アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」観てますか?
今回は孤児院の大改革の様子がありありと描かれています。
生まれ変わった孤児院での活き活きとした孤児達の様子や、次から次へと施策を打ち出すマインの手腕……そして久方ぶりに出現するトロンベの新事実に注目です。
マイン孤児院は頑張ったらご褒美あげます。
マインが院長を務めるニュー孤児院……これ以上ないくらいの滑り出しを見せていましたね。
孤児たちの体を洗い、服を与え、恵みを与える。
そして仕事も与え、頑張った者には褒美も与える……そんな神殿とは違ったルールの元で運営されるマイン工房孤児院支店……まさに働かざる者食うべからず。
そんな新しいルールのもので、正当に評価された者はより一層モチベーションアップに繋がるなど、今までの惨状からはウソのように改善していた。
しかもこの孤児院では、衣食住だけでなく文字の学習までできる……現代知識を活かして新たに開発した「かるた」は、娯楽の少ない孤児達に大変好評……遊びながら学習できる秀逸なアイテムとしてとても重宝しているようだった。
ちなみに権利はベンノに売却……ほんとマインって水の女神だわ。
側仕えであるフラン、ギル、デリアの3人も精力的に働いた結果、正当な評価を受けて褒美をもらうなど、まさにいいことづくめの好循環な様子がとても印象的でしたね。
また、マインの家族もちょくちょくとお手伝いに参加しているようで、特にみんなで紙の原料を採取しにいく際のギルの言葉には心の底からマインのことを尊敬している様子が伺えた……あのナデナデが忘れられないのかな…?
神殿内の腐ったルールの中において、マイン工房孤児院支店の新ルールは孤児達は灰色神官達にとってはこの上ない環境なのかもしれませんね。
星祭りの解せぬ扱い
星祭りの時期になると下町ではタウの実をぶつけ合う楽しいイベントがあるわけですが……神殿ルールによると孤児院の孤児達はその間、一歩も外に出ることが禁止されているそうで。
町の人間との衝突を避けて、という名目とはなっているようですが……要は神殿内の貴族どもが面倒を嫌がってるだけのことなんでしょう。
けれども、孤児院の院長である今のマインは孤児ファーストな思考のもと、神官長と交渉の末、孤児院内でのタウの実イベントの開催の許可を取り付けていた……ただし過度な騒音禁止の上、後片付けの徹底は厳守とのこと。
通りすがりの狭量な青色神官からはくだらない嫌味を言われていたが……それなりに神殿ルールに適応してきたマインは、慇懃無礼に上手にいなす様子を見せるなど、一定の成長を見せていた。
星祭りを巡ってはいろいろと解せぬこともあるけれど……孤児達のためにと奮闘するマインやルッツの姿には心から感心させられるものがありましたね。
タウの実からトロンベがニョキニョッキ!?
星祭り当日……孤児たちが集めてきたタウの実の一部がトロンベであることが発覚。
マインがタウの実を手にとったところ……魔力が吸収されてトロンベであることが判明……ルッツ指揮のもと孤児達による見事な連携で、トロンベ達をすべて討伐することに成功していた。
それにしてもトロンベの正体がまさかタウの実だったとは……星祭りってそんな危険と紙一重のところで行われていたのか?
また、魔力を吸収するという点についても見逃せない……本来ならば希少な魔道具でしかできない魔力吸収をタウの実にて代用できるとは……これはマインにとっては大きな転換点になる発見なんじゃないの…?
マインの身食いを和らげて、トロンベを事前に判別でき、狩れば高価な紙の材料が手に入る……マイン、今すぐタウの実の栽培を始めるんだ。
とはいえ、今は星祭の真っ最中……孤児達に娯楽を提供するのが先ですよね。
残念ながら体の弱いマインは最後まで見届けることはできなかったものの……今回の星祭は孤児達にとっては最高のお楽しみイベントになったことと思われます。
反省の神官長
マイン発案の孤児院での星祭イベントは……神官長の抜き打ちチェックの結果、問題ありまくりと判断されてしまった。
罰としてマインは一日反省室にて過ごすことになるわけですが……虚弱なマインにそんな体力あるはずもなく。
フランの提言を聞き入れずに罰を強行した神官長……マインよりも先に反省をさせられるハメになっていた。
マインの虚弱さは常にそばにいる人間にしか理解しずらいのかもしれないけれど……神殿入りする前からそのことについては重々申告されていたはず…。
おそらく神官長は有能すぎるがゆえに、弱者に寄り添う心が少々欠落しているんでしょうね。
そのあたりについてはフランの今後の根回しに期待するしかないのかも……。
今はただ、マインが無事に回復することを祈りたいですね。
まとめ
アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第19話「孤児院の大改革」を視聴した感想について書きました。
本を心置きなく読みたい……そんなマインの個人的な欲求からはじまった孤児院の大改革……もうこれ以上ないくらいの順調な滑り出しを見せていましたね。
まるでゾンビのようだった孤児達が生き生きとした姿ではしゃぐ様子は見ていて温かい気持ちにさせられたし、頑張った者達が正当に評価される様子はとても納得いくものだった。
星祭りについてはトロンベに関する思わぬ発見がありながらも、孤児達に楽しい一時を提供するなど、孤児院の院長として十二分に役割を果たしていたように思います。
ただ、神官長の反省室の一件についてはちょっとモヤモヤしたけれど……個人的には神官長にも反省室に入ってもらいたいというのが正直なところだった。
とはいえ、次回もやっぱり楽しみです。
以上、アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第19話の感想でした!
- 第1話『本のない世界』
- 第2話『生活改善と石版』
- 第3話『冬のできごと』
- 第4話『初めての森と粘土板』
- 第5話『洗礼式と不思議な熱』
- 第6話『会合』
- 第7話『不信感の芽生え』
- 第8話『ルッツのマイン』
- 第9話『ギルド長の孫娘』
- 第10話『二度目の冬に向けて』
- 第11話『究極の選択と家族会議』
- 第12話『洗礼式と神の楽園』
- 第13話『巫女見習いという選択肢』
- 第14話『決着』
- 第15話『神殿の巫女見習い』
- 第16話『青い衣と異なる常識』
- 第17話『与えるべきもの』
- 第18話『孤児院の大改革』
- 第19話『大掃除と星祭り』
- 第20話『ルッツの行く道』
- 第21話『新しい側仕え』
- 第22話『ヴィルマと子供用聖典』
- 第23話『収穫祭のお留守番』
- 第24話『騎士団からの要請』
- 第25話『トロンベ討伐』
- 第26話『夢の世界』
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