アニメ「約束のネバーランド(2期)」10話感想!ラートリーの選択は?

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アニメ「約束のネバーランド(2期)」観てますか?

 

EPISODE2

 

今回はエマ達の怒涛の作戦が展開される一方で、裏切りやクーデターが同時多発的に勃発。

 

終局に向けて一気に畳み掛けるようなお話となっています。

 

 

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ヴィンセントは裏切らない

 

 

前回の終わりぎわにヴィンセントがノーマン達を裏切るような描写がなされていましたが……なんのことはない、ノーマン指示の元でのなんちゃって裏切りだったんですね。

 

ラムダの子供達の中でも、特にヴィンセントはノーマンへの忠誠心が高く、ある意味もっとも裏切りからは遠い存在でもあるんですね。

 

ただ、アニメ版でのヴィンセントの解釈が今ひとつはっきりとしていなかったため、ここから新たな展開へと進む可能性も考えられたので、個人的にはそれなりにハラハラしたりしてました。

 

結局、そういった展開にはならなかったわけですが。

 

 

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フィルはよく耐え頑張った

 

 

幼いながらもフィルが孤軍奮闘していましたね。

 

農園に残された子どもたちの中で、唯一真実を知らされていたのがフィルなんですね。

 

まだまだ幼い子どもながらも、フィルは秘密を隠し通しながら、エマ達が助けにくるのを信じる強い心と忍耐力を持っている。

 

子供達の一斉出荷の際には、どうすることもできず、その流れに乗らざるを得なかったわけですが……エマ達の周到な作戦が功を奏し、無事にフィルとの再会を果たせた。

 

フィルは特にエマに懐いていたし、エマもまたフィルに対しては強い思い入れを持っている。

 

そんな二人が再会して涙を流して抱き合う様子は、見ていて胸が温かくなりましたね。

 

フィルは本当によく耐えて、よく頑張ったと思います。

 

 

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イザベラの裏切り

 

 

イザベラがピーター・ラートリーを裏切っていましたね。

 

ピーターに罠にはめられてなお、あきらめないエマを「素晴らしい」と褒めるだけでなく、ここに集まった子供達全員に「フルスコア」と称賛する様子には、少々複雑な印象はあったものの、彼女の心からの言葉であることは間違いなさそうだった。

 

一応、このあたりの流れは原作を踏襲したものとなっており、あとはここからの展開がどのように進むのかが気になるところ。

 

おそらく彼女の運命は原作に準じたものとなるんでしょうけど……個人的にはアニメならではのアレンジに期待したいところですね。

 

罪のバランスを取るためには、やっぱり改変するべきではないのかもしれない……けれども今回くらいはみんなハッピーに終わってもいいんじゃないかとも思う。

 

 

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邪血クーデター

 

 

ムジカの邪血の力が広く分け与えられたことにより、鬼の民衆達によるクーデターが勃発していましたね。

 

イザベラはあくまでもエマ達とは利害が一致しただけと述べていましたが……一方で鬼の庶民達にとっても、今回のエマ達の反乱は利害が一致するものだったんですね。

 

基本的に邪血の力さえあれば、鬼達は人間を食する必要がなく、今の姿を問題なく保てるわけですからね。

 

それが支配階級による農園支配のせいで、日々苦しい生活を強いられている。

 

つまり、この世界のすべての元凶は、ずばりこの農園システムにあると言ってもいい。

 

そしてその元凶に携わっているのが、支配者層の鬼であったり、ピーター・ラートリーだったりする。

 

ミネルヴァことジェイムズ・ラートリーはそのことを糾弾したがために排斥されることとなってしまったものの……彼は死してなお支配者層への強力な抵抗力として存在感を発揮し続けていたんですね。

 

そして邪血の力は鬼を野良化から救うだけでなく、今回は人間との共生の可能性についても示してくれた。

 

特に象徴的に思えたのが、やっぱりエマとムジカの友情でしょうか。

 

ソンジュ的には人間を食べたいという強い欲求があるんだろうけど、エマとムジカの様子を見て笑みを浮かべる様子からは、まんざらでもなさそうな印象を受けましたね。

 

また、老い先短いであろうと思われた邪血の老人も、クーデターの際には妙に元気いっぱいでとてもはりきってたなぁ…。

 

このじいさん、絶対まだまだ長生きするぞ。

 

 

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ラートリーの選択は?

 

 

エマ達に裏をかかれ、イザベラの裏切りにあい、そして邪血の鬼達のクーデター……残念ながらピーター・ラートリーは完全に詰み状態となっていましたね。

 

本来ならば、この男は問答無用で極刑に値する所業をし続けてきたわけですが……エマはこれまでの悪循環を断ち切るべく、ピーターにさえ一緒に生きようと声をかける。

 

この言葉はさすがのピーターも予想外だった模様。

 

ピーターの選択如何により、今後の展開が大きく変わる可能性もあるものの……おそらくは次で最終回であることから、結局は原作に沿った流れのもとエンディングと相成るんでしょうね。

 

ずいぶんとコンパクトなお話にまとめられてしまったなぁ……。

 

ここまで大幅に話を削られるとは、正直誰も思わなかったことでしょうね。

 

ただ、全体的に見てみると話の辻褄は合っている。

 

とはいえ、農園から脱出してから、すべてが解決するまでがあまりにも早すぎる。

 

それに農園にいた頃のほうが間違いなく緊張感がありましたね。

 

次回のラートリーの選択に一縷の望みを託したいと思います。

 

以上、アニメ「約束のネバーランド(2期)」第10話「EPISODE10」を視聴した感想でした!

 

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