「ノー・ガンズ・ライフ(2期)」17話感想!愛しのポッドパイ

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アニメ「ノー・ガンズ・ライフ」観てますか?

 

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今回は閑話休題ということで、シリアスではなくコメディなお話となっています。

 

1人の変態と4人の女性に注目です。

 

 

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追求を楽しむオリビエ

 

 

とりあえずEMS局長代理として職務に復帰したオリビエ……さっそくその職務を実行すべく十三を追求していましたね……とっても楽しそうに。

 

十三とオリビエはお互いに背反しがちな立場ながらも、持ちつ持たれつの信頼関係を築いているんですね。

 

十三のやらかしをオリビエがもみ消し、そのたびに十三はオリビエのお願いを聞く……そんな素晴らしい関係……か(?)

 

そして今回はヴィクター騒動で十三が派手にやらかした後ということで、オリビエのターンが回ってきた。

 

オリビエはマクマホンから入手した機密情報を揺すりにかかり、十三はのらりくらりとはぐらかす。

 

その時のオリビエが妙にイキイキしてるんですよね。

 

十三との距離は不自然に近く、ボディタッチもやたらと多い……オリビエ、追求するフリして絶対楽しんでるなコレ。

 

実際、傍から見ると二人でイチャついてるようにしか見えないらしく、十三にほのかな思いを寄せていたローサにも思いっきり勘違いされていた。

 

とはいえ、十三にとってもオリビエとの会話から得るものはあるわけで……特に鉄朗とクリスが解放されたという情報は、二人を保護したEMSしか知り得ない情報ですからね。

 

ただ、オリビエにとっては十三の外堀を埋めるネタの一つに過ぎないという……もう完全にオリビエのおもちゃ状態になってるな。

 

おそらく十三もこうなることをわかっていて付き合ってるところもあると思う。

 

 

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愛しのポッドパイ

 

 

2期が開始されてからというもの、ヴィクター&メアリー関連のシリアス展開がずっと続いてきたわけですが……今回は閑話休題的なお話になっていましたね。

 

そんな中、満を持して(?)登場したのが、拡張者ジョン・ポッドパイ。

 

CVが青山穣ということで、登場当初はシリアス担当なのかと思っていたのですが、コイツがまあとんでもない変態野郎なんですよね。

 

己の性的嗜好を満たすためだけに、両目を透視仕様へと改造し、巨乳と美尻をロックオン……興奮のあまり大声出したり、鼻血出したりと、年齢に不相応なリビドーの強さを発現していた。

 

ナレーション風の心の中のつぶやきも、シリアスにもコメディにも受け取れるあたりに、セリフ回しの妙と青山さんの演技力の高さが感じられた。

 

そんなポッドパイに十三がシンパシーを覚えるところがまた笑える。

 

逆にターゲットにされてしまったスカーレットはたまったもんじゃなかったと思う……けれどもスカーレットの透視画像は申し訳ないが眼福だったわ(ありがとう)

 

そして最も笑わせてもらったのがメアリーとの絡みでしょうか。

 

メアリーは怪我のせいで、一週間風呂に入ることも叶わず、特に頭が痒いとのことで床屋に入ってくるのですが……その時のポッドパイの言動がひどい。

 

CよりのBの胸と、一週間未入浴の体臭を激しく罵倒……さらに透視アイを見抜かれた後はグーパン喰らってノックアウト。

 

紙袋で顔を覆われ、椅子に拘束……そして撮り溜めた透視画像を奪われるなど、散々な有様だった。

 

ところがこの変態、謝罪するどころか逆に開き直った挙げ句、EMS関係者だと言い張るなど、場違いなメンタルの強さを見せつけていた。

 

しかもEMSを退職に追われるまでの過程を堂々と説明して、逆に十三達をポカーンとさせるなど、ある意味ヴィクターよりも強いんじゃないかと思った。

 

とはいえ、最終的には十三の体を透視したショックで変態力は消失……スカーレットの慈悲で許しも得られ、すごすごとどこかへ去っていった。

 

とんだ変態ではあったけれど、十三のシンパシーはやっぱり止まらず。

 

強めに釘は差しつつも、「道具」にならぬよう語りかけるなど、あの変態に自分を重ねているようだった……シリアスなのかコメディなのかよくわからないシーンだった。

 

個人的にはまたの登場を期待したいところですが……たぶん二度と出てこないんだろうなぁ。

 

 

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十三ガールズ

 

 

今回は珍しく四人のヒロインが登場ということで、全体的に華やかな印象を受けましたね。

 

昔なじみのオリビエは、大人の色香を放ちつつ、至近距離で十三との会話を楽しむなど、終始余裕を見せていた。

 

十三に命を救われたローサは、あれから十三に思いを寄せるようになったようで……借りたコートを手縫いで直して返そうと悩むなど、初々しさを見せていた。

 

ただ、オリビエとの紛らわしい絡みを見てしまったがために、傷ついて走り去ってしまいましたが……その際、例の変態にロックオンされたのが少し気の毒だった。

 

メアリーに関しては、今回はお笑い担当ということで、十三とポッドパイに対して容赦なく大声を張り上げていた……特に解析画像の「見んな!」は最高。

 

とはいえ、十三の「道具」や「貴腐部隊」のくだりでは、十三に命を救われた身として、寂しげに悲しむ様子を見せるなど、十三に対する感謝と優しさに少し胸が温かくなった。

 

そして今回の一番の被害者、スカーレットは……変態の頭洗ったり、変態に鼻血ブーされたり、変態に盗撮されたりと、とにかく散々な様子だった。

 

けれども彼女の生来の優しさは4人の中でも特に際立っていた……なにせあの変態をお咎め無しで許してたから。

 

おそらく、今回のように1話の中で4人もヒロインが出揃うことはもうないんじゃないでしょうか。

 

そう考えると今回の話は、ある意味、ポッドパイが起こした奇跡とも言えるのかもしれない。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ノー・ガンズ・ライフ(2期)」第17話「貴腐」を視聴した感想について書きました。

 

今回は閑話休題的なお話ということで、とんでもない変態が出てきたり、ヒロイン4人が登場したりと、いつもとは違う新鮮さがありましたね。

 

特にポッドパイの変態っぷりは際立っており、自分の性的嗜好にひたすら忠実に生きるその姿には、不思議と勇気づけられるものがあった……もちろんポッドパイの行動は決して許されるものではありませんが。

 

個人的には、オリビエやメアリーが、怪我をしながらも元気な様子を見せていたところにちょっとした安堵を覚えました。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ノー・ガンズ・ライフ(2期)」第17話の感想でした!

 

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