アニメ「盾の勇者の成り上がり」観てますか?
神鳥の聖者として徐々に名を轟かせるようになり、徐々に人々の信頼を勝ち取り成り上がっていくという心地良い展開が続いてきましたが、今回は尚文達にとって試練となるお話となる模様。
「盾の勇者の成り上がり」という作品において、さらに物語の深みを増すための大切な要素が今回のお話には詰まっています。
というわけ今回は、
第8話
「呪いの盾」
を視聴した感想について書きますね~。
二人のためにアクセサリーを作る尚文
温泉街でラフタリアとフィーロから金属細工の道具をプレゼントされたことが余程嬉しかったのでしょうか。
尚文は二人が寝静まっている中、コツコツと二人のためのアクセサリーを製作します。
ラフタリアにはブレスレットを。
フィーロには髪飾りを。
途中目を覚ましたフィーロからアクセサリーを隠す様子はとても平和で心が和むものがありますね。
尚文にとって二人はかけがいのない存在になりつつあるようです。
とてもいい光景
今度は「剣の勇者」の尻拭いだよ!
前回は「槍の勇者」元康がもたらした「奇跡の種子」のせいで、危うく村が一つ滅ぼされるところでしたが、今回やらかしたのは「剣の勇者」天木錬。
村の近くにある山に巣食ったドラゴンを退治したことについては良かったのですが、ドラゴンの死骸を放置したがために、その腐肉から発生する瘴気により村人は病気に侵され、山のモンスター達の生態系にも悪影響を及ぼし並大抵の冒険者では対処できない状況に陥ってしまいます。
尚文以外の勇者達はどうにも仕事の詰めが甘い傾向がありますね。
そのクセ「ドヤァ」って感じが透けて見える
ということで前回に引き続き、今回も尚文が尻拭いするハメになる展開です。
尚文の薬無双!こうかはばつぐんだ!
村についた尚文達はさっそく薬を売ることになるのですが、村人達の病状が思っていた以上に悪いことから、自ら薬を処方します。
盾の勇者の力で薬の効果が増幅されたおかげで、村人達の病状はみちがえるほど良くなります。
こうかはばつぐんだ!
尚文の薬無双は村人の心を掴むのに最適ですね。
何より人の役に立ち尚文の姿はとても尊い。
報酬は銀貨500枚!いざ後始末へ!
尚文の薬は「こうかばつぐん」なんですけど、山から吹き下ろされる瘴気の風をどうにかしない限りは根本的な解決にはなりません。
村から国に対して依頼は出しているものの、いつ来てくれるのかはわからないとのこと。
尚文は銀貨500枚の報酬を要求すると、ドラゴンの死骸の後始末へと出発します。
仕事の報酬はキッチリと要求するドライな尚文が私は好きです。
わざと悪ぶって見せる尚文のことをラフタリアだけはしっかりと理解してくれるのが嬉しいですよね。
まさかのドラゴンゾンビ!フィーロが飲み込まれた!
ドラゴンの死骸を片付けるだけのはずが、まさかのドラゴンゾンビ化!
撤退しようとする尚文をよそに、ドラゴンを嫌悪するフィーロが暴走、豪快な飛び蹴りをかましドラゴンゾンビを怒らせることに。
それでもフィーロの暴走は止まらず、怒ったドラゴンゾンビと激しい攻防を繰り広げるものの、最終的にはフィーロがドラゴンゾンビに飲み込まれてしまうという最悪の結果になってしまいます。
フィーロの巨体がドラゴンゾンビの喉を豪快に通過する描写がなんとも生々しい。
ドラゴンゾンビの巨大さがよく伝わる描写ともいえますね。
尚文の憎しみが爆発!カースシリーズ「憤怒の盾」発動!
