アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」観てますか?
約半年を経て晴れて第2期がはじまったアニメ「無職転生」。
第1期のクオリティーをそのままに、再開した「無職転生」はやはり安心・安定の面白さ、そして魅力がありますよ。
ロキシー惜しい!
ルーデウスを探すために魔大陸まで来たロキシー……会えないとはわかりつつも、かなり惜しいニアミスを連発していましたね。
もどかしい!
そんなロキシーの気配を感じたのか、ルーデウスも振り返る仕草を見せていた。
もどかしい!
そしてロキシーの仲間であるエリナリーゼは別の意味でルーデウスの意識を引いていた。
タルハンドについては冒頭以外特に描写はなし……おそらくはどこぞの店で呑んだくれていたものと思われる。
真面目に探してるのはロキシーだけなのか?
そんな生真面目ロキシーはルイジェルドとエリスの稽古場面に遭遇するも、スペルド族にびびったのか、一目散に逃げ出していた。
もうどうにももどかしい。
でもそれがロキシー・ミグルディアなんですよね。
エリスの成長にルイジェルドにっこり
ルイジェルドとエリスの稽古がみものでしたね。
アニメ「無職転生」の見せ場のひとつとしてはずせないのがアクションシーン。
第1期においても、数々の見せ場があったわけですが、その中でも著しい成長を見せているのがエリス・グレイラットなんですよね。
エリスは登場した当初から暴力キャラとしてブイブイ言わせていたものの……転移する前はギレーヌに、転移後はルイジェルドに鍛え続けられただけあって、着実に強くなってきた。
実際、今回のルイジェルドとの稽古でもほとんど互角と言っていい立ち回りを見せており、覗き魔(?)ロキシーによって生み出された隙を逃さず、ルイジェルドから見事に一撃を入れていた。
ルイジェルドの驚きの表情から見るに、決して手を抜いていたわけでもなさそう。
何より、エリスの堂々とした立ち回りは多少アクロバティックながらも、理にかなったコンビネーションで見ててとても心地良い。
そしてそんなエリスの成長を心から嬉しそうに微笑むルイジェルドがなんともたまらない。
見てるこちらがニッコリですよ。
魔・界・大・帝! キシリカ・キシリス
魔界大帝キシリカ・キシリス様がご登場あそばしていましたね。
久々に登場したヒトガミの助言にまんまと乗せられた結果、キシリカ様と遭遇することになるわけですが……キシリカ様の作画だけなんだか別作品みたくなっていた。
一瞬グレンラガン見てるような気持ちになった……キシリカ様、たぶんスタッフに愛されている。
そう思わせるくらいはっちゃけてた、あの幼女。
ただ、そんな幼女に対し、金や体、世界の半分を求めるルーデウスも大概だったように思う。
結果、ルーデウスは予見の魔眼をゲットできたわけですが。
それにしてもキシリカによる魔眼授与は唐突かつ容赦なかったなぁ。
いきなり「ずぶしゅー」ですからね。
さぞかし驚いたことでしょう。
というか死ぬかと思ったんじゃなかろうか。
でも思わぬ形で手に入れた魔眼の効果は素晴らしく、なにせあのエリスに肉弾戦で完勝してしまうくらいでしたからね。
ただ調子に乗りすぎてルイジェルドにボコボコのボコにされてましたが。
個人的には魔眼の効果の表現がとてもわかり易くてよかったですね。
またどこかでキシリカ様にご登場いただきたいものですね。
ルーデウスとルイジェルド。各々の決断
魔大陸から出港するためには莫大な金が必要になる……その原因はルイジェルド。
スペルド族が船に乗るためには法外な額のお金が必要となるわけですが……もちろんルーデウス達にそんなお金はないわけで。
密航などの非合法な手段はルイジェルドが絶対に許さない。
かといってルイジェルドを置いていく選択肢は絶対にありえない。
悩みに悩んだルーデウスが下した決断は……大切な魔法の杖、アクアハーティアを売り払うこと。
ルイジェルドはそんなルーデウスを咎めると同時に、自身への信頼のなさと不甲斐なさを悔しく思う。
けれども一年の旅を通じて、ルーデウスもルイジェルドも相互に理解を深めていたので、以前のような心の溝ができることはなかった。
ルーデウスは一人で抱え込む悪い癖をを改めるきっかけになったし、ルイジェルドも状況を鑑みてスペルド族の矜持をいったん封印することを決めた。
この決断……特にルイジェルドにとっては、今までの自分の生き様を否定するくらいの重い重い決断だったんじゃないでしょうか。
今のルイジェルドにとって、一番大切なのは、己の矜持よりもルーデウスでありエリスである、ということなんでしょうね。
ここまでされたらもう、ルーデウスも応えるしかないですよね。
そしてますますルイジェルドを好きになる……私が。
次回もとても楽しみですね!
以上、アニメ「無職転生」第12話「魔眼を持つ女」を視聴した感想でした!
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