アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」観てますか?
前回は突然の地龍アラバとの遭遇にハラハラとさせられたわけですが……今回はタイトルにある通り、猿どもにハラハラさせられるお話です。
蜘蛛子さんと猿軍団との超絶バトルに注目です。
隠密のおかげで命拾いした蜘蛛子さん
突然の地龍アラバとの遭遇に、蜘蛛子さんは絶体絶命のピンチに陥ったものの……取得したスキル「隠密」のおかげで命拾いしていましたね。
スモールタラテクトに進化した時は「逃げない」という誓いを立てて随分とはりきっていたわけですが……はっきりいって地龍アラバは今の蜘蛛子にとっては大災害……つまり戦う相手じゃない。
生き抜くことにこだわった蜘蛛子でさえも「死」を覚悟せざるを得ないほど。
前回の終わりでは地龍アラバもはっきりと蜘蛛子の存在を認識していたように思えたのですが……今回の冒頭ではあっけなくどこかへ立ち去っていってしまった。
どうやら蜘蛛子の持つスキル「隠密」により、見つからずに済んだようなのですが……地龍アラバほどの絶対的な力を持つモンスターが蜘蛛子の存在を認識できないとも考えにくい。
個人的にはただの気まぐれのようにも思える。
とはいえ、蜘蛛子の場合、ステータスや能力のバランスが著しく偏っていることもあるから、案外「隠密」による隠蔽スキルが相当に高い可能性もあるのかな…?
ともあれ、蜘蛛子さんが無傷で命拾いできたのは何より何より。
エルロー大迷宮の下層でした。
蜘蛛子さんが生まれ落ちた謎の洞窟……実は「エルロー大迷宮」の下層だったんですね。
地龍アラバが去ったあとも、今の蜘蛛子よりも格上のモンスター達が次から次へと登場するわけですが……そもそもアラバのようなボスクラスのモンスターが生息しているくらいだから、他にも強いモンスターがいても当然の環境なんですよね。
蜘蛛子がこれまで相手してきた毒蛙や石化トカゲなどは、上層に存在するような弱い部類のモンスターばかり……そしてこれらの共通点は「毒」。
毒持ちだからこそ、捕食対象にされにくいということか……。
幸い蜘蛛子さんも立派な毒持ちモンスター。
突出した素早さと、汎用性の高い蜘蛛の糸、そして強力な毒と隠密を持っている……蜘蛛子さん、なんだかんだで下層で生き抜くためにしっかりと最適化されてきてますよね。
とはいえ、いきなり大迷宮の下層とか、いくらなんでも難易度高すぎてちょっと可哀想……。
食べ残してもええんやで?
一度食べかけたものはどんなに不味くても完食してきた蜘蛛子さん。
そんな蜘蛛子さんですら、あまりの不味さに食べられないものが出てきてましたね。
大迷宮の下層の中では弱いモンスターは毒でもなければ生き残れない。
そんな環境の中、蜘蛛子さんは明らかに弱そうなモンスターを発見……さっそく食べようとしたところ、あまりの不味さにゲロゲロおえ~……おえおえ昇天寸前やんけ!
どうやら毒はないようだけど……その味は時間の経過した生ゴミを腐った牛乳で煮込んだかのようなものらしく。
残さず食べるのがモットーの蜘蛛子さんですら、さすがにあきらめてましたね。
でもいずれは食うんだろうなぁ……一応それ用のスキルゲットしてたから。
そんなに無理せんと、食べ残してもええんやで?
一対多! 猿軍団との超絶バトル!
蜘蛛子さんと猿軍団との戦いが超絶激しかったですね。
手強い猿のモンスターを一体仕留めたところ……この猿の断末魔の際に特殊な匂いをつけられたのか、仲間の報復のため蜘蛛子さんが無数の猿軍団に取り囲まれてしまうんですね。
この猿たち、これまでのモンスターと違って集団で行動する習性を持ち、仲間のためなら自らの犠牲も厭わない。
集団で着実に蜘蛛子を追い詰めて行く様子は、少々背筋が寒くなるような恐怖感があり、単純な弱肉強食のルールでは収まらない、ある意味、種族対種族の意地のぶつかり合いのような様相を呈してた。
肌でその事を感じた蜘蛛子もまた、猿に負けじと覚悟を決め、必死に応戦するわけですが……さすがに多勢に無勢が過ぎる。
足をかじられ、胴をえぐられ、さらに猿の上位種まで登場する有様。
そんな極限の状況の中、蜘蛛子は残りMPを計算しながら、次から次へと戦術を変えて戦い続けるんですね。
そして力尽きる寸前でレベルアップでの全回復を繰り返す……綱渡りにも程がある一対多の孤独な戦い。
残念ながら、この大迷宮の下層では、ピンチになっても蜘蛛子を助ける者は来ないんですよね。
でも、そんな極限の状況においても、諦めることなく戦う蜘蛛子を見てると、妙にテンションが上がってしまう。
最終的に蜘蛛子が勝利を収めた時には思わずガッツポーズしてしまいました。
すごいぞ蜘蛛子。
これからも応援するわ。
まとめ
アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」第4話「猿、ホアー?」を視聴した感想について書きました。
今回の第4話のタイトル、正直なんだこれ? と思ったけど、見終わって妙に納得した。
個人的には地龍アラバと一戦やらかすのを期待していたものの……その代わりに無数の猿軍団と熱い戦いを繰り広げてくれたので、結果的には大満足。
極限の戦いの中、レベルアップを幾度となく繰り返していたので、次回の話でどれほどのパワーアップをしたのかを確認するのがとても楽しみだったりします。
以上、アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」第4話の感想でした!
- 第1話『転生、異世界?』
- 第2話『マイホーム、炎上?』
- 第3話『地竜(龍)、ヤバい?』
- 第4話『猿、ホアー?』
- 第5話『なまずって、おいしい?』
- 第6話『勇者と、魔王?』
- 第7話『王子たち、青春する?』
- 第8話『私、死す?』
- 第9話『アイキャントスピーク、イセカイゴ?』
- 第10話『このじじい、誰?』
- 第11話『次回、決戦?』
- 第12話『私の戦いは、これからだ?』
- 第13話『やったー、外だー 私は自由……だ?』
- 第14話『おまえ反逆? 私、自虐』
- 第15話『マザー、からの厄介蜘蛛人形?』
- 第16話『フライング、ゲット?』
- 第17話『私、なにしてる?』
- 第18話『みんな、腹黒くね? 』
- 第19話『ひらけ、同窓会?』
- 第20話『私のせいじゃない、よね?』
- 第21話『私、出番ないってか?』
- 第22話『私よ、永遠に?』
- 第23話『友よ、なぜおまえは……?』
- 第24話『まだ蜘蛛ですが、なにか?』
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