アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」観てますか?
今回からアニメ2期も第2クールに突入……シンラたちも捜査対象の灰島重工へ本格突入。
そこで新たに登場する最狂の死神・黒野に注目です。
新OPはKANA-BOON!
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」も10月から2クール目突入ということで、OPが新しくなりましたね。
これまでもきっちり1クールごとにOP、EDともに刷新してきたわけですが……今回のOPテーマを担当するのは私も大好きな「KANA-BOON」。
そして彼らの新曲「Torch of Liberty」はそのタイトル、メロディー、歌詞ともに、炎炎ノ消防隊という作品にピッタリとマッチしており、OPの作画もそのメロディーにバッチリとシンクロしている……いつもながら圧巻のクオリティなんですよね。
特にOPに関しては、今まですべて違うアーティストが担当してきたにも関わらず、なぜか不思議と統一感が感じられる……それだけ安定したクオリティを保ち続けているということなのでしょう。
「KANA-BOON」の新OP「Torch of Liberty」……とてもいい曲だと思いました。
バレバレスパイなリヒトさん
リヒトが灰島重工のスパイであることは、第8の中では公然の秘密だったんですね……ただしアイリスは除く。
リヒトとしても、スパイであることを本気で隠すつもりもなかったようですが……アイリスだけは本気で仲間だと信じていたのが草だった。
アイリスはそのままでええんやで……。
ただ、リヒトがスパイだからといって、第8のみんなが警戒しているかというと、そうでもない。
リヒトとは立場は違えど、これまで何度も一緒に仕事してきたわけですから、リヒトの人となりはそれなりに理解している。
特に桜備大隊長は、リヒトの本音部分をズバっと言い当ててましたしね。
また、シンラもリヒトのことは随分と信頼しており、灰島へのおとり捜査も自ら買って出るなど、逆に今回のリヒトの提案を好機と捉えてるようだった。
それにシンラとしては、昔灰島重工で実験を受けていた経緯もあることから、別の意味でも行きたかったことでしょうしね。
そしてリヒトは結局のところ、真実にたどり着けるなら、灰島も第8もとことん利用する気でいるし……桜備の言う通り、どちらか一方に肩入れするつもりもないのでしょう。
単純な人間関係でいえば、本人が言っていたように、第8びいきなんだと思う……でもリヒトが唯一同士だと認めているのは、おそらくジョーカーだけでしょうね。
ジョーカーだけに体を張らせるわけにはいかない。
リヒトはバレバレなスパイではあるけれど……ジョーカーとのつながりだけは、今のところ他の誰にも知られていない。
リヒトにはぜひとも、今の姿勢を貫き続けて欲しいですね。
最狂の死神・黒野
最強といえば真っ先に名前が上がるのは、第7の大隊長・紅丸なのですが……今回あらたに登場した黒野はその紅丸にも匹敵する存在のようでしたね。
ただ、紅丸と違って黒野は「弱いものいじめ」が大好きという、歪んだ性格をしていて、灰島時代のシンラもその存在の邪悪さには強い嫌悪感を示していた。
相手が弱ければ弱いほど、自分は強くなる……そういう「弱いものいじめ」をこよなく愛する黒野にとって、成長途中のナタクとの戦闘訓練はある意味最高のシチュエーションともいえるんでしょうね。
とはいえ、「最狂」を冠する黒野にとっては、自分以外の大多数は「弱いもの」に属するわけで……実験データを収集する周囲の人間は、そこの理解が少々薄いところがある。
弱者に対する黒野の視線はなんだか人間離れしていて……個人的には伝導者一派のヨナを彷彿とさせるものがあるんですよね。
また、灰病で炭化した右腕がとても不気味……でもそれでこそ「死神」にふさわしい?
死んでもうるさい烈火星宮
ナタクが、烈火の亡霊に苦しんでいましたね。
烈火の焔蟲で能力者となったナタクは、アドラバースト覚醒のために、死神・黒野との戦闘訓練を受けるのですが……。
能力を発動させるたびに、ナタクの中の烈火星宮がアゲアゲテンションで超うざい……死んでもうるさいなこの男。
ナタクはただ家に帰りたいだけなのに……目の前の死神は「死ぬまで帰れない」とかいうし……烈火星宮はトラウマのごとくこびりついて離れない。
そして心の悲鳴はアドラリンクを通じてシンラにまで伝わってくる始末……研究者たちはそんなナタクを使い捨ての道具のようにしか考えていないのですから……ホントどうしようもねえなコレ。
ただ、ナタクの様子を見てる限りでは……この子は戦うことには根本的に向いてないと思う……一刻も早い救出が望まれるところですね。
シンラ vs 黒野
成長したシンラと死神・黒野の戦いが見応えありましたね。
シンラはかつて灰島重工で実験を受け続けていたわけですが……当時はアドラバーストの能力が確認されず、シンラは灰島から放出されることとなった。
そして特殊消防官として実戦を重ねるうちに、アドラバーストが覚醒した……そんな事があってから、灰島の実験はますます厳しいものとなり、今のナタクのような子たちが次々と消耗されているんですね。
一方で黒野はというと……灰島時代のシンラをいじめることを渇望しており……そして今回の潜入捜査にて、「弱いものいじめ」が実現することに。
今のシンラはアドラバーストにも覚醒し、かなり強いとは思うのですが……最狂の死神・黒野からすると、残念ながら「弱いもの」に属するらしい。
黒野の黒煙を駆使した能力は、ワンピースで言うところの自然(ロギア)系といったところか……シンラじゃ分が悪いなぁ。
シンラの時を遡る力が発動すればあるいは……と思わなくもないけれど、黒野の黒煙の力にはまだまだ様々な応用がありそうだしなぁ……悔しいけれど、黒野の能力は強くてかっこいい、というのもある(笑)
二人の決着がどのようにつくのか……とても楽しみですね。
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第14話「灰の死神」を視聴した感想について書きました。
今回から第2クール突入ということで、OP・EDも刷新され、気持ちを新たに視聴したわけですが……。
新たに登場した死神・黒野は、なかなかインパクトのあるキャラクターでしたね。
最強の一人、という立ち位置ながらも、「弱い者いじめ」をこよなく愛するクソ人格……。
同じ最強である紅丸とはかなり異なる性質を持っているようでしたが……CVは櫻井孝宏ということがあるので、きっと強烈なエピソードを持っていると思われる。
次回がとても楽しみですね。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第14話の感想でした!
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