アニメ「約束のネバーランド」観てますか?
前回はイザベラの無双により一気に事態が急変してしまいましたね。
- シスター・クローネは栄転という名の出荷で無念の最期
- レイは不当解雇
- エマは足を折られ
- ノーマンは翌日の出荷が決定
特にノーマンの出荷決定はかなり衝撃的でした。
急転直下な展開に目が離せません。
というわけで今回は、
第9話
「031145」
を視聴した感想について書きますね~。
ノーマンの歩く背中が心に刺さる
エマの足は折られ、ノーマンは出荷が決定。
午前中まで普通にいたシスター・クローネはもう世界に存在しない。
レイ、ドン、ギルダの3人が心を千々に乱す一方、ノーマンはエマの傍に付き添います。
このときエマのために水を汲みに行くノーマンの描写がとても印象的なんですよ。
特に廊下をあるくノーマンの背中が。
ノーマンはエマの前では穏やかな表情を絶やさなかったのですが、水を汲みにただただ歩くノーマンの後ろ姿が妙に心に刺さるんですよね。
そして水道の蛇口をひねるとノーマンはうずくまってしまいます。
絶望、怒り、悔しさ、そんな思いが渦巻いているように見えました。
怒り狂うレイ!ノーマンは絶対に逃がす!
突然のノーマンの出荷決定の知らせに怒り狂うレイ。
農園の真実を誰よりも早い段階で知っていたレイにとって、今回の脱出は待ちに待ったチャンス。
そして何よりノーマンは苦楽をともにした大切な仲間でもあります。
いつもは冷静なレイが今回は開始早々熱い熱い。
しかしヒートアップしていてもレイの思考は止まらない。
そしてあきらめない。
ドンとギルダに新たなロープの準備を言い渡したあと、レイはエマにこう言います。
レイ
ノーマンを逃がすぞ
エマ
うん
レイの本気はまだまだこれから!
ノーマンは何を覚悟する?
エマのために水を汲み廊下の扉を開けるノーマン。
その表情には何か強い覚悟のようなものが浮かんでいます。
レイとエマがいる部屋に入る前にもとても険しい表情をしていましたが、深呼吸するといつもの穏やかなノーマンの表情へと一変。
どうやらこの「覚悟」はエマ達には知られたくない類のもののようですね。
いったいどのような
「覚悟」を決めたのでしょうか?
逃げろ!生きろ!レイの必死の説得
ノーマンが部屋に入るとすぐに「逃げろ」というレイ。
正確に言うと「逃げるフリ」をして潜伏後、エマの骨折が治ってからみんなで脱走、ということですが、ノーマンは首をタテに振りません。
ここからはレイの「説得」とノーマンの「ダメ出し」合戦。
- もし警備が強化されたら?
- 塀をもっと高くされたら?
- より高性能な発信機に代えられたら?
ノーマンの「ダメ出し」に対して、レイはことごとく論破。
さらにはママを出し抜く奥の手があることも話し「だから生きろ」と熱く強く説得します。
はじめの頃のレイはとてもクールな印象だったのですが、ノーマンを救うために必死に説得するレイはメチャクチャ熱いですね。
命はくれてやる。だけど他は何一つやらん
レイが必死に説得するもノーマンの返事はNO。
ノーマン
僕が逃げたらレイやエマが代わりに出荷されるかも知れない
僕の代わりに二人のどちらかが死ぬなんて
絶対にイヤだ
命はくれてやる
でも、その他何一つゆずる気はない
ママの筋書きを叩き壊して
脱獄を必ず成功させる
ノーマンの覚悟は
このことだったんですね
ノーマンが心配していたのは自分の命ではなく、エマとレイの命。
ノーマンは自分亡き後の脱獄を成功させるための「覚悟」を決めていたんですね。
エマの説得で泣くノーマンに泣いた
ノーマンの覚悟は固く揺るぎそうにない。
説得に応じないノーマンに対し、
レイ
俺の6年は何だったんだ!
とレイがあきらめモードになる中、エマはとんでもない提案をします。
エマ
じゃ、レイも足折ればいいよ
ハァ?
