「ワンダーエッグ・プライオリティ」10話感想!男前なエッグ少女

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アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」観てますか?

 

ワンダーエッグ・プライオリティ

 

今回は桃恵に大きな転機が訪れる一方で、アカと裏アカに関する秘密が一部明らかにされたり、アイが沢木に正面から切り込むなど、事態が大きく急変するお話となっています。

 

 

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夢と現実のギャップ

 

 

桃恵の夢と現実のギャップがあまりにも厳しすぎましたね。

 

夢の中では見知らぬ少年と映画館デート……しかも上映中には恋人のように手を重ね合わされるなど、桃恵にとってはまさに夢のようなシチュエーション。

 

残念ながら夢オチだったけれども、夢と同じ服を持っていることから期待に胸をふくらませるのがなんとも切ない。

 

一方で、現実世界においても桃恵は男の子から告白されるのですが……この男の子、桃恵を男の子だと思って告白したんですね。

 

初めての男の子からの告白だったというのに……これは笑うに笑えない。

 

ただ、そんな桃恵の姿を見て、驚きの表情を浮かべるアイの純粋さには、多少なりとも癒やしの効果はあったんじゃないでしょうか。

 

とはいえ、桃恵の精神的ダメージはやはり大きく……枕を涙で濡らす姿がいたたまれなかったですね。

 

 

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恋バナに負けるアカと裏アカのひ・み・つ

 

 

せっかくアカと裏アカが真相について語ろうとしていたのに……桃恵の恋バナの前にあっさりと忘れ去られていましたね。

 

アカと裏アカはねいるが所属しているジャパンプラティの創始者とのことで、すでに肉体を捨てて脳だけを残し精神だけの存在になっている。

 

おそらくエッグ世界を創造したのも彼らなんでしょうね。

 

油断した彼らは、リカに秘書田辺との会話を盗み見られてしまい、その事実関係について追求されてしまうものの……突如降って湧いた桃恵の恋バナにあっさりと興味が移っていってしまった。

 

もう少しでエッグ世界の秘密がわかっただろうに……この年頃の少女達は全力で青春してやがるな。

 

でも少女達にとっては結局のところ、アカと裏アカが何者だろうがたいした問題じゃないんでしょうね。

 

アカと裏アカが真実を語るのはいったいいつになるんだろう……?

 

 

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男前なエッグ少女

 

 

今回はエッグ少女ならぬエッグ少年でしたね。

 

エッグ少女・薫は体は女、心は男の性同一性障害の持ち主ということで、桃恵とはまた違った悩みを持っていた。

 

薫は純粋にモデルっぽい桃恵のことを好ましく感じるものの、桃恵からするとそういった反応は同性から向けられることが多いため、あまり好ましくは感じない。

 

ゆえに普段どおり桃太郎などとあえて女子っぽさを隠そうとするのですが……薫はそんな桃子の本心を知ってか知らずか、桃恵の名前をニアピンで当ててくる。

 

お互いに事情を知ってしまえば、それなりにシンパシーを感じるのか、二人の距離が一気に縮まったように思えた。

 

そして今回登場するエッグキラーは薫の剣道部顧問なのですが……この男、とんでもなく最低なクソ外道なんですよね。

 

薫の心が男だと知りながらも、顧問という立場を利用して、力づくで強姦しただけでなく妊娠までさせてしまう。

 

ハラワタが煮えくり返るとはこのことですよ。

 

当然、桃恵の怒りも尋常じゃなく、今までに見せたことがないような憎しみの表情で、その顧問を罵ってた。

 

怒髪天を衝かんばかりの桃恵の槍は、剣道部顧問の突きと正面からぶつかりあい、最終的には剣道部顧問を討伐するに至るも……個人的にはちょっと物足りなかったですね。

 

この男にはもっと思い罰を課すべきでしょう。

 

とはいえ、桃恵の戦いによって薫の心が救われたのは確か。

 

それに薫は心から桃恵に惚れたようで、将来の彼氏の座を予約するべく、強引に桃恵の唇を奪ってた。

 

直後、薫はドロンと消えるも……少しずつ時間をかけて茹で上がっていく桃恵の顔がたまらなく可愛かったですね。

 

もちろん、内緒にしときます。

 

おそらく桃恵にとっては、これが初恋なんじゃないでしょうか。

 

薫と桃恵がいずれ再会できることを期待したいところですね。

 

 

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クリアしたはずなのに……

 

 

アイ達に先んじて一足先にエッグ世界をクリアした桃恵……けれどもその先に待ち受けていた現実はあまりにも残酷でしたね。

 

桃恵の願いはハルカを生き返らせること……エッグ世界をクリアしたことによりこの目的は達成されたらしんですけど……。

 

代わりに桃恵にもとへと現れたのは「ハイフン」という謎の女子高生。

 

顔がチョウチョという斬新なデザインが特徴的かつ不気味なクセに声が大谷育江という……なんともシュールなキャラクターなのですが、このハイフンがとんでもなく恐ろしいヤツなんですよね。

 

桃恵の目の前でワニのパニックを残酷に殺すだけでなく、その肉を桃恵に無理やり食べさせるという鬼畜な所業を行い、その結果、桃恵は食べることも寝ることもできないくらい心を破壊されてしまうんですね。

 

アカと裏アカはこうなることを予想していた節がある一方で、桃恵が再びエッグ世界へと戻ることを期待している。

 

どうやらアイ達は「タナトス」に対抗するために必要となる「エロス」を司るらしく、アカと裏アカの口ぶりだと4人が一緒じゃないと「タナトス」には勝てないみたいなんですよね。

 

タナトス(=死)とエロス(=愛)の戦いか……夢の世界らしい言葉のチョイスが憎らしい。

 

 

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先生が学校をやめる本当の理由

 

 

沢木先生は絵画コンクールの受賞を契機に学校の先生を辞めるそうなのですが……果たしてそれが本当の理由なのかどうかは今のところわからない。

 

大人になったアイの絵画を見ながら、アイは沢木と母親のことについて話すものの……個人的には沢木がどこまで本心で語っているのかがよくわからなかった。

 

沢木の言葉はたしかに優しい……けれども受け取りかたによっては、アイが絵画の姿になるまで成長するのを待っているようにも思えるんですよね。

 

また、アイはときおり小糸ちゃんのことを口に出すんですけど、沢木はそのことについて一切触れようとしない。

 

あれだけ慕ってきていた生徒が自殺して亡くなっているというのに、自分はアイの母親に求婚するだけでなく、自分の夢に一直線ですからね。

 

アイが「逃げている」と感じるのも無理ないでしょう。

 

だからといってアイは逃がす気もない。

 

ついに小糸のことについて沢木に真正面から切り込んでいた。

 

ようやく沢木の正体がはっきりする時が来たようですね。

 

次回がとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第10話「告白」を視聴した感想でした!

 

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