「本好きの下剋上」13話感想!嘘つきマインとルッツの悔し涙

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アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」観てますか?

 

 

今回は「巫女見習い」になりたいマインが二転三転するお話です。

 

激昂するギュンター、親身なベンノ、悔し泣きルッツに注目です。

 

 

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激昂ギュンター

 

 

巫女見習いの話をしたときのギュンターの激昂っぷりが見ものでしたね。

 

でも理由を聞いてみたら至極まっとうなものだった。

 

「巫女見習い」とは本来、身寄りのない孤児が行き着くところであって、マインのように両親揃った子供が行くような場所じゃないんですよね。

 

だからマインが言ってることは、親に向かって「おまえら、超いらん」って宣言してるようなもの。

 

しかもマインの場合は「本」目当てですからね……動機が不純にも程がある。

 

確実に白い目で見られるヤツですよ。竹内力ですよ。

 

とはいえ、マインもそんな事情があるとは知らなかったわけですし、そもそも家族と離れてまで「本」を読みたいと思ってるわけでもない。

 

なにせ、貴族に隷属される将来よりも、家族と最後まで一緒にいたい、という選択をするような幼女ですから。

 

それにギュンターが激昂したのはそれだけマインのことを愛してるという証でもある。

 

あの大量の本を読むチャンスを失ってしまうことについては非常に残念ではあるけれど……家族と離れ離れになるのは論外ですからね。

 

何よりまたギュンターに怒られるのも恐いでしょうし。

 

 

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神官長といっしょ

 

 

マインと神官長の本読みタイムがとても楽しそうでしたね。

 

といってもマインの場合は物語の内容よりも「本を読む」という行為そのものに価値を見出してるようでしたが。

 

残念ながら本に直接触れることは許されませんでしたが、神官長のお膝の上で本をガン見しながらの読み聞かせはさぞ至福の時間だったことでしょう。

 

たぶんこの状態をずっと維持し続けることができれば「身食い」が表面化することもないんでしょうけど…そうはいかんか。

 

でもこれまでずっとCパートで漫才を繰り広げてきた二人がこうして一緒にいる姿を見ると、少し感慨深く感じられますね……神官長といっしょ。

 

 

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身食いの価値

 

 

マインの身食い体質には相当価値があるようでしたね。

 

巫女見習いの件でお断りにきたはずなのに、身食いと口にするや否や「神に祈りを」から聖杯に触らされてなんか反応して両親への招待状を持たされてしまうという…。

 

ルッツに言わせると、これはマインの「やらかした」に分類されるそうで……ぐぅのねもでねえ。

 

ルッツに文字通り首根っこ掴まれてベンノの前に連れてかれるシーンには思わず笑ってしまった。

 

そしてベンノの恐ろしい事情聴取が始まるわけですが…厳しいながらもマインのために懸命に対策を立てるベンノの優しさが身にしみる。

 

特にマインの保険のためにルッツとのつながりを正式に契約するところに、ベンノとルッツの二人の覚悟の強さを感じた……おそらく二人とも貴族と対決する事も想定してると思われる。

 

何せマインの命がかかってますからね。

 

幸い、世界情勢の影響で「身食い」の価値が上がったことにより、マインが長生きできる可能性が出てきた…このチャンスを逃す手はない。

 

 

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フリーダとマインは似てる

 

 

本に夢中なマイン、お金に夢中なフリーダ…ルッツがいうように二人はとてもよく似てますよね。

 

二人とも新しいアイデアに対する柔軟さと貪欲さを持ってるからトントン拍子で話が進むし、夢中になったことには周りの雑音を気にすることなく猪突猛進してしまう。

 

今回のカトルカールのマインのアイデアひとつとっても、聞くやいなや早々に実行に移そうとするあたり、フリーダの行動様式はマインにとてもそっくりですよね……つまりマインはフリーダそっくりだ…。

 

ルッツの「フリーダとマインて似てるだろ?」理論はベンノの賛同も得られたことだし、そろそろどこかで発表してもいいような気がする。

 

カトルカールの試食会あたりがちょうどいいかも……あ、ルッツは出入り禁止なのか。

 

 

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無力なルッツの悔し涙

 

 

マインとの帰り道でルッツが流した悔し涙がとても印象的でした。

 

ルッツの力ではマインの身食いをどうすることもできず、巫女見習いになることを止めることもできない。

 

ベンノの元で働いて、いつか二人で本屋を開くはずだったのに…。

 

マインに「嘘つき」と言いながらも、ルッツが自らの無力さに悔し涙を流す姿に「男気」を感じましたね。

 

ただの「負けん気」なのか、幼馴染としての「責任感」なのか…。

 

きっといろいろな気持ちが混ざり合っての「悔し涙」なんでしょうけど……なんだかいじらしいですよね。

 

その点マインは精神年齢が大人ということもあり、落ち着いた対応をしていましたが。

 

なんとか二人の夢が叶えばいいなぁ……とベンノに期待したいところです他力本願。

 

 

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まとめ

 

アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第13話「巫女見習いという選択肢」を視聴した感想について書きました。

 

洗礼式のどさくさに紛れ図書室を発見し、本につられて巫女見習いになろうとするも父ギュンターに猛反対され。

 

お断りしようとすると、今度は身食いということで巫女見習いにスカウトされ。

 

そしてベンノやマルク、そしてルッツにめちゃくちゃ親身にされるという…今回はなんだかとても忙しいお話でしたね。

 

その分、マインに親身になってくれる人たちのありがたみがとても良くわかるお話でもありました。

 

でも何よりも大きいのは、マインが自分の家族と別れることなく、本への野望を持ち続けながら、長生きできる可能性が開けたことでしょうか。

 

次回が気になるところですね。

 

以上、アニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」第13話の感想でした!

 

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