「本好きの下剋上」10話感想!がんばるルッツはマインに男を見せる

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アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」観てますか?

 

 

今回はマインが身食いにグイグイ蝕まれる回。

 

ルッツとベンノ、二人の男のありがたみが身にしみます。

 

 

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マインの身食い、待ったなし

 

 

マインの身食いがついに来るべきところまで来てしまいましたね。

 

身食いは何かに一生懸命取り組んでいるときには抑制でき、落ち込んだときには反動が大きくなる性質を持つわけですが……マインの身食いはもうそんなことはお構いなしの待ったなし状態。

 

せっかく商人見習いとして軌道に乗りつつあったのに…いつもながらこの身食いにはもどかしい思いをさせられますね。

 

しかも病気ではないため治療することは不可能……フリーダのようなお金持ちの子でさえ騙し騙し付き合っていくしかないわけですから、今のマインでは経済的にもとても厳しい。

 

そもそもマインの場合は「身食い」であるという事実に気づくのが遅すぎた、というのもありますよね。

 

むしろ手遅れ感が半端ない…特に最後の倒れ方はマジでアカンやつですよ。

 

誰かこのかわいい幼女を助けてあげてっ。

 

 

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商人ベンノは不可解なマインを囲い込む

 

 

年齢不相応な未知の知識を持つマインに対し、商人らしい結論を下すベンノがとてもよかったですね。

 

ルッツの時は幼馴染ということもあり、今のマインを受け入れるまでに随分と葛藤してましたけど、ベンノの場合はマインという存在の不可解さよりも、利益を追求する商人としての優れた嗅覚のおかげで結論を下すのも早かったですね。

 

なんせすでに実績ありますから。

 

紙の試作品、簡易チャンリンシャン、花の髪飾り…それにマインにはまだまだ何か隠し玉があるはず。

 

囲い込まない理由がない…むしろ囲い込まないほうがおかしい。

 

マインも覚悟を極めた甲斐があったというものです。

 

契約成立とばかりにベンノがマインの頭をワシャワシャしつこく撫でる描写がとても尊かったですね。

 

尚あまりのしつこさに「ぬっ!」と腕を振り払うところまでがセットとなっています。

 

 

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がんばれルッツ。男を見せろ

 

 

今回のルッツは随分と男らしい一面を見せていましたね。

 

一時はマインの中の人に疑惑の目を向けていたのに、秘密を知り、関係を再構築してからは、さらに頼りになる存在になりましたね。

 

ただしルッツはマインと違って年相応の男の子なわけですから、商人見習いとしてはまだまだ修行が足りない状態…ついでにお金も足りない。

 

故にベンノから出された冬の課題がかなり厳しい。

 

  1. 身なりを整え挨拶ができること
  2. 基本文字と数字が全部書けること
  3. 計算器が使えること

 

マインにとってはイージーだけどルッツにとってはかなりハード……笑われてもいい、まずはデスマス口調から頑張るんだ。

 

また、簡易チャンリンシャンの場面では、マインの知識暴走を止められず「あっちゃ~」な感じでとても残念だった…誠に遺憾です。

 

でもルッツという少年の真価はそんなところじゃない。

 

身食いのマインに何もしてやれない無力さに悔し涙を流したり、ベンノにマインを助けてくれと懇願できる…この根源的な優しさがルッツの最大の魅力だと思うんですよね。

 

そんなルッツに対するベンノの檄の飛ばしかたも超秀逸。

 

それからのルッツはマインの身食いに対しても食い気味にグイグイ前のめりの姿勢を見せるなど、覚悟を決めた男の顔になってました。

 

 

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マインが商人らしくなってきた

 

 

お金は「取れるとき」に「取れるところ」から「取れるだけ取っておく」もの…ベンノからの教えどおりにしっかりとベンノから取れるだけ取ってましたね…マインも随分と商人らしくなったものです。

 

また「大急ぎの魔法」と称し家族に賃金を支払って、花の髪飾りの生産性を高めるだけでなく、ルッツの家族までその魔法に巻き込むなど、もはやただの一幼女の所業じゃなくなってきた感がある…現代知識強いな。

 

マインは本作りするよりも商人として商売に精を出すほうが向いてるような気がしてきた。

 

このまま順当に行けば将来的にはベンノやフリーダとバチバチやり合うことになるのかな。

 

 

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まとめ

 

アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第10話「二度目の冬に向けて」を視聴した感想について書きました。

 

今回はマインの身食いがついに来るべきところまで来てしまいましたね。

 

せっかく商人見習いとして軌道に乗り始めたというのに……いつも身食いに阻まれてしまう展開に大きな憤りともどかしさを感じてしまいますね。

 

その分、ベンノやルッツといった存在の心強さとありがたさが身に染みるお話でもあったわけですが……この身食い、本当にどうにかならんのかな?

 

次回がとても気になります。

 

以上、アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第10話の感想でした!

 

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