アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」観てますか?
今回は石上優の過去エピソード胸熱回。
陰キャの陰鬱怒髪天な過去からの、白銀会長との出会い展開がとにかく最高……報われ感が半端ないので必見ですよ。
石上優がハブられる理由
石上優の過去エピソードが語られていましたね……それも予想以上に重たいヤツが。
石上はニヒルに見えても、実は人一倍強い正義感を持っている。
先の生徒会選挙では、白銀の対立候補でありながらもミコの魅力を最大限に引き出した上で選挙に勝とうと提案し……中学時代にはミコに対する嫌がらせを陰ながら助けている。
石上は人の頑張りが笑われることがとにかく我慢できないんですね。
だから同級生の大友京子が悪い彼氏に騙されているのを見過ごすことができなかった。
この悪い彼氏・荻野は演劇部部長ということもあり、とにかく表ヅラはいい……けれども裏では大友を悪い仲間に差し出そうとするなど、内面はゲスを極めに極めてた。
石上は証拠を集めて荻野にやめるよう注意するも……あろうことか荻野は彼女の○○写真を交渉材料に石上を取り込もうとする始末……。
そこで石上の正義が暴発してしまったんですね……二度と女性に悪さできないよう、ボコボコに顔を殴り続ける。
ただ、事情を知らない他の生徒からすると、ただただ石上が不条理な暴力を振るってるだけ……しかも荻野はその状況を巧みに利用し、石上を大友のストーカーに仕立て上げてしまった……。
自分の正義をわかってくれる、と思い込んでいた石上は……その場のすべての生徒達から冷たい目で見られることになってしまった……その中には大友京子も含まれる。
けれども石上優は何も言えない……なぜなら口外すると大友が何をされるかわからないから。
結果、石上は一ヶ月の停学処分……。
非常に理不尽な話ですよね……下手をすれば石上は自ら命を絶っていた可能性すらありますよ。
これは重い……思った以上に重たすぎるで……。
ただ、それ以上に腹立たしい……もしも自分が石上の立場だったら……考えるだけで気が狂いそうになってしまうわ。
それでも正義は曲げられない
石上は一ヶ月の停学処分の間に毎日のように教師達から怒られ続けてきたわけですが……その最たる原因となっていたのが反省文だったんですね。
毎日のように大量の課題をこなして提出するも……反省文についてだけはどうしても書くことができなかった。
そしてあろうことかゲス荻野はなぜか石上を「許す」側に立っている……はぁ!?
確かに暴力を振るった件については謝罪すべきだろうけど……それ以外の部分については石上は何一つ間違っていない。
けれども大友を守るためには、事実を口外してはならない……どうしたらええねん…。
おそらくたいていの人は上っ面の反省文を書いてその場をやり過ごすのでしょうけど……正義感の強すぎる石上にはそんなごまかしは到底できそうにない。
やがて精神的に追い詰められた石上は告発文を作成しようと試みるも……それも叶わず。
まさに八方塞がりな状態ですよね……それでも石上は反省文を書くことだけはできなかった。
石上ってなんて不器用なヤツなんだろう……もう伊井野ミコとそっくりすぎて笑うしかないレベル。
けれどもそんな石上だからこそ……鳥肌が立つほど心が揺さぶられてしまう。
その正義……今尚健在の模様です。
白銀御行の「うるせえバァカ!!」が最高すぎる
闇落ち寸前の石上優を救ったのは……白銀会長だったんですね。
部屋に引きこもり続ける石上の元へ突如現れ……中等部時代の石上事件を生徒会で独自に調査……それらを重ね合わせた結果、白銀御行は石上優の真実を完璧に導きだしていた。
石上をねぎらう会長の言葉は一言一言が胸に刺さる。
そんな白銀が反省文として提示したのが「うるせえバァカ!!」の痛快な一言……もう何なんこれ……なんか目から塩水がたくさん出てきたわ…。
とにかく報われ感が半端ない……会長の力強い言葉を聞くたびにだんだん胸が熱くなるし……何よりあの石上が大粒の涙を流すとこ見てると……こっちの塩水も止まらんス…。
なるほど、石上が会長を慕う訳がようやく腑に落ちましたよ……もうこれは一生続く絆やで。
もっと広がれ! 石上優の新しい世界
大友京子との再会で自分を見失っていた石上でしたが……会長との出会いを思い出し……罵倒してくる大友に対し「うるせえ、バーカ」と見事な切り返しを見せていた。
そしてアンカーとして全力で前の走者に追いすがる……逃げ足の速さはかぐや様もおすみつき。
そんな石上に対する声援はほぼほぼ悪意のものばかり……けれども石上を心から応援する人たちももちろんいるんですよね。
白銀やかぐや、藤原書記といったいつものメンバー達はもちろんのこと……風紀委員の大仏は大声を張り上げ……そばにいたミコも小声で「石上、がんばれ」と応援する……あかん、また泣きそうになる。
残念ながら追い抜くことは叶わなかったが……本気で悔しがる石上の姿になぜかつばめがもらい泣き……しかもギャン泣きレベルのヤツ。
