「義母と娘のブルース」という作品をご存知でしょうか?
2018年7月10日(火)からTBSで綾瀬はるか主演でドラマ化されていますよね。
毎週楽しく拝見していますが、この「義母と娘のブルース」、実は原作マンガがあるんです。
作者は桜沢鈴先生。
タイトルとあらすじを見ただけでたまらなく読みたくなってしまい、思わずKindleでポチってしまいました。
結論から申し上げます。
「義母と娘のブルース」、これは買いですよ!
原作コミック「義母と娘のブルース」はどんな話?
「義母と娘のブルース」は「主任がゆく!スペシャル」という月刊誌に連載されていた、血のつながらない母娘の20年を描いた作品です。
あらすじは次のとおり。(amazonより引用)
小学生のみゆきの父親が連れてきた再婚相手は、超やり手のキャリアウーマン。仕事のことなら百人力だが家事についてはからっきし。当然子供との付き合い方もわからず義娘とはぎくしゃくするばかり。
突然の義母登場にみゆきは困惑し反発するが、徐々にふたりの距離は縮まっていく。すると見えてくる父親と義母の不思議な関係。
なぜ父親は突然再婚相手を連れてきたのか、ふたりは本当に夫婦なのか…。
不思議な絆が結ぶ不器用なふたりの奇妙な関係、血のつながらないモノ同士、家族になるとはどういうことだろう?
うっかり泣ける、感動注意の大傑作。
どうですか?
ものすごく気になりませんか?
この「義母と娘のブルース」、ドラマ化に合わせて2018年7月18日に新装版の上下巻として新たに発売されています。
義母と娘のブルース(上)
義母と娘のブルース(下)
今ならKindle版が安くなっているので、2冊あわせても1,000円未満で買えてしまいますよ。
原作コミック「義母と娘のブルース」を読んだ感想
全2巻、しかも4コママンガということで、サクっと気軽に読むことができました。
私はドラマの1話と2話を先に見てから、原作コミックを読んだのですが、ドラマとコミック、どちらも面白かったです!(ドラマはまだ放映中ですが)
キャリアウーマンとして仕事一筋に生きてきた義母は単品でもかなりいいキャラクター性を発揮。
会社の常識、家庭の非常識とでもいうのでしょうか。
大手企業で30代にして部長という、バリバリのキャリアウーマンの義母が、娘に対してビジネスライクに接する様子は、思っていた以上に笑いのツボにくるものがあります。
一方、義母のだんな様はというと、義母の会社とはライバル関係、そしていつも負けっぱなし。
性格はというと、義母とは正反対。
そして娘は「ツンデレ」ではなく「デレツン」というなかなかの気難しさ。
そんな家族の組み合わせが面白くないわけがない。
また、面白いのは家族だけでなく、
- 会社の同僚
- 学校の友達
- ご近所さん
などなど、ちょっと他の作品とは違った面白さをもったヤツラも多数登場。
このあたりは、ドラマ版においても上手に再現されているように思います。
ドラマ版「義母と娘のブルース」の感想は?
一方、綾瀬はるか主演のドラマ版「義母と娘のブルース」ですが、原作コミックは4コママンガということもあり、ガチガチに忠実に再現する、というわけでなく、実写ならではの良さを活かして上手に昇華した作品となっています。
特に綾瀬はるかの義母の演技はかなりいい味が出ていると思いますし、ドラマ版ならではのおもしろ名場面も用意されていて、毎週とても楽しませてくれます。
特に第1話の「腹芸」や第2話の「アニメ声」などは、思わずリピートしたくなるような面白さとなっています。(ネットでも話題になってましたしね)
この記事を書いている時点では、第3話まで放送されているのですが、第3話もドラマ版ならではの味付けがされていて、原作との違いを楽しめる構成となっていました。
ドラマ版の第3話は原作コミックをすべて読み終えてからの視聴だったのですが、原作コミックとドラマ版が上手に補完しあっているような印象を受けました。
原作コミックの気になる名場面が、ドラマ版ではどのように再現されるのか?
とても楽しみです。
油断してると急に泣かされるぞ!
「義母と娘のブルース」は全体的にはコメディ色が強い作品となっているのですが、amazonのあらすじにも書かれているとおり、「うっかり泣ける、感動注意の大傑作」でもあるんです。
この「うっかり泣ける」が実はとても危険でして。
電車の中などで読むと、けっこうヤバイ。
涙腺が決壊します。
電車の中で読んでいた私は、気がつくより先に涙が「ポロッ」とこぼれてしまい、なんでもないふりをするのに苦労しました・・・。
そんなことにならないように、ゆっくりと自宅で読むことをおすすめします。
義母と娘のブルース(上)
義母と娘のブルース(下)
まとめ
「義母と娘のブルース」の原作コミックとドラマ版の感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
この作品はあとがきにもあるのですが、作者の桜沢鈴自身がほんとうに描きたいと思ったことを描いた作品となっていますので、個人的には作品としての純度がとても高いように感じられました。
ですので、ストーリーもこちらが想定している予想とは違った展開になることが多く、逆にそれがとても新鮮に感じられ、読後感もひじょ~に良かったです!
この記事を書いている時点(2018年7月26日)では、綾瀬はるか主演のドラマ版も絶賛放送中なので、最終話まで欠かさずしっかりと視聴したいと思います。
そして最後にもう一度だけ。
「義母と娘のブルース」は買いですよ!
義母と娘のブルース(上)
義母と娘のブルース(下)
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