アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称:はめふら)見てますか?
今回はいよいよゲーム「Fotune Lover」の舞台である魔法学園に入学。
成長したカタリナと彼女を取り巻く登場人物達との絡みがさらにパワーアップして、本当に楽しい一話となっていますよ。
カタリナの7年の成果
脳内会議にてカタリナの7年間の成果がおさらいされていましたね。
会議のメンバーも7年たって成長したようでしたが……見た目以外は特に何も変わってない気が……。
ともあれ、カタリナが破滅フラグから逃れるために頑張ってきたことだけは間違いない。
腹黒美男子のジオルド王子は、カタリナの額の傷が完治しても頑なに婚約の解消をしようとしない。
キースはカタリナが構い続けた結果、好青年へと成長……ただしフェロモンが出すぎて無自覚な女たらしになっちゃた。
アラン王子は自分の適正をしっかりと受け止め音楽の才能を着実に伸ばす一方、婚約者であるはずのメアリとの仲はまったく進展していない様子……大丈夫か?
ニコルは無口で無表情であることには変わりないものの、その魔性の魅力はさらにパワーアップ……とりあえず妹ソフィアは攻略済みなので特に問題ないと思われる。
このように本来のゲーム展開とはそれなりに異なった状況を作り出せていることから、破滅フラグはそれなりに遠のいているようには見える……けれども「Fortune Lover」はまだ始まったばかり……決して油断はできない。
カタリナには7年間の成果をしっかりと活かして欲しいものですね。
お菓子で釣る婚約者、過干渉な義弟
無事入学式を終えるや否や……腹黒ジオルドがさっそくカタリナをお菓子で誘い出していましたね。
ところがメイドを通じてその情報をキャッチしたキースがそのお誘いに同行……カタリナを巡ってさっそくバチバチやりあってた。
おそらく7年間、同じようなことを繰り返していたんだろうなぁ……お菓子で釣る婚約者ジオルド、過干渉な義弟キース……。
そんな二人をよそにカタリナはいつもどおりお菓子をパクパク……それにしても食べるペースが早すぎる……またポンポン痛くなるで?
ただ、今回はお腹が痛くならないかわりに、光の魔力を持つ少女、マリア・キャンベルの話題で茫然自失……ジオルドの声がまったく耳に入らない状態になってしまっていた。
「Fotune Lover」の主人公マリアはカタリナの破滅フラグに関わるとても重要な人物。
ジオルドとマリアとの出会いはいわば、カタリナの命の危機ともいえなくもないんですよね。
けれどもジオルドの様子を見る限りでは、マリアとの出会いによる恋愛フラグは、すでにカタリナによってへし折られている模様。
そりゃそうですよね……マリアが木登りしたところで、カタリナのインパクトにはかなわない……そんな規格外なところにジオルドは惹かれているんですね。
残念ながらジオルドの言葉はカタリナには一切届いていなかったけれど。
この婚約者、今後も苦労しそうだなぁ……もちろん義弟も。
奥手なキースがもう限界
キースの精神が義姉にゴリゴリ削られていましたね。
キースもまたマリアとの出会いイベントを済ませたわけですが……これもまたカタリナにとっては命に関わる重要なイベントのひとつ。
カタリナの「ナンパしたんか?」「好きになったんか?」というゲスな追求を受けるたびに、顔を真っ赤にするキース……女たらしどころかメチャクチャ奥手になってるやん。
さらにはこの義姉、キースの恋愛を応援するとまでいう始末……まさかひそかに片思いしている相手から恋の応援されるなんて……。
キースの精神は限界ギリギリ……メイドのアンが止めなければ、きっとキースの精神は崩壊していたに違いない。
というかアンはキースの恋心を察しているのかな……ちょっと気になるところですね。
それにしてもこの義姉さん……無自覚な人たらしにもほどがあるよね……。
無自覚な人たらしと無自覚な女たらし……この勝負、カタリナの勝ち。
花より野菜……それがカタリナの生きる道
ゲームの主人公マリアの登場に激しく同様するカタリナ。
脳内会議で迷走した結果……行き着いた結論はなぜか「畑」……。
万が一、国外追放になっても農民として生き抜く力を身につける、という考えに至ったようなんですけど……単純に畑仕事したいだけじゃないの?
カタリナの畑仕事はもはや趣味というかライフワークみたいなものだったし……。
そして決断したときのカタリナの行動はとても早い……学園の許可を得て「畑」もとい「花壇」をゲット。
「きゅうりの花」「なすびの花」を咲かせるという名目で、野菜を栽培する気まんまんな農民姿に、なんだかちょっとホッコリした。
ドレスよりも農民姿がよく似合う……花より野菜、それがカタリナの生きる道、なのか?
