2018年10月11日(木)からアニメ「からくりサーカス」がとうとう放送開始されましたね!
原作マンガは2006年に連載終了、それから12年の歳月を経ていることから、個人的には「からくりサーカス」は絶対に無いものだと思いこんでいたのですが、まさかのアニメ化。
これはうれしい誤算です。
前作「うしおととら」のアニメの出来が素晴らしかったので、今作「からくりサーカス」の出来も素晴らしいに違いない!
というわけで、今回はアニメ「からくりサーカス」の第1話目を視聴した感想について書きますね。
OPテーマはBUMP OF CHICKEN!
アニメ「からくりサーカス」のOPテーマを担当するのは「BUMP OF CHICKEN」。
曲名は「月虹(Gekkou)」。
BUMP OF CHICKENがアニメ「からくりサーカス」のために描き下ろしたそうです。
疾走感のあるメロディと歌詞が、さまざまな人間の生き様が詰め込まれた「からくりサーカス」という作品にとてもマッチしていて、もはや冒険への期待感しかありません。
やっぱりバンプの曲はいい。
特に曲の出だしのカッコよさは反則だわ。
加藤鳴海の声のシンクロ率が高すぎる
私は、からくりサーカスに登場する人物の中で、加藤鳴海が一番好きなのですが、アニメ版ではその魅力がさらにパワーアップされています。
特に電車の中のシーンは最高。
アニメ「からくりサーカス」のPVが発表されたときから思っていたのですが、加藤鳴海の声がとにかくよく合ってる、というか想像以上にシンクロ率が高すぎて、なんだか怖い。
いや、怖くない。
加藤鳴海という男の、正義感、優しさ、強さ、面白さ、それらすべてを真正面から受け止め、どっしりとした声で演技されているように感じられます。
さすがは小山力也さんです。
他の作品でもずいぶんとお世話になっています。
といっても、私はただただ視聴してるだけなんですけどね。
しろがねの登場がカッコいい
勝を助けるために、サーカスのロープ上から颯爽と飛び降りる「しろがね」。
原作コミックスで登場シーンについては分かってはいるものの、改めてアニメで見るとやっぱりカッコいいですね。
劇中のBGMもバッチリ。
しろがねは原作コミックスにおいても、そのプロポーションの良さと訓練によって培った高い身体能力により、多彩なアクションを披露していました。
それがアニメだとどのように動くのか?
PVのときからとても興味深かったのですが、第1話のしろがねのアクションは、まさに期待通り。
勝と接する「しろがね」はかわいい
戦闘時のしろがねは、凛々しくカッコいいのですが、勝と接するときのしろがねは、「お坊ちゃま」と呼びながら、勝の身を案じるなど、とても優しくてかわいいです。
なかなかのギャップ萌えの持ち主ですね。
しろがねの声は林原めぐみさん、贅沢だわ~
才賀しろがねの声を演じているのは、超有名な声優の林原めぐみさん。
まさかの林原めぐみですよ。
贅沢だわ~。
原作者の藤田和日郎先生からの依頼を受けての出演ということだそうですが、よくぞ受けてくださった!
前作のアニメ「うしおととら」でも林原さんは「白面の者」を演じられていましたし、やっぱり何か目に見えない強い縁があったのかもしれませんね。
もちろん声はばっちり合ってますし、これから見せるしろがねの新たな表情を完璧に演じきってくれることはもはや疑う余地もありません。
だからアニメ「からくりサーカス」はもう勝ったも同然なんです。
懸糸傀儡「あるるかん」の動きに期待
しろがねが操る懸糸傀儡「あるるかん」も第1話目でしっかりと登場しました。
「あるるかん」そのものの動きも去ることながら、予想外にカッコよかったのが「糸の動き」です。
しろがねが操る「糸」の描写シーンが、思っていた以上に存在感があって、見ていて新鮮なものがありました。
糸好きなんですかね、私。
今後もどのようにして「糸」で「あるるかん」を操っていくのか?
