アニメ「からくりサーカス」14話感想!悲しき再会!鳴海としろがね

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アニメ「からくりサーカス」観てますか?

 

からくりサーカス

 

前回の第13話では、「真夜中のサーカス」の「最古の四人」のうち二人(ドットーレ、コロンビーヌ)を討ち取るも、ルシールを始めとする「しろがね」達が次々と最期を遂げる壮絶な回となっていました。

 

激しい戦闘の末、命を落とすことになってしまった「しろがね」達ですが、最後に鳴海やミンシア達と共に行動することにより、みんな満足しながら死んでいったのがとても印象的でもありました。

 

特に最愛の息子の敵であるドットーレを打ち取った最古のしろがね・ルシールの死は必見でしたね。

 

ミンシアと鳴海の二人に見送られ、家族の元へ旅立ったときのルシールの笑顔は本当に尊かった。

 

フランシーヌ人形を討ち取るための障害は、いよいよ残すところパンタローネとアルレッキーノの2体のみ。

 

というわけで、今回はアニメ「からくりサーカス」第14話「夜更けの海」を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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すべては鳴海に託された

 

 

ルシール、トーア、ティンババティ、リィナ達が倒れ、鳴海を助けるために手術したロッケンフィールドも石化して砕け散ってしまいます。

 

しろがね-Oのジョージは身動きの取れないパンタローネとアルレッキーノに攻撃をしかけるものの、間一髪で呪縛から解き放たれたため、逆にやられてしまうのはお約束か。

 

どこか気の抜けている阿紫花はパンタローネ達には相手にされず、ビビって道を譲るのみ。

 

ロッケンフィールドとともに手術を手伝ったファティマは、鳴海に別れのキスを済ませるとパンタローネとアルレッキーノに戦いを挑みますが、アルレッキーノの炎に焼かれてしまいます。

 

ミンシアの涙ながらの言葉により、生と死の狭間から舞い戻った鳴海。

 

失われた手足には、亡くなったしろがね達の懸糸傀儡の一部が移植され、もはや普通の人間の姿とはとうてい言えません。

 

しかし、生死の狭間をさまよいながらも、全ての言葉を聞いていた鳴海の目からは、とめどない涙が溢れています。

 

しろがね達の使命と想いのすべてを託された鳴海の反撃が今はじまる。

 

いっしゃん
いっしゃん

怒った鳴海は強いんだぞ

 

 

 

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復活した鳴海、めっちゃくちゃ強え!そしてさよならファティマ

 

 

アルレッキーノの炎に倒れたファティマがパンタローネにとどめを刺されそうになりますが、そこはもちろん復活した鳴海が阻止します。

 

駆けつけ一杯、ならぬ、駆けつけ一撃でド派手にぶっ飛ばされたパンタローネ。

 

いっしゃん
いっしゃん

めちゃくちゃ怒ったよ

 

 

怒り狂ったパンタローネは激しく反撃してきますが、その攻撃は鳴海には一切当たらず。

 

手術で復活した鳴海の圧倒的なスピードとパワーの前には為す術もなく、頭を砕かれ撃破されます。

 

いっしゃん
いっしゃん

めちゃ強え!

 

 

最古の四人も残りあと一人。

 

最後の一人、アルレッキーノは体一つで戦う人間として鳴海に敬意を抱いていたようですが、手術後の鳴海の姿の変わりように激しい怒りを燃やし、文字通り燃やしにかかります。

 

しかし鳴海には通じない。

 

鳴海

死ぬから人間は綺麗なんじゃねえ

死ぬほどの目に遭っても、にっこり笑えるから綺麗なのさ!

 

鳴海の生き様がよく表れた言葉だと思うのですが、そう言いながらも目からとめどなく涙が溢れる姿は見ていてとても切なく映りますね。

 

より「しろがね化」が進んでしまったため、笑えなくなってしまったのでしょうか。

 

いっしゃん
いっしゃん

自分自身への皮肉も入ってる?

 

しばしにらみ合う二人。

 

勝負は一撃。

 

鳴海の聖ジョルジュの剣により、一刀両断されたアルレッキーノ。

 

まるで「椿三十郎」の居合のような決着です。

 

いっしゃん
いっしゃん

復活した鳴海

めっちゃくちゃ強え!

