アニメ「ヴィンランド・サガ」14話感想!最も残酷なエピソード

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アニメ「ヴィンランド・サガ」観てますか?

 

ヴィンランド・サガ

 

今回はヴィンランド・サガ史上、もっとも残酷なエピソード(個人的にね)。

 

アル中神父と紙一重な村娘に注目です。

 

 

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本当の愛と本当の戦士

 

 

アル中神父ヴィリバルドがトールズの話にグイグイ食いついてましたね。

 

クッソどうでもいい兄弟のクッソどうでもいい愛には全く食いつかなかったのに、10年前のトールズのエピソードにはこれまでにない反応を示してた…まるで天啓でも受けたかのように。

 

30人のデーン人を素手で倒すも、死者はゼロ…放った言葉は「本当の戦士に剣はいらない」…10年の時を経てもアシェラッド兵団の中で語り継がれるこの話…神父の受け止めかたと、アホ兄弟とではまったく違うのが印象的でした。

 

ちなみにアホ兄弟は「舐められて、ムカつく」そうです…ほんとメデタイ兄弟だな。

 

その点「本当の愛」を追求し続けるヴィリバルドにとって、トールズの「本当の戦士に剣はいらない」という言葉は真理に限りなく近かったのかもしれない。

 

「本当の愛」と「本当の戦士」…本質的にはほぼ同じなのかも。

 

さすがはトールズ……死して尚その影響は計り知れない。

 

ヴィリバルドがアル中から抜け出す日も近い…かも。

 

 

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ヴィンランド・サガ史上、最も残酷なエピソード

 

 

今回の村人達を虐殺するエピソード…個人的にはヴィンランド・サガ史上、最も残酷なお話だと思っています。

 

貧しくも家族達と団らんを過ごす、信心深い村人達…そんな人たちに対する仕打ちがアレですからね…。

 

ずかずかと村人の家の中へ入っていく描写も単純にキツイ…これが「職業ヴァイキング」ってヤツなんですかね?

 

略奪が日常生活と化している彼らにとって、今回のような仕打ちはなんら特別なものではなく、まさに日常茶飯事なんでしょうね。

 

トルフィンに関しては全くの出番なし…おそらく拒否したものと思われます。

 

ラグナルも「ツキがない」などとトンチンカンな事を言っていて歯切れが悪かったですし…もちろんクヌートが止めるわけでもなし。

 

一番まともな反応をしていたのはアル中神父ただ一人という…なんとも残念なことですよね。

 

集められた村人達を苦悩から永遠に解放する…アシェラッドの物言いは本当に残酷そのものだった。

 

正直なところ、もうこんな残酷なエピソードは出てきて欲しくないですね。

 

 

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紙一重の娘

 

 

村の少女・アンがなかなか紙一重な感じがしましたね。

 

信心深いようではあるものの、目の前にある指輪の誘惑には勝てず、思わず万引。

 

その後、木の割れ目に隠すも、そっと抜け出しては指にはめて恍惚の表情を浮かべる…そりゃ指輪だから右手にも左手にもはめられるわな。

 

気持ちはわからなくはないけど。

 

この密やかなひとときがアンが生き延びるきっかけになってしまったのが、なんとも皮肉でしたね。

 

でも、こんな残酷な状況になってしまったというのに、この「神をも恐れぬ行為」にドキドキが止まらないあたりは、本質的にはアッチ側に近いのかもしれない。

 

これもわからなくはないけど。

 

この少女、これまでも「紙一重」のところで生きてきたんでしょうね…今回の一件で確実に境界を越えた感、あると思う。

 

ただ残念ながら、この極寒で家も食料もない状況では、生き延びることは難しいでしょうね…。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ヴィンランド・サガ」第14話「暁光」を視聴した感想について書きました。

 

今回はまさかのトルフィン出番なし…その分、アル中神父がいつも以上に頑張ってましたね。

 

個人的にはトールズの話が出てくるとちょっとテンションが上がるんですけど、この神父さんも同じくテンション上がってたので、ちょっと親しみを感じるところはあったりします。

 

ただ、今回の村人エピソードはかなり苦手ですね…アシェラッド兵団にとってはそれこそ「日常」の出来事なんでしょうけど。

 

今回のように改めてじっくりと描写されてしまうと見ていて本当にキツイものがある。

 

でもこういう描写があるからこそ「ヴィンランド・サガ」という作品を面白くしているのもまた事実。

 

次週の展開に期待したいところです。

 

以上、アニメ「ヴィンランド・サガ」第14話の感想でした!

 

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