらも、その苦しみに耐え、娘を守ろうとしている焔ビトを、早く楽にしてあげたい…という「消防官の心」ゆえ。

 

そして苦しむことがないよう、急所を一撃。

 

焔ビトの目から舞い散る火の粉は、まるで涙のようで、心からの感謝を言っているようにも見えました。

 

お父さんは娘を守るために必死に戦っていた…娘にそう伝えて写真を手渡す桜備大隊長の「消防官の心」は、シンラとアーサー、二人の新米消防官の心の中に深く深く刺さったことでしょう。

 

この焔ビトのシーン、胸に来るものがありました。

 

 

だからこそ、消防官は己を鍛え続ける

 

 

消防官は焔ビトを鎮魂することはできても、残された人々の心を癒やすことはできない。

 

できることは、心にそっと寄り添うことだけ。

 

けれども、焔ビトは鎮魂し続けなければならない。

 

だからこそ、消防官は己を鍛え続けるしかないんですね。

 

桜備大隊長のハードな筋トレや30kgの重装備、マキとの戦闘訓練の大切さを改めて実感できます。

 

 

祈りを捧げよ

 

 

なぜ消防隊に祈りを捧げるシスター・アイリスが同行しているのか?

 

とくに炎を操る能力を持つわけでもなく、消化活動に参加するわけでもない。

 

現場で行うことといえば、祈りを捧げることのみ。

 

この祈りにも特に何らかの効果があるわけではなく、時には桜備大隊長に守ってもらわなければならない時もある。

 

ふつうに考えればお荷物以外のなにものでもないんですけど、現場ではアイリスの存在を欠かすことはできないんですね。

 

なぜなら焔ビトの魂を鎮めるために祈りを捧げることができるのは、アイリスだけだから。

 

シスター・アイリスの存在は、焔ビトになってしまった人々に魂の救済を与えることができるという、最後の心の拠り所なんでしょうね。

 

それは焔ビトだけでなく、消防隊員達にとっても同じことでしょう。

 

「炎炎ノ消防隊」という作品の中においても、この設定は特に秀逸だと思うんですよね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「炎炎ノ消防隊」第2話「消防官の心」を視聴した感想について書きました。

 

第1話に引き続き、第2話も恐るべきクオリティでの仕上がりとなっていましたね。

 

軍人畑出身のマキ隊員の恐るべき戦闘訓練では、力強いタッチでしっかりと書き込まれていました。

 

個人的にはマキ隊員のキャラクターの振幅のひどさにずいぶんと笑わせていただきましたが。

 

けれども、今回一番の注目シーンは、なんといっても桜備大隊長の独自ルール「武器を見せるな」でしょう。

 

焔ビトを鎮めて、ハイ終わり、ヒーロー決定。

 

ではなくて、桜備大隊長が最も重んずるのは、残された人々の心に寄り添うということ。

 

そんな「消防官の心」の一番大切な部分を知った二人が、なかなか寝付けないシーンはかなり好印象でした。

 

ある意味、第1話以上に胸熱な描写が多かったかもしれない。

 

そんな神回でした。

 

次週もとにかく楽しみです。

 

以上、アニメ「炎炎ノ消防隊」第2話の感想でした!

 

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