「ノー・ガンズ・ライフ(2期)」18話感想!同胞殺しの十三番機

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今回は「同胞殺しの十三番機」としての一面が垣間見えるお話です。

 

 

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帰ってきた鉄朗

 

 

鉄朗がしれっと帰ってきてましたね。

 

スピッツベルゲンから解放されてからは、EMSにて事情聴取で拘束されていたはずなのに……なぜか早々に帰ってきとる……要は逃げてきたんですね。

 

一旦この件は十三預かり、ということでオリビエの了承は得たものの……鉄朗がどういう意図で逃げてきたのかはわからないままだった。

 

一つ変わった点といえば、鉄朗が自分の声帯で喋れるようになったことでしょうか。

 

スピッツベルゲンの技師に直してもらったとのことでしが、間違いなくヴィクターの仕事でしょう……表か裏かはわからないけど。

 

口を動かして普通に喋る鉄朗の姿は、なんだか以前よりも幼くなったように見えた。

 

また、十三が不器用に鉄朗をナデナデと労うもんだから、余計お子様感が増す……それに鉄朗が飲んでたのはコーヒーではなくおそらくミルク……ますますお子様(以下省略)

 

とりあえず、鉄朗くん、お帰りなさい、と言っときたい。

 

 

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美しい依頼

 

 

今回の依頼、依頼者の美しさも去ることながら、依頼内容も美しかったように思います。

 

妙齢の美しい女性エマからの依頼内容は、愛する夫が罪を犯す前に見つけたい、というものだったのですが……彼女の語る夫エピソードが切なく、優しい。

 

戦士した前夫テオドールと、現夫エドムント……どちらの夫に対しても彼女の愛情は曇りなく……頬を染めながら語る彼女の話にウブな十三は赤面してた。

 

特に夜の営みに関する話では、横にいる鉄朗の耳を塞ぐなど、もうどちらが子供かわからん状態……十三って実は魔法使い?

 

もちろん、今回の依頼にはそれなりの事件性やきな臭さはあるものの……前回のポッドパイで毒を抜かれた影響もあってか、ヴィクターやEMSが絡んでくるほどの危険性は感じられなかった。

 

何より、依頼者の容姿、人柄、依頼内容が美しい。

 

ただ、残念ながら今回は人妻なので、十三を慕う新たなヒロインに加わることはなさそうです。

 

 

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鉄朗の苦悩

 

 

帰ってきた鉄朗くん……一瞬ですが十三をハルモニエする素振りを見せていましたね。

 

鉄朗はスピッツベルゲンに協力していた頃の記憶を完全に失っているわけですが……帰ってきた時の鉄朗の記憶の状態は定かじゃない。

 

ウォシャウスキーの言葉が頭から離れない一方で、自分より他者の命を大切にする十三の背中には、とてもハルモニエすることができない。

 

十三と鉄朗が過ごした時間はそれほど長くはないけれど……そこで築いた信頼は決して軽いものじゃない。

 

そう考えると鉄朗の下す決断なんて一つしかないと思うのですが……コレほどまでに苦悩するということは、ひょっとしたら今の鉄朗は昔の記憶を取り戻してるのかもしれませんね。

 

 

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メアリーの拾いモノ

 

 

メアリーが道端で拡張者を拾ってましたね。

 

しかも十三が探しているエドムント……メアリーの願望、秒で実現。

 

そのエドムントは、1ヶ月分の鎮静剤を一気に売って気絶していたということで、エマの語るエド像とは随分と印象が異なるんですよね。

 

なんてお間抜けな拡張者。

 

しかも背中に「愛(LOVE)」を背負うなど、場違いな空気ぱねーっすよ。

 

でも、助けてくれたメアリーを「先生」呼びして、素直に感謝してたことから、決して悪い人でないことだけは間違いない。

 

拡張技師メアリーには不思議とエクステンドを呼び寄せる、見えない力が働いてるのかも。

 

 

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十三 vs エドムント! 同じ穴のムジナの戦い

 

 

十三とエドムント、拡張者同士の戦いが勃発していましたね。

 

エドムントは十三と同じく、軍のデータベースの閲覧規制がかかってる……いわば同じ穴のムジナなのですが……この二人の場合、いい意味で結構似たもの同士だったりするんですよね。

 

子供に優しく接するエド、子供にいじられ好かれる十三。

 

エドのとんでもない勘違いから、十三は見に覚えのない攻撃を受けるものの……事情を知らない子供を傷つけまいとする二人の取った行動は、めちゃくちゃ良く似てたと思う。

 

個人的にはエドの電撃攻撃が決まる場面をちょっと見てみたかったけれど……それは別の機会に別の相手に炸裂させればいいんじゃないかな……アヴィ・コーボとかいかがでしょうか?

 

 

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素敵な夫婦と顔を隠すGSU

 

 

エマとエドのあまりにも素敵な夫婦っぷりに、十三さん、恥ずかしさのあまり顔を隠していましたね。

 

結局依頼者のエマは、十三が夫のターゲットだと知りながら依頼を出していたわけですが……すべてはエドの勘違いによるもので、事なきを得てよかったよかった。

 

エドとテオドールが同一人物だとわかる逸話については、またしても夜の営み関連ということで、エドは赤面、十三は恥ずかし過ぎて両手で顔を覆ってた。

 

この二人、ほんとよく似てるな。

 

また、エドの正体に気づきながらも、それには触れず愛し続けるエマの優しさが美しい……特に顔の傷について話す時の彼女の笑顔は夫への慈愛に満ちていた。

 

できれば十三にもこういう未来が訪れて欲しいと思うのですが……申し訳ないけど、まったく想像できないごめん。

 

 

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同胞殺しの十三番機

 

 

結局、エドが追っていたかつての相棒は、すでに十三が始末していたんですね。

 

かつてエドはGSUのファイブと、ハンズとして組んでいたらしいのですが……なぜハンズを狙うに至ったのかは今回の話の中では語られず。

 

基本的にGSUはすべて銃頭ということで、エドは誰が誰だか区別がつかず、今回のような騒動へと発展してしまったわけですが……もしエドが十三ではなく「セブン」と接触していたら……事態はさらに悪化してたでしょうね。

 

そう考えると、今回十三をファイブと誤認したのは、とても運が良かったのか。

 

しかもファイブはすでに十三によって始末済み。

 

同胞殺しの十三番機……その闇の深さの一端についに触れる時が来たか。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ノー・ガンズ・ライフ(2期)」第18話「罪跡」を視聴した感想について書きました。

 

今回はかつての同胞であるGSUの一人「ファイブ」に関連する話ということで、十三の「同胞殺し」としての闇の一面を垣間見せていましたね。

 

美しい人妻からの依頼が、まさか「ファイブ」につながるとは……。

 

今のところ、十三以外のGSUといえば「セブン」しか登場していないので、おそらく他のGSUはすべて十三によって始末されているのでしょう。

 

その中の一体「ファイブ」を始末する過程……次回が気になるところです。

 

以上、アニメ「ノー・ガンズ・ライフ(2期)」第18話の感想でした!

 

アニメ『ノー・ガンズ・ライフ』感想一覧 2019年10月~12月/2020年7月~9月

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