アニメ「からくりサーカス」観てますか?
阿紫花とジョージ、二人のそれぞれの戦いには、どのような決着が待っているのか?
そして鳴海達は無事「ハリー」を守り切ることができるのか?
というわけで今回は、
第23話
「悪魔再び」
を視聴した感想について書きますね~。
意外と負けず嫌い!阿紫花の意地の見せどころ
阿紫花はサハラ砂漠での真夜中のサーカスとの決戦時にパンタローネに「どけ」と言われてどいてしまった。
この事は阿紫花の中でずっと燻りつづけていた。
退屈は嫌いだけれど、割の合わない仕事はしない。
そんな阿紫花にも譲れないものはある。
パンタローネは今の阿紫花にとっては絶対に見過ごすことが出来ない相手。
今度はどかない。
意外と負けず嫌いの阿紫花、今こそ意地の見せどころですね。
カールは地球大好き!人間嫌い!
すべてにおいてスペックを上回るカールの高速回転の前に歯が立たずボロボロにされてしまうジョージ。
髪の長さ(というか有無?)は違うものの、この二人けっこう似たもの同士だと思うのですが、カールはなぜフェイスレス側についたのか?
それは美しい地球が大好きだから。
そしてその美しい地球を穢すのはいつも人間。
フェイスレスの目的はエレオノール以外のすべての人間の抹殺。
あら不思議。
目的が一致しましたね。
つまりはそういうこと。
カールは地球大好き、人間嫌い、という残念なこじらせ系男子だった。
声がレイフ・バンハートとおなじ「てらそままさき」というのがまた皮肉ですよね。
悪魔(デモン)さ…いや、鳴海は人間さ
ゾナハ病患者の子供たちを痛めつけるオートマータ達。
その時、子供達の前に再び悪魔(デモン)鳴海が現れる。
仮面をかぶったデモン鳴海はオートマータ達を次々と屠っていく。
仮面を取って「鳴海っす」と笑顔を浮かべる鳴海のギャップがすごい。
子供達が怯える中、ミス・ヘレンが「知ってるわ」といってくれたのが嬉しい。
鳴海は悪魔なんかじゃない。
人間だよ。
そのことはレイフ・バンハートも知っている。
子供達のためにただ一人本気で怒り、オートマータ達と戦った鳴海の姿は、しろがね嫌いのレイフの心も動かした。
そして「ハリー」は完成した。
急げ鳴海!
ハリーとレイフが待っている!
阿紫花、一世一代の賭け!そしてエレオノールの命令発動!
パンタローネの「レ・マン・ヴェール・フォンセ」の前に為す術もない阿紫花、お腹に長ものの刃を刺され絶体絶命のピンチ。
殺す前に名前を聞いてくるパンタローネに対し、阿紫花は一世一代の賭けに出る。
「女を笑わすこと」という言葉に食いついたパンタローネさん。
そこからは入れ食い状態。
どこまでもフランシーヌ様を笑わせるという使命に忠実なパンタローネ、私は嫌いじゃないですよ。
サハラでジョージの血を飲まされた阿紫花の体内には、オートマータの毒となる血が流れている。
言葉巧みにパンタローネを騙し、阿紫花は捨て身でチャンスを掴む!
阿紫花の血がたっぷりとついたグリモルディの刃はパンタローネの腕を深々と斬り裂く!
こうかはばつぐんだ!
しかし、残念ながらパンタローネを完全に仕留めるにはいたらず。
死を覚悟した阿紫花にレ・マン・ヴェール・フォンセでとどめを刺そうとするパンタローネでしたが、ここでエレオノールの命令が発動!
エレオノール
これ以上、人間を傷つけることは許さない!