気がつくと石上の周りには応援団のみんながいて……みんな石上の頑張りを素直に「惜しかった」とたたえてくれる。
これまで石上の周りの世界には「目」のない人間ばかりだったけど……これをきっかけについにまわりの人の「目」が見えた……なんて演出しやがるんや…。
これまで人の目を恐れ続けてきた石上に新たな世界が広がった……。
もっともっと……石上優の新たな世界が広がることに期待します。
大友京子……いつか本当に痛い目を見るかもね
中等部時代の石上事件の真相は、結局、当事者である大友京子に語られず……。
体育祭で見かけた石上に対しても、容赦なく罵倒を浴びせるなど、まるで時の流れが止まっているような印象を受けた。
本人曰く「根に持つタイプ」ということらしく……中等部時代の優しかった面影は正直まったく見受けられない。
立ち直った石上を罵倒したところ…「うるせえ、バーカ」と見事な反省文をいただいていた……ちなみに友人たちは「バカ」の部分については否定できないようだった。
そんなおバカな大友は今でも荻野とワンチャンあると思ってるらしい……この子、いつか本当に痛い目に遭うんじゃないかな。
もうどうでもいいけれど。
まとめ
アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」第11話「そして石上優は目を閉じた(3)/白銀御行と石上優/大友京子は気づかない」を視聴した感想について書きました。
今回の石上優の過去エピソード……めちゃくちゃ胸熱でしたね。
特に会長とはじめて出会うシーン……この二人にこんな胸熱エピソードがあったとは……そりゃ石上、会長慕うで…。
序盤の陰鬱かつ腸が煮えくり返るような話から、中盤から終盤にかけて石上の心が徐々に解放されていく展開は、思い出すだけでプツプツ鳥肌立ってくる。
石上のエピソードは違うベクトルで密度が濃いいものがありますね。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」第11話の感想でした!
- 第1話
『早坂愛は防ぎたい』
『生徒会は神ってない』
『かぐや様は結婚したい』
『かぐや様は祝いたい』 - 第2話
『かぐや様は聞き出したい』
『かぐや様は贈りたい』
『藤原千花は確かめたい』 - 第3話
『白銀御行は見上げたい』
『第67期生徒会』
『かぐや様は呼びたくない』 - 第4話
『早坂愛はオトしたい』
『かぐや様は告ら"れ"たい』
『伊井野ミコは正したい』 - 第5話
『白銀御行はモテたい』
『柏木渚は慰めたい』
『白銀御行は歌いたい』
『かぐや様は蹴落としたい』 - 第6話
『伊井野ミコを笑わせない』
『伊井野ミコを笑わせたい』
『かぐや様は呼ばれない』 - 第7話
『かぐや様は脱がせたい』
『かぐや様は出させたい』
『白銀御行は読ませたい』
『かぐや様♡アクアリウム』 - 第8話
『伊井野ミコは抑えたい』
『かぐや様は怯えない』
『かぐや様は診られたい』 - 第9話
『そして石上優は目を閉じた(2)』
『かぐや様は触りたい』
『かぐや様は断らない』 - 第10話
『白銀圭は話せない』
『白銀御行は踊りたい』
『大仏こばちは取り締まりたい』
『白銀父は聞き出したい』 - 第11話
『そして石上優は目を閉じた(3)』
『白銀御行と石上優』
『大友京子は気づかない』 - 第12話
『生徒会は撮られたい』
『生徒会は撮らせたい』
『藤原千花は膨らませたい』
- 第1話
『映画に誘わせたい』
『かぐや様は止められたい』
『かぐや様はいただきたい』 - 第2話
『かぐや様は交換したい』
『藤原ちゃんは出かけたい』
『白銀御行は隠したい』 - 第3話
『白銀御行はまだしてない』
『かぐや様は当てられたい』
『かぐや様は歩きたい』 - 第4話
『かぐや様は愛でたい』
『生徒会は言わせたい』
『かぐや様は送らせたい』
『白銀御行は話したい』 - 第5話
『かぐや様はこなしたい』
『白銀御行は見せつけたい』
『かぐや様は差されたい』 - 第6話
『石上優は生き延びたい』
『藤原千花はテストしたい』
『かぐや様は気づかれたい』 - 第7話
『白銀御行は働きたい』
『かぐや様は入れたい』
『かぐや様は堪えたい』 - 第8話
『かぐや様は呼ばせたい』
『白銀御行は負けられない』
『そして石上優は目を閉じた』 - 第9話
『かぐや様は送りたい』
『藤原千花は見舞いたい』
『四宮かぐやについて (1)』 - 第10話
『かぐや様は許せない』
『かぐや様は許したい』
『白銀御行は出かけたい』 - 第11話
『早坂愛は浸かりたい』
『藤原千花は超食べたい』
『白銀御行は出会いたい』
『花火の音は聞こえない 前編』 - 第12話
『花火の音は聞こえない 後編』
『かぐや様は避けたくない』
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