アニメならではの表現がとても楽しみです。
やっと見れたよ、阿紫花 英良
ひそかに楽しみにしていたのが、人形操りの殺し屋・阿紫花 英良(あしはな えいりょう)。
声を当てるのが櫻井孝宏さんということもあり、かなり重要度が高いキャラクターとして、制作側にも認識されているところが、なんだか嬉しかったんですよね。
「からくりサーカス」の連載で阿紫花が登場し始めたときも「味のある男だな~」と感じていたのですが、その後の展開においても重要な役割を果たしたり、個人的にはかなり思い入れのあるキャラクターだったりします。
とにかく生き様がカッコいいんです。
実際にアニメで動いてしゃべる阿紫花を見たときは、自分が思っていた以上にテンションが上がってしまい、正直驚きました。
出番はちょっとしかなかったけど、それくらい良かった。
阿紫花、期待してるよ~。
「才賀勝」演じる新人の植田千尋さん、いい声してるわ~
今回のアニメ「からくりサーカス」の主人公・才賀勝(さいが まさる)を演じているのは2500人のオーディションの中から選ばれた、新人声優の植田千尋さん。
からくりサーカスのPVを見たときから期待していたのですが、第1話を通して見たところ、想像以上に勝にマッチしてましたね。
御本人のプロフィールページでサンプルボイスもすべて聞いて確認したのですが、新人声優とは思えないくらい、多くの引き出しを持っている印象を受けました。
勝は劇中で様々な経験をすることで、凄まじい成長を遂げるのですが、植田千尋さんがどのような演技で勝に生命を吹き込んでいくのか?
今からとても楽しみです。
絵のタッチは原作に寄せてくれてる
原作の藤田和日郎先生の作画は、力強いタッチで描かれる劇画調の絵が特徴的なため、いざアニメ化してしまうと、その力強さと印象が変わってしまう心配も若干しておりました。
しかしながら、1話目を視聴した感じでは前回の「うしおととら」と同じく、原作の絵のタッチに寄せた力強い作画となっていて、作品の雰囲気をとても大切にしているように感じられました。
今後繰り広げられるであろう激しい戦闘シーンや、様々なドラマもきっとハイクオリティな仕上がりを見せてくれることでしょう。
楽しみ楽しみ。
EDテーマも合ってるな~
しろがね自身がテーマになっているEDテーマ「マリオネット」。
歌っているのはシンガー・ソングライターのロザリーナさん。
このEDテーマ「マリオネット」もOPと同じく、からくりサーカスのために描き下ろした曲となっていて、歌詞に耳を傾けると胸が熱くなるような曲となっています。
EDテーマもほんと良くあってるな~。
まとめ
アニメ「からくりサーカス」の第1話目を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
個人的にはとても満足のいくハイクオリティな仕上がりだったと思いますし、おそらく多くの「からくりサーカス」ファンにとっても納得の出来栄えだったんじゃないでしょうか。
「うしおととら」でも全編クオリティを落とすことなく突っ走ってくれましたので、「からくりサーカス」でも負けないくらいのクオリティを保ち続けることを期待しています。
また、力の入った声優陣の演技もとても素晴らしく、特に加藤鳴海に至っては他の声は考えられないくらいのシンクロっぷりだったんじゃないでしょうか?
というかどのキャラクターもシンクロ率高すぎ。
アニメ「からくりサーカス」は全36話で完結する予定となっており、その短さに不安を感じるところもありますが、観終わった後にはきっと大きな感動が待っていることは間違いありません。
というわけで、アニメ「からくりサーカス」に関して、私は期待しかしてません。
ちなみに、視聴するならamazonプライム・ビデオがおすすめですよ~。
- 第1話『開幕ベル』
- 第2話『約束』
- 第3話『奈落』
- 第4話『コラン』
- 第5話『サーカス〜出発』
- 第6話『地獄』
- 第7話『Demonic』
- 第8話『一瞬の始まりと終わり』
- 第9話『記憶』
- 第10話『フランシーヌ』
- 第11話『ファンファーレ』
- 第12話『「顔無し」司令』
- 第13話『ルシール』
- 第14話『夜更けの海』
- 第15話『はじまりの場所へ』
- 第16話『出会い』
- 第17話『訪れし者』
- 第18話『微笑』
- 第19話『影の正体』
- 第20話『黒い太陽』
- 第21話『銀色の女神』
- 第22話『「ハリー」へ向かう!!』
- 第23話『悪魔再び』
- 第24話『脱出へ』
- 第25話『モン・サン・ミッシェルにて』
- 第26話『アニマル・ショウ』
- 第27話『転送(ダウンロード)』
- 第28話『ぶたちゃんはあるいてった』
- 第29話『しろがねのやったこと』
- 第30話『Pieta(ピエタ)』
- 第31話『黒の流星』
- 第32話『暇乞い』
- 第33話『仲町三人VSレディ・スパイダー』
- 第34話『背中を守る者』
- 第35話『抱擁』
- 第36話『閉幕』
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