と思ってしまうかも知れませんが、エマの提案は実は農園のシステムの核心をついたものなんですね。
イザベラと鬼達にとって出荷される子供の品質はとても重要なもの。
つまり出荷時には万全の状態で無くてはならない。
だから足が折れた状態で出荷されることはないだろう、ということですね。
他にも「めっちゃ風邪ひく」とか「腕でもいんじゃね?」といった前向きな?意見が飛び交う中、ノーマンは「おかしいよ二人共」とちょっと引き気味。
でもエマが本当に言いたいのはそんなことじゃない。
エマ
ノーマンが死んじゃうより全然いいよ
ノーマン言ってくれたよね
「みんなで一緒に逃げよう」って
みんなの中にノーマンがいなきゃ
私はイヤだ
一緒に生きよう?ノーマン
涙ながらのエマの言葉に、ノーマンの目からは大粒の涙が。
ノーマン
ゔん
そういって両手で顔を覆うノーマンの姿がめっちゃ泣けた。
はじめてノーマンが
子供らしい一面を見せてくれた気がする
ノーマンも泣いていいんだよ。
レイはハウスの秘密をはじめから知っていた
過去に入手した様々なパーツを組み合わせることで、レイはいつの間にか発信機の無効化装置を完成させていました。
6年もの歳月をかけて完成させた無効化装置はキャンディの缶に偽装されていて、とてもコンパクト。
レイ
とんでもない子
エマに説得されたノーマンから、そんなとんでもない子・レイに質問タイム。
ハウスの秘密をいつから知っていたのか?
レイの答えは「最初から知っていた」とのこと。
胎児の頃からの記憶を持つレイは、その時の記憶とハウスでの暮らしの記憶に矛盾があることに気づき、そこから真実にたどりついたそうです。
断片的ではあるものの、残った記憶はとても詳細なもので、レイはここで恐るべき事実を二人に伝えます。
門の外には本部があり、本部には5つのプラントが隣接している。
外にいる鬼や大人達は門については警戒しているものの、他の部分への警備は甘い。
だからこそつけ入る隙きがある。
レイ
明日、おまえ(ノーマン)は姿を消す
ノーマン
わかった
想定外の事態に翻弄されながらも、三人は脱走計画をリスタートさせることになります。
いい知らせだと?イザベラの笑顔にムカッ
その日の晩、イザベラからノーマンの里親が決まったことがみんなの前で発表されます。
いい知らせだと?
事情を知らない子供達はノーマンとの突然の別れに驚きと寂しさを感じながらも、喜んで祝福してくれます。
中にはノーマンと別れたくない、と泣き出す子供もいましたね。
つられて泣きそうになったわ
そんな子供達の様子をにこやかに笑顔を浮かべながら見るイザベラには終始ムカムカしてしまいましたが。
イザベラの笑顔にギルダとドンはドン引き。
レイは怒りの視線を隠そうともしません。
エマは骨折をはやく治そうと部屋でご飯をムシャムシャ。
もしイザベラの笑顔を見ていたら、さすがのエマも食欲が失せたことでしょうね。
なぜノーマンは戻ってきたのか?壁の外にあったものとは
ドンとギルダの二人が協力して作ったロープを使い、ついに壁の上に登ったノーマン。
レイの計画では発信機を無効化したあと潜伏、エマの骨折が治ってからみんなで脱出、という流れだったはずですが、なぜかノーマンは戻ってきてしまいます。
なぜノーマンは戻ってきたのか?
怒ったレイはノーマンの胸ぐらを掴みますが、ノーマンは逃げることを拒否。
ノーマンはその理由について二人に話します。
ノーマン
崖だった
エマ、レイ
え?
ノーマンの衝撃の言葉に二人も理解が追いつかない。
ノーマンの目が虚ろだ・・・
ノーマン
塀の向こうは
崖だ
塀の向こうには森が広がっているように見えたのですが、その森との間にはどうあがいても越えることができない巨大な崖が広がっていたんですね。
もはや打つ手なし!
今回は絶望のまま幕を下ろします。
まとめ
アニメ「約束のネバーランド」第9話「031145」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
出荷が決まったノーマンを必死に助けようとするエマとレイ。
そんな二人を自分の代わりに死なせるわけにはいかないと覚悟を決めるノーマン。
お互いを思う三人の関係に胸が熱くなった今回のお話ですが、門の向こうには巨大な崖が広がっていたという絶望的展開に私も心が折れてしまいそうでした。
というか折れたわ
最近の「約束のネバーランド」は子供達につらく当たりすぎだと思う。
でもそこが好き
次週の展開が楽しみです。
以上、アニメ「約束のネバーランド」第9話の感想でした!
- 第1話『EPISODE1』
- 第2話『EPISODE2』
- 第3話『EPISODE3』
- 第4話『EPISODE4』
- 第5話『EPISODE5』
- 第6話『EPISODE6』
- 第7話『EPISODE7』
- 第8話『EPISODE8』
- 第9話『EPISODE9』
- 第10話『EPISODE10』
- 第11話『EPISODE11』
- 第1話『121045』
- 第2話『131045』
- 第3話『181045』
- 第4話『291045』
- 第5話『301045』
- 第6話『311045』
- 第7話『011145』
- 第8話『021145』
- 第9話『031145』
- 第10話『130146』
- 第11話『140146』
- 第12話『150146』
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