アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」観てますか?
今回はタイトルどおり、二人の王子が青春します。
ただし、二人の場合は命をかけたもの。
個人的にはこんな二人のことよりも、蜘蛛子さんが気づいた重大な事実のほうが気になります。
邪眼いいよね~
蜘蛛子さん、努力の甲斐あってかついに「邪眼」のスキルを手に入れていましたね。
前世ではゲーム大好きなぼっち陰キャだっただけあって、彼女もまた例に漏れず邪眼が好き。
厨二心がウズウズうずく。
ただ一つ問題なのは……選べる邪眼が多すぎる。
邪眼といってもそのスキル内容に応じて様々な種類が存在しており、その中から一つだけ選べ、というのは逆にちょっと悩ましい。
とはいえ、今の蜘蛛子は二人いる……情報担当と肉体担当。
悩む情報に対し、肉体の答えはとてもシンプル……だけど目のつけどころがシャープだった。
蜘蛛子には全部で8つの瞳がある……ということは最大8つまで同時に邪眼使えるやんけ!
ということで追々邪眼スキルを獲得することで意見一致。
その記念すべき邪眼第一号は「呪いの邪眼」となったわけですね。
取得したからにはもちろん試す。
タイミングよく(悪く?)現れたカエルはステータスも弱くいい感じ。
呪いの邪眼をかけられ、緩やかにステータスがゼロになっていく様子は、ちょっと可哀想でもあった……。
先生のひ・み・つ
今回の人間サイドは岡ちゃんことフィリメスの出番が多かったですね。
フィリメスは転生前は学校の担任だったということで、異世界転生後の生徒達を保護すべく尽力しているわけですが……のほほんとしたキャラなので、いまひとつ真剣味が感じられない。
そんなフィリメス情報によると、生徒4人はすでに死亡……そして行方不明者7人のうち3人は手が出せない状況にあるという。
転生者のうち大半は人間であることから、この3人は人外に転生した可能性が高そうですね。
蜘蛛子もこの3人の中に含まれているのでしょう。
フィリメスがこの3人についてどこまで詳細な情報を持っているのかはわからない……シュン達からの質問に対しても、大事な部分はすべて「秘密」で通してたから。
また、フィリメスはこの異世界における「スキル」について何か秘密を知っているようで……シュン達に対してスキルの取得を極力控えるよう注意していた。
理由はもちろん「ひ・み・つ」。
課外活動の乱!
人間どもの課外活動が荒れに荒れていましたね。
選抜された12名による課外活動は、奇しくもユーゴーとシュンが同じ班になるというくじ運の悪さを発揮。
その代わり今回はたびたび授業を欠席することが多い元担任のフィリメスも参加、しかも同一班ということでなんとかバランスを保っているようだった。
今回の課外活動にてシュンはユーゴーとの関係修復を図ろうとする一方で、ユーゴーは真逆のことを企んでいたんですね。
部下達を投入してのユーゴーの企みは、本来出現するはずのない凶悪なモンスターを解き放ち、その混乱に乗じて教師、生徒を皆殺し……そして自分だけは生き残り英雄として凱旋するという、自己中極まりないものだった。
この異世界は自分だけのためにある……増長しすぎた自尊心でもはやユーゴーは正気を失っているようにしか見えなかった。
また、ユーゴーはレベル上げとスキル取得に熱心で、そのステータスを鑑定したシュンですら驚きを隠せないものだったんですね。
地龍と戦ったときはシュンのほうが優秀な働きをしていたのに……こんなに短期間でここまで差がつくものなんだろうか?
実際、シュンとユーゴーとの戦いはそのステータスの差に比例するかのように、圧倒的にユーゴーに分があった。
いよいよトドメ、というところでフィリメスが風魔法でユーゴーを吹き飛ばすのですが……フィリメスの実力は見た目からは想像できないくらい高レベルなもののようですね。
ユーゴーの暴走は元担任の目から見ても行き過ぎたもので……フィリメスは支配者スキルを使ってユーゴーのステータスを大幅に下げるだけでなく、スキルをすべて奪い取るんですね。
ただ一つ気になるのが「n%I=W」というスキル……このスキルだけは奪われることなく残っていたんですよね。
このスキル、何を意味するところなのかはわからない……蜘蛛子さんもこのスキル持ってるけれど、今のところ特にこのスキルが影響を及ぼしている様子はないですし。
フィリメスの采配により、ユーゴーの課外活動の乱は失敗……おそらくフィリメスはこうなることを予想して今回の課外活動に参加したのかもしれませんね。
異世界の秘密に気づく蜘蛛子さん
今回もまた蜘蛛子さんは大幅なパワーアップをするわけですが……今回のパワーアップぶりはいつものソレと違って、蜘蛛子ですら異常を感じるものだった。
鑑定さんの美しい声の裏側で、ときおり聞こえるノイズ音。
その違和感に気づきながらも蜘蛛子さんは軽く受け流していたわけですが……さすがに「ピッ」とかいう違う音が聞こえてきたら、無視するわけにはいかないですよね。
そしてその違和感を裏付けるかのように、蜘蛛子のスキルは異常なまでの進化を遂げるんですね。
蜘蛛子の愚痴めいた願いは「叡智」スキルとして顕現……「管理者」や「D」といった不穏な言葉も出てくるもんだから、さすがに楽観したままではいられない。
そもそも「レベル」とか「ステータス」とか「スキル」とか、あくまでもゲーム世界ならではのもの。
現実世界でこんなものがわかるわけがないんですよね。
今の蜘蛛子の状態は……このシステムの中のキャラクターの一人に過ぎない。
……のかもしれない。
つまり蜘蛛子さん、遊ばれてる?
これはちょっとただ事では済まない案件ですよね。
今回知った衝撃のこの事実……蜘蛛子さんの今後の行動にどのような影響を及ぼすのか、非常に気になるところです。
以上、アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」第7話「王子たち、青春する?」を視聴した感想でした!
- 第1話『転生、異世界?』
- 第2話『マイホーム、炎上?』
- 第3話『地竜(龍)、ヤバい?』
- 第4話『猿、ホアー?』
- 第5話『なまずって、おいしい?』
- 第6話『勇者と、魔王?』
- 第7話『王子たち、青春する?』
- 第8話『私、死す?』
- 第9話『アイキャントスピーク、イセカイゴ?』
- 第10話『このじじい、誰?』
- 第11話『次回、決戦?』
- 第12話『私の戦いは、これからだ?』
- 第13話『やったー、外だー 私は自由……だ?』
- 第14話『おまえ反逆? 私、自虐』
- 第15話『マザー、からの厄介蜘蛛人形?』
- 第16話『フライング、ゲット?』
- 第17話『私、なにしてる?』
- 第18話『みんな、腹黒くね? 』
- 第19話『ひらけ、同窓会?』
- 第20話『私のせいじゃない、よね?』
- 第21話『私、出番ないってか?』
- 第22話『私よ、永遠に?』
- 第23話『友よ、なぜおまえは……?』
- 第24話『まだ蜘蛛ですが、なにか?』
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