アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」観てますか?
今回は蜘蛛子とアリエルのリベンジマッチ。
過去と現在でクロスオーバーする戦争の行方に注目です。
大量経験値うまー
蜘蛛子さんが人族同士の戦争で大量経験値をゲットしていましたね。
蜘蛛子が生理的無理外交官をサクっと殺害した結果、今回の戦争の口実にされてしまったわけですが……当の火種である蜘蛛子はこの状況をノリノリで実況するなど、かなり楽しんでるようだった。
文字通り血の雨に打たれながらも、どこ吹く風……戦場の真っ只中で一生懸命に実況する様子は本当に活き活きしていましたね。
一応、戦争の口実にされたことについては少しは腹が立つらしい。
戦争の規模は関ヶ原の戦いの半分程度ということながらも……蜘蛛子にとって人間の経験値はとてつもなく魅力的。
蜘蛛子的には両軍ともに全滅させてしまっても特に問題ないんだろうけど……吸血っ子のソフィアを助け続けてきた手前、とりあえずサリエーラ国側に味方していましたね。
オーツ国側の兵士達を容赦なく大量殺戮した結果、いとも簡単に複数レベルアップを果たしていたので、いかに人間の経験値が高いのかがとてもよくわかりましたね。
人間はドラクエでいうところのメタル系スライム的なものなのか。
なにせ今の蜘蛛子さんは魔王アリエルから狙われる身……地龍ガキアが頑張って足止めしてくれている間に少しでも強くなっておくに越したことはない。
幸い、魔法担当による偵察では、まだまだ魔王が追いつく気配はないみたい。
大量に殺害されたオーツ国の兵士たちには本当に気の毒だけれど……蜘蛛子さんも生き抜くことに必死なだけだし、何よりも世界の崩壊をなんとかしたい、という大きな目標も掲げていますからね。
どうか安らかに眠ってください。
蜘蛛子と混ざり合う魔王
魔王アリエルに逆凸後、消息不明となっていた体担当……どうやらアリエルと混ざりあったみたいですね。
一応主導権は魔王アリエルにあるわけですが……体担当により侵食された部分も多かったようで、アリエルの性格や思考に少なからぬ影響を与えてた。
本来、アリエルは少し臆病なくらいの慎重な性格であるはずなのに……今は楽観的かつ攻撃的になっている。
本人はその変質を自覚してはいるものの……ときおり楽観的思考が勝ってしまう場面が多々あり、変な技名を言ってみたり、食べ残し厳禁ポリシーを掲げてみたりと、あきらかに蜘蛛子さん化が進んでいた。
地龍ガキアはそんな蜘蛛子さんを次世代として認め、文字通り老兵としてあの世へと去っていった。
格上のアリエル相手によくぞここまで戦ってくれましたよね。
幸い、ガキアの遺体はアリエルに食べられる前に、ギュリギュリによって阻止されてた。
ギュリギュリってガキアの上司的存在なんですね。
アリエルとの会話を聞いてる限りでは、二人の関係は対等で……そして管理者Dにはかなわないような口ぶりでしたね。
アリエルはここでようやく蜘蛛子が転生者であることを知り、ギュリギュリは部下の非礼を詫びる代わりに、蜘蛛子の元へとアリエルを転送するなど、ガキアと違って蜘蛛子に忖度する気はまったくないようだった。
だからといって蜘蛛子と敵対しているということではなさそうですが。
ギュリギュリは今の混ざったアリエルならば、問題ないと踏んでいるのかもしれませんね。
蜘蛛子 vs 魔王アリエル
ギュリギュリによって転送された魔王アリエルと、マザーの力で大幅パワーアップした蜘蛛子がふたたび戦っていましたね。
パワーアップした蜘蛛子は以前のように瞬殺されることはないものの……アリエルの結界により転移や魔法を封じられ、ギリギリ攻撃を避けるのに精一杯。
とはいえ、攻撃に転じた際には一時的ながらも魔王のHPを大幅に減らすほどのダメージを与えるなど、絶対に手が届かない、というわけでもなさそうだった。
途中、ショタ時代の勇者ユリウスが参戦し三つ巴状態になった際には、魔王を殺しうる勇者の能力を警戒してか、アリエルは慎重な様子を見せていた。
それにしてもユリウス……幼いときからこんな戦場でこんな恐ろしい状況に出くわしていたとは。
そして未来では白の腐食攻撃でチリと化す……ほんま気の毒な人生やで…。
三つ巴の膠着を破ったのは魔王アリエル。
躊躇なく蜘蛛子に繰り出した深淵魔法は、あっという間に蜘蛛子をチリに変えてしまった。
蜘蛛子は一応「不死」の能力を持ってはいるけど……深淵魔法ではその恩恵も受けられない。
果たして今回はどのような形で復活を遂げるのか……とても気になるところですね。
アリエルとポティマス
アリエルとポティマス……ギュリギュリによるとこの両者は古くから争いを続けているようですね。
今回のユーゴーとシュン達による戦いも、いわばこの二人の代理戦争みたいなもの。
ユーゴーは「強欲」スキルにより大幅なレベルアップをしてはいるが、そのステータス値は落差が激しくバランスを欠いているところがある。
また、そのスキルによる代償のせいなのか、転生後はじめて再会したクニヒコについての記憶がごっそりと抜け落ちている様子を見せていた。
ユーゴーはもう人として引き返せないところまで来ている。
そんなユーゴーがアリエル側であることには少し複雑な思いがありますね。
一方でポティマス側であるシュンはというと……現時点でのユーゴーとの実力差は未知数だったりする。
フィリメスの生徒名簿によれば、この戦争でユーゴーが死ぬことは確定してはいるみたい……おそらくはシュンが引導を渡すことになるんでしょうね。
そうなってくると、アリエル側が劣勢に立たされることになるわけですが……そんな中ギュリギュリはあるキーパーソンに着目する。
それが蜘蛛子さんの未来の姿であろう「白」なんですね。
アリエルとポティマスの戦いの結末に蜘蛛子さんがどのように絡んでいくのか?
とても気になるところですね。
以上、アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」第22話「私よ、永遠に?」を視聴した感想でした!
- 第1話『転生、異世界?』
- 第2話『マイホーム、炎上?』
- 第3話『地竜(龍)、ヤバい?』
- 第4話『猿、ホアー?』
- 第5話『なまずって、おいしい?』
- 第6話『勇者と、魔王?』
- 第7話『王子たち、青春する?』
- 第8話『私、死す?』
- 第9話『アイキャントスピーク、イセカイゴ?』
- 第10話『このじじい、誰?』
- 第11話『次回、決戦?』
- 第12話『私の戦いは、これからだ?』
- 第13話『やったー、外だー 私は自由……だ?』
- 第14話『おまえ反逆? 私、自虐』
- 第15話『マザー、からの厄介蜘蛛人形?』
- 第16話『フライング、ゲット?』
- 第17話『私、なにしてる?』
- 第18話『みんな、腹黒くね? 』
- 第19話『ひらけ、同窓会?』
- 第20話『私のせいじゃない、よね?』
- 第21話『私、出番ないってか?』
- 第22話『私よ、永遠に?』
- 第23話『友よ、なぜおまえは……?』
- 第24話『まだ蜘蛛ですが、なにか?』
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