「はめふら」9話感想!アン・シェリ-の世界で一番幸せな場所

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アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称:はめふら)見てますか?

 

 

今回はアンとカタリナ……二人の知られざる絆が描かれます。

 

アン視点でのカタリナに対する思いに注目です。

 

 

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家政婦は見た。

 

 

側付きメイド、アン・シェリーのカタリナ語りが興味深かったですね。

 

天性の人たらしカタリナは出会った人を次から次へと虜にしていくわけですが……本人にはまったくその自覚がない。

 

ジオルドは完治したカタリナの額の傷を「消えていない」と言い張り、婚約を解消する気がまったくない……水を向けられたアンに対しても数年単位で寿命が縮むような目線を向けていた。

 

キースは成長ともに使用人たちもうっかりと近づけないくらい色気をパワーアップさせるも……カタリナにだけはその色気も全く効かず……落ち込む姿がなんとも痛々しかった。

 

ジオルドは元気のない畑に楽器の演奏をせがまれ、イヤイヤながらも引き受けるなどまんざらでもない様子……メアリの策略によりまだ本人は恋愛感情に気づいていない。

 

メアリはメアリで婚約破棄してカタリナとの逃避行を本気で画策……すでに候補地も決まっている模様……そうなるとアンもやっぱりついてくのかな?

 

ニコルはカタリナにだけは本当の笑顔を見せるし、ソフィアはそんな兄の気持ちをカタリナに全面的にアピールするも……お兄ちゃん大好きっ子止まりという…。

 

長年そばにいるだけあって、アンはとてもよく分かってる。

 

やっぱりカタリナがいうように、そばにいてくれることが大事なんですよ。

 

 

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パジャマパーティー!

 

 

女子だけのパジャマパーティーがとても賑わっていましたね。

 

カタリナのパジャマ選びのセンスはどうしようもなく最悪だったものの、アンのおかげでなんとか無難なデザインに落ち着いていた。

 

個人的にはナスの着ぐるみ風や、ド派手な電飾仕様も試してみて欲しかった。

 

恋バナにかこつけてマリアの恋愛状況を探ったところ……幸いなことに現時点では進展なし。

 

ソフィアの「恋人がいたらしたいこと」の質問に関しては……あきらかに全員カタリナを恋人の対象として語っていた。

 

特にメアリ……一緒にお風呂に入って、髪を結いあったりなど、一人だけ妙に生々しかった。

 

ちなみに恋人を「男性」に見立てた場合は特に「なし」とのこと……あの、今絶賛婚約中ですよね?

 

そんな中、アンの縁談について話題が移行しそうになるも……カタリナが珍しく空気を読んで助け舟を出していた……このあたりは二人にしかわからない事情があるからなんですね。

 

強引に「転生」についての話題に持っていくも……やっぱりメアリだけは妙に現実的で生臭い……ジオルドより地位のある男って……もうカタリナ娶る気まんまんやんけ。

 

これは男どももぼやぼやしている場合じゃない……けれども男子会についての開催は残念ながら見送りに……珍しくニコルが興味を示していたけれど。

 

一方で、ソフィアは別の意味でとても興味を示してた……うん、順調に腐ってきてるな。

 

 

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アン・シェリ-の一番幸せな場所

 

 

アンとカタリナ……二人のこれまでの軌跡に心があたたかくなりましたね。

 

アンはもともとは男爵家の出だったわけですが、使用人だった母は15歳のときに火事で亡くなってしまったんですね。

 

父の男爵はアンのことは政略結婚の道具としてしか考えてなかったため、腕に火傷ができた「傷物」は不要とし……結果、遠縁であるクラエス家へメイドとしてやってきた。

 

当時のカタリナはまだ記憶が戻る前だったこともあり、ワガママで高慢なとても嫌な子だったものの……この時のアンはまだ「人」じゃなくて「道具」だった。

 

けれども額の怪我で一変してからアンは「道具」ではいられなくなった。

 

公爵令嬢としては規格外な型破りのカタリナは、アンを少しずつ「人間」にしていったんですね。

 

