アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」観てますか?
今回は特殊EDでボリュームたっぷりの4本立て。
かぐやのいびつに歪んだ真実の愛や、音痴な会長と藤原の感動の校歌……そして伊井野ミコとかぐやの正義と悪の戦いに注目です。
寝るな
白銀御行……生徒会の仕事をしなくてよくなった分、寝不足が解消された結果、すっかりキャラ変してましたね。
いつもの寝癖(?)はキレイに直され、目つきは和らぎ、人を威圧するオーラもない……。
そのあまりの変容っぷりに、藤原は泣いて逃げ出し、石上は呪いが解けたかどうかを疑う……逆に他の生徒からの反応はすこぶるいい……カラオケに誘われるくらいですからね。
寝不足が解消されただけで人間ここまで変わるのか?(ワンチャンある?)
すっかり勘違いして調子に乗った白銀は、いつにもなくかぐやにグイグイ迫るものの……かぐやの素で「近い」と拒絶されあえなく撃沈…。
すっかり白銀に冷めてしまったのか……と思いきや、実はかぐやはかぐやで白銀の変わりっぷりに混乱をきたしていたんですね……第2期のかぐや、故障率高いなぁ。
この故障を直すためには、白銀御行は寝ちゃだめなのだ。
だから、寝るな。
愛、歪んでいますか?
会長の目つきの変わりように、精神に変調をきたしたかぐやさん……今回はいつもとは逆に柏木渚に「真実の愛」について相談していましたね。
見た目が変わっただけで、ひどく動揺してしまったことで、自分の中の「愛」が真実なのかどうかについて相談したところ……「真実の愛」という恥ずか死ぬようなパワーワードに、柏木渚の脳内にひどいかゆみが襲いかかる。
かぐやほどピュアな恋愛観を持たない柏木……狼狽しまくって見てて楽しい。
恋愛話に対して異常な嗅覚を持つ藤原書記がすり寄って来た際には、かぐやの身代わりを引き受けるという心意気を見せるも……あまりにもドライすぎる藤原の「真実の愛」はかぐやにしっかりダメージ入ってた。
一方、お次の石上の独自解釈な「真実の愛」は、かぐやに一定の効果をもたらすも……柏木は生理的に受け付けられなかった模様……石上、ちょっとかわいそう。
そんな時、かぐやショックが抜けきらない会長がゾンビのごとく現れるのですが……その時のかぐや様の反応が危険で危ない。
会長を保健室まで連れて行くのですが……ベッドで眠る会長を見る目がイッてる……世界の果までイッている……。
そんなかぐやの歪みっぷりに、そっと見守る早坂もマジで恐怖に怯えてた…。
とりあえず、かぐやの愛の歪みっぷりは間違いなく真実だと思った。
音痴から生まれた感動巨編
白銀御行と藤原千花……音痴な男、絶対音感の女が思わぬ感動巨編を生み出していましたね。
校歌斉唱のおり、指揮者の藤原は白銀の口パクを発見……その後追求するのですが……白銀いわく「ちょっと音痴」なので周りに迷惑をかけてしまうとのことだった。
別件ではあるものの……藤原は過去、白銀の「運チ」で地獄を見せられており、今回もその二の舞を恐れて最初は躊躇するのですが……自身が音楽が得意ということと、「ちょっと」という自己申告を信じた結果、再び特訓に付き合うことに。
そして実際に白銀の歌声を確認したところ……「ちょっと」どころじゃなかった。
「ちょっと」の基準が違う会長に録音した歌声を聞かせたところ……その生ゴミのような歌声に心底驚愕……白銀の「ちょっと」は本当に当てにならない。
絶対音感の藤原が一音一音丁寧に指導するも……次はふつうに「ジャイアン」に……千花的にはこっちのほうがダメらしい……ジャイアンに謝れ。
白銀はその音痴っぷりから、小学校から今にいたるまで、まわりから半ば強制されるように「口パク」を続けてきたわけですが……本人としては決して歌いたくないわけじゃない。
そんな事情を知ってから藤原は本気で特訓に付き合うことを決意するも……なぜか謎のママ目線……これはちょっと複雑ですよね……。
その後、猛特訓を重ねていざ校歌斉唱の場面になるのですが……たどたどしいながらも白銀がちゃんと歌ってる!
