アニメ「からくりサーカス」観てますか?
今回は機械人間-Oとフェイスレスの闇の深さとおぞましさ、そして覚醒したリーゼの無双が冴え渡る回となっていました。
というわけで今回は、
第26話
「アニマル・ショウ」
を視聴した感想について書きますね~。
機械人間-O「ダウンロード死放題」プラン終了
逃走中の勝がコロンビーヌに近道として案内されたのは、機械人間-O達の生身の本体たちの保管庫。
しかも中身は老人ばかり。
機械人間-Oたちは、生身の本体が無事である限り何度でも蘇る。
勝に言わせればただの「卑怯者」。
そんな「卑怯者」たちの「ダウンロード死放題」プランは残念ながら今日で終了。
カプセルから次々と解放される老人たちの描写だけでもかなりおぞましいのに、それに加えて老人と機械人間-Oたちの描写がとにかくエグい。
どいつもこいつも全力で「老い」と「死」から目をそらし逃げ続けた結果、彼らに待っていたのは阿鼻叫喚の地獄絵図だった。
自分だけが幸せになればいい彼らは勝やコロンビーヌが手を下すまでもなく、殺し合いをはじめてしまう。
結局彼らも全員フェイスレスの被害者なんですね。
フェイスレスの「ダウンロード死放題」プランに騙されて加入した結果、彼らはみんな幸せになどなることはできなかった。
哀れな機械人間-O達にどうか安らかな眠りを。
やはりフェイスレスの青春ラブコメは間違っている
長年フランシーヌに執着し続けてきたフェイスレスは、エレオノールからの愛情を得るためにあえて憎しみを自分に向けさせるよう仕向ける。
そのためならば身動きを取れないエレオノールの顔面も容赦なく殴る。
憎しみはすべてフェイスレスへ、愛情はすべて勝へ。
あとは勝へのダウンロードを完了させれば、その愛情は永遠に自分のもの。
というのがフェイスレス流、愛情獲得術…のようですが、それでフェイスレス自身の心が満たされるのかどうかは甚だ疑問です。
フェイスレスは成功を信じて疑っていないようですが。
失敗したらしたでまた別の手を考えるだけなんでしょうけど。
やはりフェイスレスの青春ラブコメは間違っている。
魔眼リーゼと幻獣達のアニマル・ショウ
リーゼが落ちたのはドクトル・ラーオが生み出した失敗作達の檻の中。
- ギリシャ神話の妖女【ゴルゴン】
- 翼を持ったダイヤ【バシリスク】
- 一角獣【ユニコーン】
- 地獄の番犬【ケルベロス】
彼らが失敗作といわれる所以はずばり「凶暴すぎて制御不能」だから。
それって単純にドクトル・ラーオの力不足なんじゃ…。
激おこぷんぷん丸の幻獣たちにリーゼはガクブルが止まらない。
死んだ姉のトラウマのこともあり、リーゼの心は折れまくりの砕けまくり。
しかしリーゼは勝の言葉を思い出し、自分が本当にやりたいことに気づく。
猛獣使いとしてサーカスに立ちたい。
そしてここには勝を助けるために来た。
猛獣使い道とは喰われて死ぬことと見つけたり。
猛獣使いとしての真の覚悟を決めたリーゼの写輪眼魔眼がついに発動!
凶暴な四大幻獣たちを従えたリーゼはもう「小動物使い」ではない。
「猛獣使い」リーゼはとにかくサーカスがしたい。
真の主を得た幻獣達もきっとサーカスをしたかったに違いない。
魔眼リーゼと幻獣達のアニマル・ショウ、ついに開幕。
アニメでは大幅に出番を削られたリーゼの晴れ舞台がついに来た!
覚醒したリーゼと四大幻獣達はドクトル・ラーオの優等生幻獣達を圧倒。
幻獣を従えるだけの「猛獣使い」ラーオに比べ、人獣一体となった「猛獣使い」リーゼとでは覚悟の重みと深さがまったく違う。
最後は「猛獣使い」としての圧倒的な格と覚悟の違いを見せつけ、見事ドクトル・ラーオ討ち取ったり~!
まとめ
アニメ「からくりサーカス」第26話「アニマル・ショウ」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
ナイアを筆頭とする機械人間-O達のおぞましくも哀れな最期は、勝達とは敵対関係にありながらも実際には彼らもまたフェイスレスの被害者だったんだな~と同情せざるを得ませんでした。
元凶であるフェイスレスの歪んだ愛情には、もはやつける薬もない。
フェイスレスと機械人間-O達の闇の深さにメンタルがやられそうになったけれど、今回はリーゼがとても頑張ってくれたおかげでなんとかバランスが取れた感じ。
ただ、アニメ版はリーゼ成分がずいぶん少なめとなっているため、せっかくの魔眼覚醒シーンもありがたみが半減した感は否めない…。
やっぱりもう1クール分くらいは欲しかったかも。
とはいえ、やっぱり次週が楽しみなのは変わりません。
以上、アニメ「からくりサーカス」第26話の感想でした!
- 第1話『開幕ベル』
- 第2話『約束』
- 第3話『奈落』
- 第4話『コラン』
- 第5話『サーカス〜出発』
- 第6話『地獄』
- 第7話『Demonic』
- 第8話『一瞬の始まりと終わり』
- 第9話『記憶』
- 第10話『フランシーヌ』
- 第11話『ファンファーレ』
- 第12話『「顔無し」司令』
- 第13話『ルシール』
- 第14話『夜更けの海』
- 第15話『はじまりの場所へ』
- 第16話『出会い』
- 第17話『訪れし者』
- 第18話『微笑』
- 第19話『影の正体』
- 第20話『黒い太陽』
- 第21話『銀色の女神』
- 第22話『「ハリー」へ向かう!!』
- 第23話『悪魔再び』
- 第24話『脱出へ』
- 第25話『モン・サン・ミッシェルにて』
- 第26話『アニマル・ショウ』
- 第27話『転送(ダウンロード)』
- 第28話『ぶたちゃんはあるいてった』
- 第29話『しろがねのやったこと』
- 第30話『Pieta(ピエタ)』
- 第31話『黒の流星』
- 第32話『暇乞い』
- 第33話『仲町三人VSレディ・スパイダー』
- 第34話『背中を守る者』
- 第35話『抱擁』
- 第36話『閉幕』
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