アニメ「からくりサーカス」20話感想!生きていたフェイスレス!

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アニメ「からくりサーカス」観てますか?

 

 

前回は正二と貞義の過去の因縁がたっぷりと描かれ、もうお腹いっぱいな感じでしたが、二人の因縁はまだまだ絶賛継続中。

 

そして今回は「あの男」がふたたび登場するということで、事態はまたしても急変するんです。

 

というわけで今回は、

 

アニメ「からくりサーカス」
第20話
「黒い太陽」

 

を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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正二vs貞義ふたたび!決死の硫酸プール

 

 

崖から落ちた後、黒賀の屋敷で意識を取り戻した勝は、貞義にさらわれた後の記憶を取り戻します。

 

貞義にさらわれ車の中で記憶をダウンロードされる中、正面に立ちはだかったのは才賀正二。

 

勝を助け出すと、ギイ達が乗るトレーラーに用意された硫酸プールに貞義を巻き込んで飛び込みます。

 

すべてに決着をつけるための正二の覚悟は恐るべきものがありますよね。

 

しかし、その後事故を起こしたトレーラーには貞義の姿はなかったとのこと。

 

硫酸に溶けたというわけではなく、残念ながら生き延びてしまったんですね。

 

 

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なぜ誰も幸せになれないのか?

 

 

記憶を取り戻し、エレオノールの中に柔らかい石があることも知った勝に対し、正二は「お前は今、どういう気持だ?」と質問を投げかけます。

 

勝の中の「貞義」の存在を見極めるこの質問に対し、勝は涙ながらにこう答えます。

 

「なんでみんな幸せになれないのさ?」と。

 

  • おじいちゃん(正二)
  • お父さん(貞義)
  • アンジェリーナ
  • ギイ
  • フランシーヌ人形
  • しろがね

 

ほんの小さなハグルマの狂いがやがて大きな不幸へと変わる。

 

そして最初の不幸が延々と続くこの異常な状況に勝はただただ涙し、

 

このままじゃ誰も・・・

誰も幸せになんてなれないじゃないか!

 

と叫びます。

 

勝の優しさと悲しみがよく伝わってくる言葉だと思います。

 

しかし、ギイの長年の恨みの深さには到底とどかない。

 

ギイ

だが、キミが死ねば

少なくとも僕の無念は晴らされる

 

ギイはあくまでも「勝」としてではなく「貞義」と認定している模様。

 

貞義はそれだけ警戒する必要がある人物であることを経験則で知ってるからですね。

 

このままだとホント誰も幸せになれない。

 

 

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勝のダウンロードは不完全!そう語るお前は誰だ?

 

 

ギイが容赦なく勝を殺そうとしたところ、まったをかけたのは傍にいた黒賀の若者。

 

「その子供(勝)は僕のものさ」

 

貞義の記憶をダウンロードされた勝には、もっとも重要な人物の記憶が欠けていることを指摘。

 

それは造物主・バイ=ジンの記憶。

 

フランシーヌ亡き後からアンジェリーナと出会うまでのバイ=ジンの経緯について語るのですが、バイ=ジンの所業がとにかくひどい。

 

いっしゃん

すべての元凶はバイ=ジンの歪んだ愛

 

そんな誰も知りえないバイ=ジンの過去について語るこの男の正体は死んだと思っていたあの男だったんですね。

 

 

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生きていたフェイスレス!

 

 

びよーんと顔を伸ばすあの仕草。

 

男の正体はフェイスレス!

 

  • バイ=ジン
  • ディーン・メーストル
  • 才賀貞義
  • フェイスレス

 

これらはすべて同一人物だったんですね。

 

三解のフェイスレスは「分解」で黒賀の者たちを無力化し、勝の中には「貞義」がいないことを告げます。

 

つまり、今まで正二とギイがずっと尋問してきたのは「貞義」ではなく「勝」だったんですね。

 

いっしゃん

完全に冤罪やん

 

でも今はそんな事いってる場合じゃないか。

 

フェイスレスはオリンピアで反撃しようとするギイを「溶解」と杭で無力化後、今度は勝と対峙することに。

 

不本意な形ではあるものの、勝が勝であることが証明された今、勝はどう反撃するのか?

