「本好きの下剋上」(最終回)26話感想!神官長の知らないマインの世界

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アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」観てますか?

 

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

 

今回の26話でアニメ第2期最終回。

 

マインが圧倒的な魔力を見せつけたり、神官長とマインが記憶を同調させたりと、今回も興味深い内容となっており、早くも第3期への期待が高まる回となっています。

 

 

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マインとシキコーザの圧倒的魔力差

 

 

マインとシキコーザの魔力差がとにかく圧倒的でしたね。

 

神官長の怒りを買ったシキコーザはその罰として、トロンベ跡地への魔力供給を命ぜられるのですが……シキコーザはその地を魔力で満たすどころか、ごく一部に草はやすだけで息も絶え絶えになっていた。

 

一方、シキコーザに変わって儀式を行ったマインはというと……その魔力、圧倒的……もはや奇跡としか言いようがない勢いで広大な土地を魔力で満たし、一面を美しい緑色に染め上げていた。

 

これまでマインに対し懐疑的だった騎士団も、ただただ圧倒されていた……まさに胸のすくようなワンシーンだったと思います。

 

そんな騎士団達への神官長のダメ押しも心地良い……肝心のシキコーザはだらしなくぶっ倒れたままだった(笑)

 

それにしてもマインの魔力量は神官長が想定していたよりもはるかに膨大だった模様……どうやらマインはやりすぎたらしい……マインはまだまだ余裕ありそうだったけど。

 

 

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その責任感は好ましい

 

 

神官長……今回のシキコーザの一件では随分と反省しているようでしたね。

 

神官長の中では騎士団に対する信頼は疑いようのないものだったわけですが……今回のマインの一件で政変による人材不足が露呈することになってしまった。

 

シキコーザの独断の行いとはいえ、その責任を痛切に実感し、マインに謝罪する神官長の姿は、ある意味人の上に立つに足る人物である証左のように思えました。

 

マイン的には神官長に責任があるとは思っていないものの……激しく反省する神官長の強すぎる責任感にはとても好感が持てました。

 

 

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服、弁償して。

 

 

今回のトロンベ討伐の一件……神官長はトラブルなく収めようとマインに無言の圧をかけるも……マインは空気を読んだ上で衣装の弁償を要求していた。

 

しかも発注はギルベルタ商会へ……ベンノの教えが行き届いとる。

 

またそれだけでなく、ダームエルの情状酌量を訴えるなど、言うべきことはしっかりと言っていた。

 

神官長はちょっと苦い表情していたけれど……一緒にいたカルステッドは今回の一件でマインのことを見直したようで……初対面の時の鋭い視線が一転して、ざっくばらんで気さくなおじさんになっていた。

 

なるほど、このおっさん、本来はこっちが素なんですね。

 

シキコーザの一件はあってはならないことだったけど……マインと騎士団の関係は良好に結べたように思います。

 

破れた服を弁償すれば、の話ですけど。

 

 

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やっぱルッツやで

 

 

マインを心配して駆けつけたルッツに目頭が熱くなりました。

 

トロンベに捕らわれた際、マインの魔力が発動……ルッツにその光景がありありと伝わったわけですが……ルッツにはマインがどこにいるのかわからなかった。

 

神殿に駆けつけたルッツがマインの無事に安心して抱きしめるシーン……最高やで。

 

そんなルッツの抱擁にマインほっと気が緩み、涙を流していましたね。

 

やっぱりルッツこそマインの一番の理解者ですよね。

 

 

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神官長の知らないマインの世界

 

 

第26話にしてようやく第1話目の冒頭シーンにつながりましたね。

 

魔道具を使って、マインと記憶を同調させる神官長……なんともワクワクさせるシチュエーション。

 

神官長は常々マインの本当の正体について疑念を抱いており、見た目通りの少女でないことをわかっている。

 

そして、神官長はマインの記憶と同調し、日本の姿を目の当たりにするんですね。

 

これはルッツでさえ知らないマインの記憶……高度に発展した文明を目の当たりにした神官長はいろいろと腑に落ちると同時に、マインという存在の価値を改めて実感することになる。

 

一方、思わぬ形で日本に帰ることとなったマインはというと……図書館にウキウキする一方で、食卓での母とのちょっとした口喧嘩に激しく動揺してしまう……。

 

マインは日本で大量の本の下敷きになって亡くなってしまったので、母親とちゃんと別れができていない……これは悔やんでも悔やみきれないものがある。

 

そしてマインの感情が激しく乱れたことにより、神官長との精神同調は途切れることになってしまう。

 

神官長はこの精神同調によりマインの正体を知ることになる一方で、マインの感情もダイレクトに伝わってきたものだから……その心境はさぞ複雑なものがあったでしょうね。

 

とはいえ、それは決してマインにとって不利益になるようなことではなく……むしろマインの心情を知ったことにより、神官長もマインに心を寄せざるを得なくなっているものと思われる。

 

一方で、目を覚ましたマインのほうも多少なりとも神官長の記憶を共有したわけで……神官長に抱きつくシーンには思わず心揺さぶられるものがありました。

 

 

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幼女、養女になる?

 

 

神官長がマインの記憶を探った建前上の理由は……マインの高すぎる魔力が悪用されないかを確認することだったんですね。

 

結果、本のことしか頭にない、というなんとも残念な結論に落ち着いたわけですが……神官長的には、この本の虫には第三者による適切な誘導が必要と判断したんですね。

 

マインには高度な文明の知識がある……けれども、今のマインの立場では外部の人間の圧力に立ち向かう術がない。

 

それにマインに害をなそうとしたシキコーザの母親が今回の一件で騒ぎ立てているとのこと……このまま放っておくとマインの危険が危ないぞ。

 

ということで、神官長はカルステッドにマインを養女にするよう提案するんですね。

 

騎士団時の二人は主従のような関係に見えたけど……プライベートでは対等に語り合える友人だったんですね。

 

神官長……この人、貴族としてはどのような立場にあるんだろう…?

 

ともあれ、急浮上した幼女マインの養女計画……これは第3期に期待するしかありませんね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第26話(最終回)「夢の世界」を視聴した感想について書きました。

 

「本好きの下剋上」の第2期も今回の26話で無事終了……第2期からは舞台が神殿へと移り変わり、マインの生活も大きく様変わりしたわけですが……今思えば神殿や貴族社会の常識にずいぶんと苦労してきましたよね。

 

反抗的な側仕えと対立したり、孤児院院長に就任したり、楽器の練習したり、待望の本を作ったり……衝突と対話を繰り返しながら成長していくマインの様子は見ていてとても勉強になるところも多かった。

 

アニメ「本好きの下剋上」って1話1話とても丁寧に描かれているだけでなく、マインの成長を通じていろいろな気づきを与えてくれる。

 

早くも第3期の放送が楽しみでしかたがない。

 

以上、アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第26話(最終回)の感想でした!

 

アニメ『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』感想一覧 2019年10月~12月/2020年4月~6月
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