アニメ「約束のネバーランド(2期)」7話感想!邪血のチカラ

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アニメ「約束のネバーランド(2期)」観てますか?

 

EPISODE2

 

今回は邪血の少女ムジカにまつわる衝撃の伝承と、ノーマンとエマの意見の対立、そしてラムダの子どもたちの本当の事情に注目です。

 

 

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邪血のチカラ

 

 

邪血の少女と称されるムジカのチカラ……エマ達にとっては福音に思える一方で、ノーマンにとってはイレギュラーな存在でしかないようですね。

 

邪血の血は数滴飲むだけで人間を食べずとも人型を維持し続けられるとんでもない代物であるわけですが……支配者層からするとこれは非常に都合が悪い。

 

なぜなら人の養殖をコントロールし格差を自在に生じさせることは、より支配しやすいものだから。

 

それ故、邪血の一族は支配者層に皆殺しにされてしまったわけですが……ムジカとソンジュはそんな邪血の生き残りなんですね。

 

鬼の絶滅を絶対条件とするノーマンにとって、ムジカの存在はあまりにもイレギュラーすぎて都合が悪い。

 

残念ながら現実主義者であるノーマンには、エマのような楽観的な考えを持つことができない……たとえ邪血の血が行き渡ったとしても、鬼達が人間を食べない保証なんてありませんからね。

 

食べなくても生きられるのと、食べたいから食べるのとでは、意味合いが違ってくる。

 

実際、ムジカと違ってソンジュのほうは人間を腹いっぱい食べたいという強い欲求を持ってましたからね。

 

だからといってエマのほうも絶対に引けないものがある……友達を殺した先にある未来なんてエマには絶対ありえないから。

 

残念ながらエマとノーマンの意見はどこまで行っても平行線にしかならないように思えました。

 

それにしてもムジカって予想以上にとんでもない存在だったんですね。

 

 

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ミネルヴァはもう死んでいる

 

 

エマ達が心の拠り所にしていたミネルヴァは実はもうすでに死んでいたんですね。

 

しかも同胞であるはずの人間によって殺されたというのですから、鬼の世界云々関係なく、人間も大概な存在ですよね。

 

それにしても一足先に出荷されたノーマンがここまでエマ達に先んじて様々な事実を掴んでいるとは……さすがはノーマンといったところでしょうか。

 

人間達だけの世界に行く門もそのほとんどを破壊されており……残されている最後の一つに至っては逃げてきたはずのグレイス・フィールドの地下深くにあるという。

 

なんだか目眩を覚えるような展開ですよね……。

 

とはいえ、エマ達はいずれは残りの子供達を助けるべく、グレイス・フィールドにも戻る必要があるわけですから、ある意味好都合とも言える。

 

ミネルヴァがすでに亡くなっていたのはショックですが、その代わりにノーマンが必要な情報を提供してくれたことにより、エマ達の逃走はまだまだ続くことになりそうですね。

 

 

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ムジカ達を探して

 

 

残念ながらエマとノーマンの意見は真っ向から対立することになったわけですが……エマは決してノーマンとの対話を諦めたわけではないんですね。

 

邪血の少女ムジカを連れてくる代わりに、鬼を絶滅させない道を探す……そんな条件のもと、エマとレイは5日間という期限の中、ムジカを探しに行くことを決意する。

 

とはいえ、さすがにエマとレイの二人だけでは捜索が難しいため、一度拠点に戻ってドンとギルダにも協力を求め、4人で探しに出ることになるんですね。

 

無茶をしがちなエマのことを、お母さんよろしく心配するギルダの優しさがとても好印象でした。

 

また、エマだけでなく子供達全員、ノーマンのことを心配している様子がなんとも心苦しかった。

 

エマ達はノーマンを出荷させてしまったことについて今でも深く悔いており……そして今なおノーマンはエマ達のためにすべてを一人でかぶろうとしてる。

 

きっとエマがムジカを探すのは、鬼達を絶滅を防ぐこと以上に、ノーマンを助けたいという思いが強いからなんだと思います。

 

 

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ラムダに残された時間は少ない

 

 

ラムダの子供達にとって、鬼達はまさに憎しみと復讐の対象でしかないわけですが……彼らが性急にことを進めようとする裏では彼ら自身の事情が深く関係しているからなんですね。

 

非人道的な実験を受け続けた結果、彼らは激しい副作用に襲われる体質となり、副作用を抑える薬ももうほとんどない状況。

 

ノーマン自身はエマ達にテストを受けていただけ、と言ってはいたものの……ノーマン思いっきり吐血してるやん。

 

しかも手のひらが真っ赤に染まるくらいの。

 

これ、あきらかにノーマンも実験受けてるよね?

 

体がこんな状態になるほどの実験ってまったく想像がつかないのですが……今のノーマン達が捕らえた鬼に行っている実験の様子を見る限り、きっと似たようなレベルのことをされていたんだと思われる。

 

もう、これはどちらが正しいとか正しくないとか、単純は問題ではなく……種の生存をかけた闘争なんだと改めて思い知らされましたね。

 

だからといって、エマのような共存を望む考えも大切だとは思うんですよね。

 

ただ、個人的にはノーマンの考えに賛成……かな?

 

次回がとても気になるところです。

 

以上、アニメ「約束のネバーランド(2期)」第7話「EPISODE7」の感想でした!

 

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