 

決着を見届けたファティマも最後にやりたいことができた、と満足しながら砕け散ります。

 

さよならファティマ。

 

 

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打ちのめされる鳴海、哀れな偽フランシーヌ人形

 

 

パンタローネとアルレッキーノを破壊した鳴海は、とうとうフランシーヌ人形の前にたどり着きます。

 

そこで鳴海はフランシーヌ人形から衝撃の事実を知ることになります。

 

今鳴海の前にいるのはフランシーヌ人形によって作られた偽フランシーヌ人形だということ。

 

本物のフランシーヌ人形は自分そっくりの偽物を作ると、100年前に姿を消してしまい、その後の100年はずっと偽フランシーヌ人形が「真夜中のサーカス」を率いていたんですね。

 

だから偽フランシーヌ人形からは「ゾナハ病」を治す手がかりを得ることはできない。

 

じゃあ今までの戦いはいったい何だったのか?

 

「ゾナハ病」の手がかりを失った鳴海は、その衝撃の事実に激しく打ちのめされた後、自ら停止した偽フランシーヌ人形の首をはね、破壊します。

 

それにしても偽フランシーヌもよくよく考えると可愛そうな存在ですよね。

 

ただ自らが「笑う」ためだけに100年もの間「真夜中のサーカス」を引き続けた結果、首を跳ね飛ばされて破壊されることになったんですから。

 

しかし、ほんの少しでも人間の感情を理解することができたみたいだったので、「笑う」ことはできなくても、最期は案外満足したのかもしれませんね。

 

いっしゃん
いっしゃん

というか

そうであってほしい

 

 

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悲しき再会・・・深すぎる鳴海の悲しみと憎悪、しろがねの想い

 

 

行方不明の勝を心配するしろがねの前に突然姿を現した鳴海。

 

鳴海との再会を喜ぶしろがね。

 

しかし鳴海はフランシーヌ人形そっくりの姿をしたしろがねに問答無用で襲いかかり、ゾナハ病の直し方を白状させようとします。

 

鳴海の誤解を解こうと必死に説得を試みるしろがねですが、その言葉は鳴海には全く届きません。

 

鳴海は記憶を失っているだけでなく、ルシールと同じ最古のしろがねのひとりであるフウ・クロード・ボワローから「ある情報」を入手しているからです。

 

「ある情報」とは、本物のフランシーヌ人形が溶けた「生命の水(アクア・ウイタエ)」によって「しろがね」となった「才賀しろがね」こと「エレオノール」は、フランシーヌ人形のすべてを受け継いだ「生まれ変わり」に等しき存在であるということ。

 

そう語る鳴海のあまりにも深すぎる悲しみと怒りに苦しむ姿を見たしろがねは、その重荷を少しでも軽くできるのならと、自らの命を差し出すことさえもいといません。

 

いっしゃん
いっしゃん

あまりにも悲しすぎる展開

 

 

あの優しかった鳴海がしろがねに憎悪の牙を向き、鳴海によって「感情」をもらったしろがねは、誤解されたまま命を差し出そうとしている。

 

いっしゃん
いっしゃん

連載当時もここのシーンは読んでいて本当に辛かった

 

 

それほどまでに鳴海の悲しみと怒りは深く、しろがねの鳴海に対する想いもまた深い、ということなのでしょう。

 

結果的に、しろがねの記憶がフラッシュバックした鳴海は、しろがねを殺すことなくその場から姿を消すことになります。

 

待ちに待った二人の再会は深い悲しみに満ちたものとなってしまいました。

 

いっしゃん
いっしゃん

しかし、この時のシーンが後の大きな感動へとつながるんです

 

それが「からくりサーカス」の醍醐味でもあるんですよ。

 

 

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まとめ

 

アニメ「からくりサーカス」第14話「夜更けの海」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

前回に引き続き、今回の話も怒涛の展開のラッシュが続きましたね。

 

個人的には本物と偽物、二人のフランシーヌ人形の悲哀と、しろがねの健気さにちょっとクラっと来てしまいました。

 

また、しろがね達の想いを受け継ぐ鳴海が徐々に怒りと憎しみに取り込まれていく姿は見ていて本当につらい。

 

特に鳴海としろがね、この二人は本当に早くなんとかしてあげたい。

 

そういう思いがこの物語のクライマックスを最高に盛り上げるんですけどね。

 

以上、アニメ「からくりサーカス」第14話の感想でした!

 

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