 

 

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フェイスレスがポジティブすぎて嫌だ

 

 

フェイスレス

キミ(勝)にとっては僕(フェイスレス)が神なんだよ

 

そう語るフェイスレスに対し、勝は真っ向から否定。

 

違うよ

この世に生まれた者は誰のものでもない

 

勝の言葉も「ただの乗物」が「運転手」に逆らうわけか、と一笑に付すフェイスレスに対し勝は更にこう続けます。

 

あなたが僕になったって

しろがねはあなたを好きになんかならないよ

ひとりぼっちのあなたが掴めるものなんて

何もない

 

いっしゃん

勝のいうことは最もだ

 

でもフェイスレスはなぜか自信に満ちあふれている。

 

フェイスレス

いや、うまくいくねぇ

なんでそう言い切れるのさ?

フェイスレス

だって、僕は自分を信じているモン

自分で信じて夢を追い続けていれば

夢いつか必ず叶う

 

いっしゃん

こんなポジティブ発言イヤだ

フェイスレスの口からこのセリフは聞きたくなかったわ~。

 

「まるでドス黒く燃える太陽だ」by勝

 

 

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しろがねを巡る「絆」のゲーム

 

 

ギイと正二の二人を殺すべく水槽を破壊したフェイスレスに、勝は正二の愛刀「雷神」で反撃。

 

すばやい攻撃で勝の顔にパンチを入れたフェイスレスに対し、勝はフェイスレスの体が機械であることを見抜き小刀を膝に突き刺す。

 

同じ記憶を持つ者同士、油断していたフェイスレスは油断のない勝に右腕を切り落とされると今度は少し本気モードに。

 

勝を突き刺そうとしたところに今度はしろがね(エレオノール)が割って入り、代わりに胸を深く突き刺されてしまいます。

 

さらに電撃を流ししろがねを無力化すると、フェイスレスは勝にあるゲームを提案します。

 

それは「絆のゲーム」。

 

  • フェイスレスが記憶をダウンロードして生まれ変わり「絆」を手に入れるか
  • 勝がしろがねを助け取り戻すか

 

そしてしろがねはフェイスレスに連れ去られてしまいます。

 

どこまでもふざけた男ですが、勝はこのゲームから降りることはできない。

 

 

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ビーストの影!リーゼの戦いは近い

 

 

黒賀の村に到着した仲町サーカス達を出迎えたのは、猛獣使いのオートマータ、ドクトル・ラーオ。

 

「ビースト」という虎から実験を重ねて創られた二匹の幻獣を見て、リーゼの記憶に蘇ったのはビーストに喰い殺された姉の姿。

 

アニメ「からくりサーカス」では出番がとても少ないリーゼにようやく見せ場が回ってきそうですね。

 

いっしゃん

リーゼの戦いは近い

 

 

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才賀正二の最期!二人は永劫の時を歩き続ける

 

 

生命維持のための水槽から放り出されてしまった正二は、勝に抱きしめられながら最期のときを迎えます。

 

エレオノールのことを託す正二の言葉は、優しく、強く、勝を勇気づけます。

 

まるで鳴海のように。

 

体が石化していく中、正二はこれまで生きてきて本当にうれしかったこと3つを勝に伝えます。

 

  • イン先生の弟子になれたこと
  • アンジェリーナが腕の中にいたとき
  • エレオノールが生まれたとき

 

そして人生の最後に4つ目ができた。

 

それは勝に「おじいちゃん」と呼んでもらえたこと。

 

勝は「誰も幸せになれない」といいましたが、正二は決してそうではない、ということを伝えたかったのかも知れませんね。

 

あの世でアンジェリーナとの再会を果たした正二は、たとえ永劫の時が終わっても共に歩き続けることでしょう。

 

いっしゃん

お幸せに!

 

今度は勝の番ですね!

 

 

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まとめ

 

アニメ「からくりサーカス」第20話「黒い太陽」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

貞義は、バイ=ジンであり、ディーン・メーストルであり、フェイスレスだった。

 

まさにとんでもない展開としかいいようがありませんが、これこそ「からくりサーカス」。

 

壮大な伏線が一つ一つつながり、回収されていく描写は今後ますます加速していくことでしょう。

 

個人的には正二とアンジェリーナが永劫を越える時を共に歩んでいく描写がとても印象的でしたね。

 

いっしゃん

やっぱり最後は幸せになってほしい

 

それが「からくりサーカス」。

 

以上、アニメ「からくりサーカス」第20話の感想でした!

 

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