大切なもの(フィーロ)を奪われたことをきっかけに、尚文の中でこれまでに蓄積してきた憎しみが増大します。
裏切り、冤罪、不正によって人間不審に陥るも、ラフタリアとフィーロという大切な仲間のおかげで楽しい日々を過ごしてきた尚文にとって、今回の出来事は明らかにキャパオーバー。
憎しみの記憶が尚文の心を支配します。
カースシリーズ
チカラガホシイカ
スベテガニクイカ
マインの不正によってあやうくラフタリアを失いかけたことをきっかけに解放されたカースシリーズがついにその姿を現します。
発動した「憤怒の盾」の力は、尚文の全身を憎しみの業火に包み込み、攻撃してきたドラゴンゾンビですらその炎の前には太刀打ちできません。
このまま無限の憎しみに沈むかと思われた尚文の脳裏に、ラフタリアのある一言がリフレインします。
ラフタリア
信じてます
私はあなたの剣です
「私はあなたの剣です」
このセリフ、最高に好きです
ラフタリア
尚文様が誰も信じられなくなっても私は信じてます
偉大なる盾の勇者様
正気に戻った尚文のそばには呪いの炎に身を焦がしたラフタリアの姿が。
倒れたラフタリアにファストヒールを何度もかけるも、まったく効く様子はなし。
憤怒の盾
かなりヤバイ代物ですね
ドラゴンゾンビをやっつけた!(フィーロが)
襲い来るドラゴンゾンビに対抗するには憤怒の盾の力が必要。
しかし憤怒の盾の炎は守るべき相手であるラフタリアを傷つけてしまう。
憎しみの狭間で葛藤する尚文でしたが、なぜかドラゴンゾンビは倒れてしまいます。
そしてお腹からフィーロ登場。
ドラゴンゾンビがフィロリアルを産んだぞ
いや、違う。
ドラゴンゾンビを体内から切り裂き、その時に核と思われる紫色の水晶を食べたことがドラゴンゾンビを倒す決め手になったようですね。
尚文は盾の勇者にふさわしい男
ドラゴンゾンビの後始末をキッチリと終えた後、村に戻った尚文は報酬の銀貨500枚でラフタリアの治療をお願いするのですが、憤怒の盾の炎によって呪詛にかかったラフタリアを治すためには大きな教会に行かなければ難しいとのこと。
聖水を染み込ませた包帯で一時的に凌ぐしか無い状況にもかかわらず、尚文に大事にされているラフタリアに「お大事に」と冷やかす助手の少女は実にいい仕事をした。
一方、フィーロがお土産用にと取っておいたドラゴンの紫水晶(小)を盾に取り込んだところ、尚文のレベルがまだ足りなかったため、残念ながら新たな盾の能力が解放されることはありませんでした。
今回の事で二人を危険に合わせてしまった尚文は大いに反省。
二人に謝罪するとともに、尚文にしては珍しく超前向きな発言をする姿は、盾の勇者と呼ばれるに相応しい男に成長したな~としみじみ感じましたね。
それにしても
尚文の笑顔を喜ぶ二人がとても尊い・・・
鈍感系主人公・尚文の対応がじれったい二人
絶賛呪詛中のラフタリアは病人の特権「わがまま」を発動。
一晩中尚文にそばにいて欲しいというラフタリアの「わがまま」に対し、尚文は「鈍感系主人公」を発動。
代わりにフィーロに添い寝させるよう計らいます。
フィーロは尚文も一緒に寝よう、と提案するも「俺はあったかくないぞ」と拒否、さっさと部屋から出ていってしまいます。
しかし、部屋から出た後の尚文の決意はまさに盾の勇者としか言いようがありませんでしたね。
尚文
強くなる
俺を信じてくれるあいつらと一緒に
そして守る
何があっても
必ず・・・!
めっちゃ強くなりそう
まとめ
アニメ「盾の勇者の成り上がり」第8話「呪いの盾」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回は剣の勇者の尻拭いということでドラゴンゾンビと戦ってまた村を一つ救うことになったわけですが、その代償として発動したカースシリーズの「憤怒の盾」によりラフタリアは呪詛にかかることとなってしまいました。
個人的にはこのカースシリーズがとても好きなんです。
異世界に召喚されてから理不尽な目にあい続けてきた尚文がカースシリーズで感情を爆発させる様子は、初めてスーパーサイヤ人になったときの孫悟空のような解放感があってとても気持ちいいんですよ。
ラフタリアは大変だけど
とりあえず早いことラフタリア治してあげないとね。
以上、アニメ「盾の勇者の成り上がり」第8話の感想でした!
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