アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」観てますか?
マインのコロコロと変わる表情がとても豊かで可愛らしく、井口裕香の声とのシンクロ率もかなり高い。
そんな幼女が本作りのための下剋上を繰り広げる物語なのですが、今回はいよいよそのための貴重な第一歩を踏み出すお話です。
「ちゃんリンシャン」に注目です。
「ちゃんリンシャン」する異世界人
まさか異世界の幼女マインから「ちゃんリンシャン」という単語が出てくるなんて…いくら転生元が日本だからといって、今どき「ちゃんリンシャン」なんて言わんでしょ?(知らんけど)
マインはかねてから髪の衛生面について不満を漏らしてましたから、今回の「油」の発見はかなり大きかったことでしょう。
これでベトベトの髪とかゆみから解放される…見てたら髪洗いたくなってきた。
嗚呼、私もちゃんリンシャンしたい。(する)
今回の発見についてはマインだけでなく、トゥーリやお母さんにも恩恵があるため、今後も定期的に「ちゃんリンシャン」できることは間違いないでしょう。
これが元日本人の「カイゼン」なのだ。(ちょっと違う)
姉妹の匂いを嗅ぐ兄弟ども
マインの「ちゃんリンシャン」は思わぬところで副作用を発動させていましたね…特にラルフとルッツに対して。
普段から仲良くご近所付き合いしているということもあり、彼らとの関係はとても気安い間柄…とはいえ、いきなりクンカクンカ匂いを嗅いでくるのはちょっとどうかと。
ご近所の姉妹の匂いを嗅ぐ兄弟なんて、いくら異世界といえどもなかなかいないと思う。
といっても、彼らは別に特殊な嗜好があったり、変態というわけでもないので、あくまでも子供特有の純粋な好奇心によるところが大きんですけどね…数年後については知らんがな!
それだけ「ちゃんリンシャン」の威力が高いということなのでしょう…たぶん。
とはいえ、男に対する免疫が著しく低いマインにとって、この匂いを嗅がれるという行為は予想外に刺激が強かったようで。
マインが時折見せるお茶目な心理描写では随分とエライことになっていましたね…マインは本当に面白い子。
ルッツ、もっと匂いを嗅いでやれ。
紙発見! 文字発見!
マインの紙への食いつきっぷりがすごかったですね。
大好きな本を作るためには「紙」は必要不可欠なもの…その紙を目の前にしてマインが正気を保つのはとても難しい。
さらには「文字」まで見つけてしまった。
マインのテンションがめちゃ高い。
というわけで、もう「一生のお願い」をするしかありません。
「一生のお願い」は幼児の特権の一つ…される側は甲斐性が試される試練とも言える。
残念ながら「却下」されてましたが。
お父さんよりオットーさん
紙を買ってくれない「お父さん」より、石版をくれる「オットーさん」…マインの愛情パラメーターは「血の繋がり」よりも「紙」や「文字」が優先するようです。
お父さんも買ってあげたいのはヤマヤマだろうけど、一月分の給料すべてをマインの紙代に注ぎ込むわけにはいきませんからねぇ…マイン、めんどくさい子。
その点、オットーさんの「石版」という代替案は、プライスレスながらも今のマインにとってはクリティカルな提案だったと言わざるを得ない。
マインがオットーさんにグイグイ食いつくのも無理ないか。
やっぱり「お父さん」より「オットーさん」のほうがいいよね。
文字を書く楽しさよ
異世界に来て初めて文字を書いたマイン…その喜びようは見ていてこっちも嬉しくなるものがありましたね。
豚騒動で気を失ったことはまことに遺憾だったものの、そのおかげでオットーからいち早く石版を受け取ることができたのはとてもラッキーだったと思う。
しかも、異世界の文字もはじめて教えてもらうことができたし…なんか英語っぽかったけど。
異世界で初めて覚えた文字は「マイン」…たった一語の文字だけど、石版に文字を書ける喜びは今のマインにとっては何事にも代えがたい。
異世界の文字はまだまだ覚えなければなりませんが、日本語ならばスラスラ書けてしまうギャップがなんかスゴイ。
でも、単純に「文字を書く」ということにここまで喜びを顕にする様子は少し懐かしくも感じました。
今は「書く」という機会もずいぶんと減ってしまいましたからねぇ…。
とはいえ、マインには全くそんなことは関係なかった。
書くことがとにかく楽しくて仕方がない…この調子だと文字もあっという間に覚えてしまいそうな気がしますね。
なんせ今のマインは「本を作る」ことに燃えていますから…実際、発熱してましたしね。
とりあえず喫緊の課題はどうにかして「体力をつける」ことでしょうか。
頑張れ、幼女マイン。
まとめ
アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第2話「生活改善と石版」を視聴した感想について書きました。
本作りの第一歩は、まず「石版」から…ということで、マインがついに文字を書く手段を手に入れましたね。
この様子だと文字を覚えるのも時間の問題のような気がします…キーパーソンはお父さんではなくオットーさん。
また、油のおかげで「ちゃんリンシャン」もできたことですし、今後は男どもがしばらく匂いを嗅いでくるかも知れません。
少しずつでもいいので、マインはもう少しだけ異世界男子のデリカシーの無さへの耐性をつけたほうがいいと思う。
きっと恥ずか死ぬから。
とはいえ、2話目にしてちょっとずつ「下剋上」がはじまりつつあるようで…次回以降の展開もとても楽しみですね。
以上、アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第2話の感想でした!
- 第1話『本のない世界』
- 第2話『生活改善と石版』
- 第3話『冬のできごと』
- 第4話『初めての森と粘土板』
- 第5話『洗礼式と不思議な熱』
- 第6話『会合』
- 第7話『不信感の芽生え』
- 第8話『ルッツのマイン』
- 第9話『ギルド長の孫娘』
- 第10話『二度目の冬に向けて』
- 第11話『究極の選択と家族会議』
- 第12話『洗礼式と神の楽園』
- 第13話『巫女見習いという選択肢』
- 第14話『決着』
- 第15話『神殿の巫女見習い』
- 第16話『青い衣と異なる常識』
- 第17話『与えるべきもの』
- 第18話『孤児院の大改革』
- 第19話『大掃除と星祭り』
- 第20話『ルッツの行く道』
- 第21話『新しい側仕え』
- 第22話『ヴィルマと子供用聖典』
- 第23話『収穫祭のお留守番』
- 第24話『騎士団からの要請』
- 第25話『トロンベ討伐』
- 第26話『夢の世界』
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