結果パンタローネの攻撃は阿紫花に当たらず。
阿紫花、命拾いしましたね。
人間・ジョージが最後に見た夢とは
合理性を重要視するかつての自分そっくりなカールに、ボロボロのジョージはタバコを吸った後、嬉しそうな顔を浮かべてこう言います。
ジョージ
私はピアノを弾いてくれと言われたんだ
怯える子供達の前でピアノを弾いたことは、ジョージの中でとてつもなく大きなものを残してくれた。
子供達に「ピアノをまた弾いてね」と言われたことは、今のジョージにとって何よりも大切なこと。
カールを倒して、また子供達のためにピアノを弾く。
素晴らしい夢だと思う。
そんな夢を持ったジョージの「ボラ・ミステリオサ」はカールの「ヴンダー・クーゲル」の回転数を圧倒する!
ジョージ
私は言われたぞ!
あの子達は言ってくれたんだ!
リフレインする子供達の拍手。
ジョージ
お前には聞こえまい
お前の望む地球にはない
最高のミュージックだ
ジョージ、よっぽど嬉しかったんやな…。(涙)
ジョージ
さぁ…次は…あの子たちに…何を…弾いて…やろう…
阿紫花に看取られながら、空に向かってピアノを弾こうと腕を伸ばすジョージがめちゃくちゃ人間らしくて本当に好きだ。(涙)
石化したジョージに話しかける阿紫花の言葉が粋でこれまた泣ける(涙)
阿紫花
あんたのそんな悔しそうな面
はじめて見やしたぜ
ジョージ、安らかに眠れ。
ハリーは渡さん!たかが人間かどうか思い知れ!
ハリーのもとへと駆けつけた鳴海とミンシアが見たものは、ドリルで串刺しにされたレイフ・バンハートだった。
「私達の勝ちだ」というレイフの鳴海への信頼感がすごい。
ドリル・セプテンバー
たかが人間二匹で俺らに勝とうだと?
ドリル・セプテンバーのふざけた言葉に、鳴海から悪魔の如き怒りのオーラがほとばしる。
鳴海
たかが人間かどうか思い知れ!
鳴海、めちゃくちゃ怒っとる。
ハリーは絶対に渡さん。
阿紫花とジョージの次はデモン鳴海とギイの出番、というわけですね。
まとめ
アニメ「からくりサーカス」第23話「悪魔再び」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
パンタローネとの戦いでは阿紫花が命がけで男の意地を見せつけ、カールとの戦いではジョージの人間くささに涙。
子供達にまたピアノを弾いてあげたい。
そんなジョージの夢はきっと天国で叶うことでしょう。

そうでなきゃ
やってられん
そして「悪魔再び」ということで、仮面を被った鳴海が再び子どもたちの前で大暴れしてましたが、今回の子供達は前ほど怯えてなかった…と信じたい。
少なくともミス・ヘレンは喜んでくれたし、レイフは鳴海を信じてる。
鳴海の真の「悪魔」っぷりは、ドリル・セプテンバーとブロム・ブロム・ローに見せつけてくれることでしょう。
以上、アニメ「からくりサーカス」第23話の感想でした!
- 第1話『開幕ベル』
- 第2話『約束』
- 第3話『奈落』
- 第4話『コラン』
- 第5話『サーカス〜出発』
- 第6話『地獄』
- 第7話『Demonic』
- 第8話『一瞬の始まりと終わり』
- 第9話『記憶』
- 第10話『フランシーヌ』
- 第11話『ファンファーレ』
- 第12話『「顔無し」司令』
- 第13話『ルシール』
- 第14話『夜更けの海』
- 第15話『はじまりの場所へ』
- 第16話『出会い』
- 第17話『訪れし者』
- 第18話『微笑』
- 第19話『影の正体』
- 第20話『黒い太陽』
- 第21話『銀色の女神』
- 第22話『「ハリー」へ向かう!!』
- 第23話『悪魔再び』
- 第24話『脱出へ』
- 第25話『モン・サン・ミッシェルにて』
- 第26話『アニマル・ショウ』
- 第27話『転送(ダウンロード)』
- 第28話『ぶたちゃんはあるいてった』
- 第29話『しろがねのやったこと』
- 第30話『Pieta(ピエタ)』
- 第31話『黒の流星』
- 第32話『暇乞い』
- 第33話『仲町三人VSレディ・スパイダー』
- 第34話『背中を守る者』
- 第35話『抱擁』
- 第36話『閉幕』
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