ママ目線で特訓に付き合ってきた藤原さん……そんな白銀の頑張りに涙をこらえきれず、ついには全校生徒の前で号泣してしまった……。
でもこのシーン……なんか妙に感動するんですよね……思わずもらい泣きしてしまいましたよ。
藤原書記にしてはめずらしく感動的なシーンだったな……その後、かぐやが巻き添えくらって藤原書記の胸で圧死してたけど。
まさか音痴からこんな感動巨編が生まれるとは……ほんと油断ならねえな。
ゆるがぬ正義とちょろい悪
生徒会会長の座をめぐって、かぐやと伊井野ミコがバチバチやりあっていましたね。
本人だけでなく両親もまた絶対正義な生き方をしてきた伊井野に対し、様々な悪と対峙してきたという海千山千なかぐや様。
伊井野は過去の学校でも生徒会へと立候補し続けてきたものの……一度も会長に当選したことがない。
その点を突いてかぐやは言葉巧みにバーターへと持ち込もうとするも、動揺しながらも真っ直ぐな心根を持つ伊井野はなかなか折れない。
逆にそんな手練手管で取り込もうとするかぐやに対し激しい敵愾心を燃やすのですが……この時の伊井野の言葉がクリティカル……かぐやにメチャクチャ効いちゃった。
売り言葉で言ったはずの「二人はお似合い」「結婚すればいいのに」といったワードの数々……その言葉を聞くたびにかぐやはひどく動揺し、どんどんどんどん壊れてく。
しまいには伊井野に生徒会入りを提案されて乗り気になってしまうなど、完全に脳内お花畑状態になっていた。
けれども「藤原副会長」や「恋愛禁止」といった解せぬワードが飛び出し、なんとか正気に戻った…ギリギリセーフ…いやアウト?
こんな状態で本当に生徒会選挙大丈夫なのか?
かぐやのちょろすぎる悪党っぷりに不安しか感じない……。
まとめ
アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」第5話「白銀御行はモテたい/柏木渚は慰めたい/白銀御行は歌いたい/かぐや様は蹴落としたい」を視聴した感想について書きました。
今回はかぐや様がちょっと歪んだ「真実の愛」を見せてくれたり、白銀会長が感動的な歌声を披露してくれたり、藤原ママが感動のあまり泣き崩れるなど、毎度のことながら見どころが多いお話だったように思います。
また、肝心の生徒会選挙に関しては、悪党かぐやが絶対正義な伊井野ミコを蹴落とすどころか逆に取り込まれそうになるなど、なんかチョロかったですね。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」第5話の感想でした!
- 第1話
『早坂愛は防ぎたい』
『生徒会は神ってない』
『かぐや様は結婚したい』
『かぐや様は祝いたい』 - 第2話
『かぐや様は聞き出したい』
『かぐや様は贈りたい』
『藤原千花は確かめたい』 - 第3話
『白銀御行は見上げたい』
『第67期生徒会』
『かぐや様は呼びたくない』 - 第4話
『早坂愛はオトしたい』
『かぐや様は告ら"れ"たい』
『伊井野ミコは正したい』 - 第5話
『白銀御行はモテたい』
『柏木渚は慰めたい』
『白銀御行は歌いたい』
『かぐや様は蹴落としたい』 - 第6話
『伊井野ミコを笑わせない』
『伊井野ミコを笑わせたい』
『かぐや様は呼ばれない』 - 第7話
『かぐや様は脱がせたい』
『かぐや様は出させたい』
『白銀御行は読ませたい』
『かぐや様♡アクアリウム』 - 第8話
『伊井野ミコは抑えたい』
『かぐや様は怯えない』
『かぐや様は診られたい』 - 第9話
『そして石上優は目を閉じた(2)』
『かぐや様は触りたい』
『かぐや様は断らない』 - 第10話
『白銀圭は話せない』
『白銀御行は踊りたい』
『大仏こばちは取り締まりたい』
『白銀父は聞き出したい』 - 第11話
『そして石上優は目を閉じた(3)』
『白銀御行と石上優』
『大友京子は気づかない』 - 第12話
『生徒会は撮られたい』
『生徒会は撮らせたい』
『藤原千花は膨らませたい』
- 第1話
『映画に誘わせたい』
『かぐや様は止められたい』
『かぐや様はいただきたい』 - 第2話
『かぐや様は交換したい』
『藤原ちゃんは出かけたい』
『白銀御行は隠したい』 - 第3話
『白銀御行はまだしてない』
『かぐや様は当てられたい』
『かぐや様は歩きたい』 - 第4話
『かぐや様は愛でたい』
『生徒会は言わせたい』
『かぐや様は送らせたい』
『白銀御行は話したい』 - 第5話
『かぐや様はこなしたい』
『白銀御行は見せつけたい』
『かぐや様は差されたい』 - 第6話
『石上優は生き延びたい』
『藤原千花はテストしたい』
『かぐや様は気づかれたい』 - 第7話
『白銀御行は働きたい』
『かぐや様は入れたい』
『かぐや様は堪えたい』 - 第8話
『かぐや様は呼ばせたい』
『白銀御行は負けられない』
『そして石上優は目を閉じた』 - 第9話
『かぐや様は送りたい』
『藤原千花は見舞いたい』
『四宮かぐやについて (1)』 - 第10話
『かぐや様は許せない』
『かぐや様は許したい』
『白銀御行は出かけたい』 - 第11話
『早坂愛は浸かりたい』
『藤原千花は超食べたい』
『白銀御行は出会いたい』
『花火の音は聞こえない 前編』 - 第12話
『花火の音は聞こえない 後編』
『かぐや様は避けたくない』
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