アニメ「炎炎ノ消防隊」観てますか?
今回は火縄とアローの一騎打ちに大注目……修行で強くなったアーサーも見逃せません。
森羅万象(シンラマンショウ)の思い
森羅万象の思いシンラが技名に「マン」をつけたがる理由が語られていましたね。
シンラにとっての「マン」は「万」を表し、【森羅万象】をなぞらえたもの……つまり、兄【森羅】と弟【象】を結びつける大切な言葉なんですね。
ケリマンキックとかラビッドマンキックなど、無理やりマンをつけるのにはそういう思いが込められてたのか…ただ単にネーミングセンスが悪いだけじゃなかったのね…いや悪いんだけどね。
でもこのような理由があるのであれば、紅丸もきっと許してくれるはず…むしろこういうのメッチャ好きそう。
個人的にはリヒトが言うように「ラピッド」だけのほうがカッコいいとは思うけど……シンラ的にはラピッドマンキックのほうが似合ってるか。
火縄 vs アロー 大火力の撃ち合いが圧巻
火縄とアローの戦いが迫力ありましたね。
火縄中隊長ってシンラやアーサーに比べると戦闘での出番がなかなかないもんですから、今回の戦闘はかなりテンションあがりましたね。
しかも相手は火縄と同じ飛び道具使いのアロー…ストイックな玄人同士の戦いということで、今までの肉弾主体の戦闘とは違った独特の緊迫感がたまらん。
特に一発撃つごとにバレルをダメにしてしまう高火力での射撃……今までの火縄の戦いかたと全然違う…これまでにない覚悟の強さがにじみ出ててなんとも痺れる。
人の思いを不要と切り捨てるアローと、思いを全力で汲み取る火縄……似て非なるもの同士の戦いは一撃一撃の重みがオモイ。
自分が倒れたら誰が第8の面倒を見るのか…そんなオモイとともに再び立ち上がる面倒見の鬼・火縄中隊長が恐ろしくかっこよい…光る消防服の演出が特に良い…良いよ。
アローの放った炎の矢を利用しての弾速暴走……火縄の能力がキラリと光る決着シーンがとにかくたまらんかった。
火縄の第二世代能力が大好きだ。
アーサー vs ミラージュ
天地の騎士侍・アーサーがミラージュのリベンジマッチで修行の成果を見せつけていましたね。
ミラージュは以前の時と同様に幻影を駆使した戦いをしてくるわけですが、その実態はというと終始幻影に攻撃のフリをさせるだけのチキンなもの。
よって幻影自体には殺気が宿っておらず、命がない。
修行前のアーサーは優れた動体視力に頼るあまりまんまと引っかかったわけですが、修行後のアーサーは一味違う。
時々あらぬ方向に思考が飛んでましたが…これは今後の課題か。
ともあれ、目に頼らずに相手の命を感じろ、という紅丸の助言と、コンロが教えてくれた片刃の居合が融合した結果、「命の呼吸・居合カリバー」を編みだし見事ミラージュを撃破した。
それにしてもミラージュははじめから終わりまでずっとセコくて卑怯な男だったな…アーサーではなく倒れてる火縄を狙うとかどんだけやねん。
でもアーサーの成長を測るバロメーターとしてはいい仕事してたと思う。
ひとつ気になるのは今後もアーサーは「命の呼吸」にまつわる技を編み出していくんだろうか…今回は壱ノ型に当たるのかな?
ゴリラサイクロプスが現れた
前回は見事な暴力で伝導者一派を蹴散らしたタマキとアイリス……その後もネザーをさまよい歩いた結果、ゴリラサクロプスに遭遇してましたね。
鳴き声は「誰がゴリラサイクロプスじゃい!」…もちろんマキのことですね。
お互いに伝導者一派を倒したあとはお互いネザーをフラフラしてたわけですが、とにかく合流できて何よりでした…ひっしと抱き合う彼女達の姿に少しホッコリ。
ゴリラサイクロプスに保護され、タマキとアイリスも一安心ですね(?)
誰がゴリラサイクロプスじゃい。
サラを取り戻せ!
Dr.ジョヴァンニが送り込んだスパイ、サラ……その正体は灰焔騎士団の団員フィーラーだった。
第3世代の能力を駆使しして、Dr.ジョヴァンニとともに桜備・ヴァルカンの前に立ちはだかるものの、サラの心の内はグラグラに揺れてる印象を受けましたね。
ヴァルカンの言葉を聴くたびに顔を赤らめる姿は、明らかにフィーラーではなくサラとしてのもの。
とはいえ長年に渡るDr.ジョヴァンニによる教えは非常に根深く、桜備たちとの戦いは避けられそうにない。
個人的にはDr.ジョヴァンニに激昂する桜備の怒る姿がとても印象的でした。
桜備だけでなく火縄にも言えることなんですけど、この二人の次世代の若者を大切にする気持ちの強さにはとても好感を覚えますね。
そんな桜備だからこそ、Dr.ジョヴァンニのように若者を食い物にする老害を許せないんでしょうね。
桜備大隊長の本格的な戦闘は、紅丸との一騎打ち以来か……無能力者と能力者との戦い、メッチャ楽しみ。
勝ってサラを取り戻せ!
まとめ
アニメ「炎炎ノ消防隊」第20話「誇りを纏って」を視聴した感想について書きました。
今回の一番の見せ場はなんといっても火縄中隊長とアローとの一騎打ちでしょう。
お互いに最大火力で打ち合う様は、人同士の戦いというよりは、戦車同士の打ち合いのような迫力でした。
そんな戦いの中での火縄の心理描写には胸が熱くなったし、第2世代能力を駆使しての玄人感あふれる戦いは、炎炎ノ消防隊のバトルの中でも屈指のものだったと思う。
成長したアーサーも着実に強くなってたし、今度は久しぶりに桜備大隊長の戦いも見られるようなので、次回もとても楽しみですね。
以上、アニメ「炎炎ノ消防隊」第20話の感想でした!
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