「アルテ」(最終回)12話感想!人を勇気づける絵を描きたい

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アニメ「アルテ」観てますか?

 

アルテ 1巻 (ゼノンコミックス)

 

今回の第12話で「アルテ」1期も最終回。

 

アルテのヴェネツィアでの気づきと決断……そしてフィレンツェで見せるアルテの成長の成果に注目です。

 

 

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誠意あふれるマテイの謝罪

 

 

ヴェネツィアで出会った徒弟職人マテイ……わざわざ謝罪するためにアルテを訪ねていましたね。

 

教養があり、貴族で女性のアルテのことをマテイは羨んでいたわけですが……カタリーナに怒られたことにより、それがとんでもなく失礼であることに思い至ったんですね。

 

まるでアルテ自身には何も実力がないような言いようですからね。

 

とはいえマテイが少なからず嫉妬を抱いていたのも事実。

 

そんな己の心の内まで赤裸々に語り、自分の非を認めて潔く謝る姿は、マテイ生来の誠実さがにじみ出ているようだった。

 

アルテも最初は気にしてないと言っていたものの……誠実なマテイの告白を聞いてからは、今まで口にしなかった男性に対する嫉妬の気持ちを語るなど、とても心地よい時間が流れていましたね。

 

また、アルテが描いた肖像画を見たときのマテイの反応も興味深く……アルテの画家としての実力にも正直に嫉妬しちゃってた……ホント正直だなこの人。

 

最終的にはアルテの生まれや性別、そして実力……それらすべてをひっくるめてアルテの力という結論に達していた……これもう悟り開いてるわ……。

 

誠意あるマテイの謝罪から、まさかこんな結論に行き着くなんて……マテイにはぜひともまたの登場を期待したいところですね。

 

 

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メル友になろう

 

 

予定の半年も少し過ぎ、すべての肖像画を描き終えたアルテは、マテイとの会話で大きな気付きを得た……結果、フィレンツェに帰る決断をするんですね。

 

ユーリからのオファーは画家見習いとしては超破格ではあったものの……今のアルテには明確な道が見えている……。

 

フィレンツェに戻って自らの力でユーリ以上の客を得る……そんな大言壮語を吐かれては、さすがのユーリも役者不足……でもユーリもカタリーナもそんなアルテが好きなんですよね。

 

そしてカタリーナはというと……アルテがフィレンツェに帰ることをとても寂しく思っており、別れの言葉も大嫌い。

 

同じくアルテも別れの言葉は大嫌い……ということで、アルテはカタリーナとお友達になることを提案するんですね。

 

たくさん手紙書くから、たくさん返事送ってね……これが古のメル友というヤツなのか…?

 

しんみりとした別れはこの二人には似合わない。

 

アルテはフィレンツェに帰るけれど……カタリーナにはアルテが描いた宝がある。

 

きっとこの二人なら長きに渡りいい友達でいられることでしょう。

 

 

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レオの天井画をコンティニューするアルテさん

 

 

予定の半年を越え、よやくフィレンツェに戻ったアルテ……残念ながらレオと感動的な再会とはいかなかった。

 

戻った家にはレオはおらず……着替えを取りに来たダーチャによると、熱が下がらず意識を失っているとのこと。

 

これは怖い……怖いで~…。

 

慌ててウベルティーノの屋敷に駆けつけたところ……ウベルティーノは案外落ち着いていた……むしろ描きかけの天井画のほうを心配するなど、腐れ縁ならではのちょっぴりしょっぱい対応だった。

 

でもだからこそ安心できるものがある……これが深刻な病気だったら、さすがのウベルティーノも絶対落ち着いていられないはず。

 

熱レオはひとまず置いといて……描きかけの天井画を見たアルテはあっという間にレオの下絵に魅了され……同じ工房の一員として後を引き継ぐことを申し出る。

 

おお~戻ってそうそうさっそく腕試しタイム来た。

 

寝食を忘れ、ぶっ倒れるまで描き続ける……アルテ得意のド根性画法ですね。

 

とはいえ、今のアルテの力量では復活祭までに間に合わない。

 

そんな絶妙なタイミングでアンジェロが手伝いに現れ……かつてフレスコ画で対立した徒弟仲間も集まってくる……アルテの人望まじ卍……こればかりは師匠のレオでも真似できない。

 

もうフィレンツェ界隈ではアルテを手伝うことがほぼ常識になりつつあるな……。

 

 

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人を勇気づける絵を描きたい

 

 

レオの代わりに引き継いだ天井画は……復帰したレオに早速ダメ出し食らってた。

 

さすが師匠……朝昼夜の日の光加減まで計算して描いてたのか……。

 

結局、手直しについてはレオ本人が行うことになったものの……ヴェネツィアで身につけたアルテのファッションセンスについては、レオも「悪くない」と認めてた……これは嬉しい、超嬉しい(私が)

 

日の光加減ではダメ出し出たけど……実はそれ以外の部分についてはアルテが結構自由にアレンジしまくっていたんですね。

 

あの厳格な母が見に来た際には、その素晴らしい出来栄えに素直に感嘆していたのですが……実はあの天井画にはアルテがこれまでに出会った大切な人々が描かれていたんですね。

 

なるほど、これがアルテなりの人に勇気を与える絵なのか……。

 

自分が本当に目指すべき道を見出したアルテ……彼女のフィレンツェでの活躍、続きはぜひとも第2期で描いて欲しいところです。

 

 

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まとめ

 

アニメ「アルテ」第12話(最終回)「弟子」を視聴した感想について描きました。

 

今回でアニメ第1期は最終回となったわけですが……1クール通じて見たところ…とてもキレイに収まったな、と印象が強いですね。

 

1クール通じて成長してきたアルテが、今回の第12話で集大成的な成果を見せる。

 

それは画家としての実力だけでなく、関わった人達すべてを含んだ大きな成果……アルテが残してきた足跡を改めて実感させられましたね。

 

ぜひとも第2期も制作して欲しい……期待してますよ?

 

以上、アニメ「アルテ」第12話(最終回)の感想でした!

 

アニメ『アルテ』感想一覧 2020年4月~6月

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