3位でもいいんです。
成長したアラン王子……見違える程に落ち着いた様子を見せていましたね。
試験成績では、1位ジオルド、2位マリアに次ぐ第3位ということで、本来のゲーム展開であれば、ここで2位のマリアにライバル心を燃やして恋愛フラグが立つ予定だったのですが…。
今のアランは人との順位争いに興味がない……なぜなら幼少の頃カタリナから「人には向き不向きがある」と教わったから。
教えた本人は「平均バンザイ」と学生らしからぬ向上心のなさを見せていたな……畑耕してる場合じゃねえぞ。
また、アランは教師達から音楽会の開催を提案されるなど、自分の音楽の才能を忌避することなく伸ばし続けてきたことが見て取れた……ほんと良い青年に成長したなぁ。
婚約者メアリとの仲は相変わらずの距離感のようで……音楽会の開催の判断はカタリナの反応を見て決めるなど、恋愛感情に関してはカタリナに負けないくらい疎そうだった。
ともあれ、3位でも全然へっちゃらなアラン王子……なかなか好感度高いですね。
生徒会で餌付けされるカタリナ
友人たちが生徒会に入ったことをきっかけに、生徒会に入り浸るようになるカタリナ。
シリウス会長からはお茶をいただき、マリアからはお菓子をいただく……はやくも餌付けされてるよ…。
それにしてもシリウス会長いい人だな……多忙の中、カタリナのような野猿を快く持て成す心の広さ……カタリナの1つ上というだけで人間こうも違ってくるのか?
カタリナの1つ上といえば魔性のニコルもいるわけですが……同じく生徒会に所属しているものの、魔性の魅力に狂った生徒達により言い争いへと発展した結果……生徒会の2年生はシリウスとニコルの二人だけになってしまったという……ニコル、恐ろしい子。
一方で、カタリナをお菓子で持て成すマリアさん……カタリナの破滅フラグに関わる最重要人物……いわば危険人物であるにも関わらず、カタリナがマリアのことを好き過ぎる。
マリアの可愛さと人柄の良さにメロメロになるのはまだいいとして……一番の目的はマリアの手作り菓子というのはちょっと女子としてどうなのかしら?
食欲に負けてうっかり失言するなど、カタリナの汚い食い意地がとてもよくわかるワンシーンだったように思います。
なんか今回のカタリナお菓子食べてばっかりのような気がするな…。
成長しても拾い食いはやめられない
スイーツな匂いに誘われて、しげみを突っ切っていった先には貴族に絡まれるマリアの姿が(見つけ方)
もはや野猿というよりは野犬に近いカタリナだけれど……マリアを助ける役にたったから結果はオーライ問題なし。
悪役顔の威力は凄まじく……怯えた貴族はみんな逃亡……残されたのは地面に落ちたマリアお手製のお菓子の数々。
母親に注意されたにも関わらず……匂いに負けたカタリナさん、思わず拾い食いをしてしまう。
食べだしたら止まらないマリアのお菓子……気がつくとすべて平らげているという、いつもどおりのやらかし感……うん、それがカタリナ・クラエスだ。
けれどもこの事をきっかけにマリアと仲良く慣れたのなら……何も後悔する必要なんてない。
本来ならば、マリアをいじめる筆頭だったはずのカタリナ……匂いにつられてジオルドの役回りを奪う形になり、結果的には破滅フラグを一つへし折ることに成功していた……ただ食い意地張ってただけなのに。
食い意地の汚さと拾い食いのおかげでまた少し寿命が伸びたかもしれないカタリナさん……とりあえず今日も今日とて畑仕事に精を出す模様です。
まとめ
アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第4話「魔法学園に入学してしまった…」を視聴した感想について書きました。
いよいよゲーム「Fotune Lover」の舞台である魔法学園へ入学したわけですが……7年間の努力の甲斐あってか、破滅フラグが次々とへし折られていましたね。
幼少時にすでにへし折られたフラグ、食い意地のおかげでへし折られたフラグなどなど、本人が意図せぬところで様々なフラグがへし折られてく様は見ていてとても痛快痛快。
カタリナを含む成長した各キャラクターの微妙な変化や、新たに登場したキャラクター達とのコミュニケーションなどなど、今回も本当に見どころ盛りだくさんの内容だったと思います。
次回もますます楽しみです。
以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第4話の感想でした!
- 第1話『破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…』
- 第2話『悪役になってしまった…』
- 第3話『囚われの身になってしまった…』
- 第4話『色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…』
- 第5話『弟たちへの愛が溢れてしまった…』
- 第6話『ひと夏の冒険をしてしまった…』
- 第7話『願いが叶ってしまった…』
- 第8話『お見合いしてしまった…』
- 第9話『キースがいなくなってしまった…(前編)』
- 第10話『キースがいなくなってしまった…(中編)』
- 第11話『キースがいなくなってしまった…(後編)』
- 第12話『卒業式がやって来てしまった…』
- 第1話『前世の記憶を思い出してしまった…』
- 第2話『王子に勝負を挑まれてしまった…』
- 第3話『麗しの美形兄妹と出会ってしまった…』
- 第4話『魔法学園に入学してしまった…』
- 第5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』
- 第6話『夏休みだから楽しく遊んでしまった…』
- 第7話『危険なダンジョンに入ってしまった…』
- 第8話『欲望にまみれてしまった…』
- 第9話『パジャマパーティで盛り上がってしまった…』
- 第10話『破滅の時が訪れてしまった… 前編』
- 第11話『破滅の時が訪れてしまった… 後編』
- 第12話『最終イベントが来てしまった…』
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