普段のアンは感情を表に出さす、何を考えてるのかよくわからないところもあったけど……これは「道具」だった頃の名残なのかもしれませんね。

 

今回の話の冒頭にあった小さな宝箱は、カタリナからもらった人生初の誕生日プレゼント……今も尚ずっと大切に持っていることから、いかにカタリナのことを大切に思っているのかがとても良くわかりますよね。

 

そんなアンの気持ちを大いに裏付けていたのが父男爵の縁談話。

 

一度は傷物として放り出しておきながら、今度は突然嫁げという……もちろん碌な縁談じゃないでしょう。

 

アンは再び「道具」に戻されてしまうのか……?

 

本当にこの男爵、アンの父親なの?

 

そう思わずにいられないくらい、この父親にはアンへの愛情がまるでない。

 

一方で、そんなアンの嫁入りを強く強く引き止めたのが当時のカタリナ・クラエスだったんですね。

 

いかにアンが必要な存在であるかと熱弁するのですが……まさか夜中の布団掛け直しの件が知られていようとは……。

 

これは泣くよ……泣くやつですよ…。

 

「人間」としての自分を取り戻したアンは、父男爵の縁談話を断固拒否。

 

そしてあとの面倒なことはクラエス家のご当主がきっちりと蹴りを付けてくれた模様。

 

パジャマパーティーでいつものように布団を掛け直すシーンがたまらなく愛おしい。

 

アンにとって世界で一番幸せな場所……カタリナ・クラエスはまさに最高の悪役令嬢だと思いました。

 

 

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カタリナ収穫祭

 

 

なんか、余った尺を無理やり埋めた感じのお話でしたね。

 

カタリナらしからぬ手紙にウキウキと浮かれるジオルド王子……向かった先にはすでに友人たちが勢揃い……みんな同じ手紙を受け取ってここに来たという。

 

そんなみんなの前に、見慣れた農作業姿で登場した悪役令嬢……彼女曰く畑の収穫祭を行うとのこと。

 

それぞれ採寸された作業服を着させられた姿がとてもシュール。

 

しかもみんなして同じ農作業用のはさみをプレゼント……みんな本当にカタリナのことをよくわかっていらっしゃる。

 

結局ジオルドは無理やりオチに使われただけ…。

 

ある程度そうなる予感はあっただろうに……それでもカタリナを好きなことはやめられない。

 

カタリナ収穫祭……楽しいイベントになりそうですね。

 

 

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唐突に来た破滅フラグ

 

 

ここのところ遠ざかっていた感はあったものの……Cパートにて突然やってきましたね……破滅フラグが。

 

カタリナの進級は無事決まったものの……ゲーム内での最終イベントはニコル達の卒業パーティー。

 

そこでカタリナは破滅を迎えることになるのですが……現時点において、カタリナの破滅フラグはどれもこれも立っていないはず。

 

マリア本人にもパジャマパーティーで確認済みだし……これはいったいどういう事なの?

 

唐突に来たこの破滅フラグから、カタリナは逃れることができるんだろうか?

 

 

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まとめ

 

アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第9話「パジャマパーティで盛り上がってしまった…」を視聴した感想について書きました。

 

今回はカタリナのメイドであるアン・シェリー視点で語られる場面が多かったわけですが……普段とは少し違った第三者視点でのカタリナ語りは、カタリナを取り巻く環境のおかしさと、アンとカタリナの主従の絆が描かれていて、とても興味深かったです。

 

特にアンの理不尽な生い立ちと縁談シーンは、目頭が熱くなりました。

 

アンにはこれからもずっとカタリナのそばに居続けてほしいものですね。

 

また、第1クールのラストへ向けて、ついに破滅フラグが始動し始めたわけですが……その原因がまるでわからないところがなんとも不気味ですよね。

 

悪役令嬢の悪事の数々…?

 

カタリナのしてることといえば、お菓子食べすぎてお腹壊したり、悪役顔で周りの令嬢ビビらせたり、こっそり学園で畑耕してるくらいだと思うけど。

 

次回がとても気になります。

 

以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第9話の感想でした!

 

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